市長からの返事(令和4年度)

更新日:2023年03月30日

兄弟の体調不良に伴う自宅待機について

風邪症状のない兄弟は登校可としてほしい

市長からの返事

令和4年12月15日付け「新型コロナウイルス感染症拡大防止に係る各ご家庭へのお願い」にてお知らせしたとおり、本市のコロナ禍における基本的な学校運営の方針は、「感染防止対策を徹底するとともに、感染リスクの高い場面を減らす工夫をする」こととしております。

市内各校においては、市のガイドラインに則り以下共通対応をとっております。

  1. 児童生徒の発熱・体温が37.0℃未満であっても倦怠感、喉の違和感等の風邪症状があるなど、普段と体調が少しでも異なる場合は登校させない。(出席停止扱いとします)
  2. 家庭内に体調不良の方がいる場合についても原則児童生徒を登校させない。(出席停止扱いとします)※登校の可否の判断は、医療機関等の指示による。また、その期間は、当該家族の症状が改善するまで。

教育委員会といたしましては、国や県からの通知や県内外の感染状況等を考慮して今後も適宜ガイドラインの見直し、感染防止対策の徹底を行い、児童生徒にとって掛け替えのない学びをできるだけ止めないよう、迅速かつ柔軟に対応してまいります。引き続き、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

埼玉中部環境保全組合の正副管理者が決定した「新ごみ処理施設の建設予定地」に対して

新たなごみ処理施設建設建設検討委員会の検討は不十分。この委員会の答申に基づいた正副管理者による建設予定地「郷地安養寺」には到底賛成できない。

市長からの返事

埼玉中部環境保全組合の諮問機関である「埼玉中部環境保全組合新たなごみ処理施設等建設検討委員会」の答申につきましては、令和5年2月14日に招集された令和5年第1回埼玉中部環境保全組合議会定例会後の議会全員協議会において、検討委員会での調査研究及び検討の経過並びに答申の内容が報告され、これに続いて開催された埼玉中部環境保全組合正副管理者会議においても、「埼玉中部環境保全組合は、検討委員会の答申を尊重し、『鴻巣市、北本市、吉見町 新たなごみ処理施設の整備促進に関する基本合意書』に示された鴻巣市郷地安養寺地内を建設予定地として、新たなごみ処理施設等の建設に係る事務を進める」ことを決定しており、本市もこれを尊重してまいります。

デーノタメ遺跡と都市計画道路について

デーノタメ遺跡を残し、都市計画道路西仲通り線を迂回させずに直線化するために、遺跡をまたぐ斜張橋を架けて問題を解決することはできないか。

市長からの返事

デーノタメ遺跡を縦貫する西仲通り線を斜張橋にするご提案につきまして、この方法は遺跡を傷つけることなく道路の敷設が可能であると思われますが、施工には多大な費用が掛かることが確実です。このことは、遺跡の保全をすることで事業を縮小し、費用の圧縮を図る久保特定土地区画整理事業の計画変更にも影響を与えることになります。

また、デーノタメ遺跡にとっては、遺跡の特徴の一つで、極めて重要であると評価されている雑木林の景観やそこに住む希少生物などへの影響も間違いなく大きくなり、景観保護が図られないことで、デーノタメ遺跡の価値が大きく損なわれることになります。

このようなことから、斜張橋による道路建設は、現実的には実施が困難であり、昨秋広報等でお知らせさせていただきました、都市計画道路の迂回案が最も有効な解決策であると考えております。

NPO法人北本雑木林の会の活動について

高崎線そばの北本中央緑地において、焚火禁止の立て看板を建てているのにも関わらず自ら焚火を行っている。焚火の実施を即座に中止した方が良いものと考える。また、雑木林の伐採によりたくさんの木が枯れている。そのため虫や鳥の数が激減している。

市長からの返事

北本中央緑地は、市の中央部を南北に走るJR高崎線の両側を身近に親しめる緑地帯として保全整備を進めています。また、JR高崎線沿線では、唯一の雑木林となります。NPO法人北本雑木林の会は、北本中央緑地・下原緑地公園の指定管理者となっており施設の管理や樹木等植物の育成管理を行っています。

北本市の都市公園は、北本市都市公園条例で火気を使用する行為の制限がかかっていますが、あらかじめ行為許可申請を提出し、火気を使用する許可を受ければ火気を使用することは、可能になります。直接地面での焚火をしないことや消火器の用意、バケツに水を入れたものを用意するなどの措置が必要となり、個別に審査・許可を受けることになります。また、消防署の許可も必要となります。

NPO法人北本雑木林の会は、指定管理者として北本中央緑地の活性化、利用者サービスの向上を目的に自主事業の一環で、地域の皆様や中学生ボランティアらとともに豚汁や焼き芋の調理などのために焚火を行っております。火気の使用に際しては事前に消防署の許可を受け、消火器等を用意し、かまどの使用により炎の拡散を防ぐなど、細心の注意のもと実施しております。

雑木林の伐採につきましては、老木を伐採することにより若い木々を育てる萌芽更新の取り組みを現在進めているところです。若い落葉樹を中心とした本来の武蔵野の雑木林の姿を取り戻すため、段階的に伐採や植樹を行っております。萌芽更新に取り組んだエリアでは希少植物であるキンランの増加などの効果も確認されております。

今後とも、本市の雑木林を守り、育てる取り組みにつきまして、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

障がい児保育の要望について

障がい児加配の在り方、受入れ時間、保育所の対応等について、見直しの検討を要望したい。

市長からの返事

加配の制度につきましては、障がい児に常に加配の保育士を配置しなければならないということはなく、児童の成長の様子や支援の必要に応じて、検討保育を行い、加配の要否、程度の見直しを行っております。
このような加配の担当を行う保育士は、対応する保育士が入れ替わりにならないように基本的に一人の職員で対応しているため、時間外の対応が困難な状況になっております。これは、加配の必要な児童に対する対応として、必要な対応であると市では考えております。
事故が起こる時は、一瞬であることを考慮すると日中の保育時間と異なり、児童も慣れない状況にある朝、夕の時間帯は、特に注意の必要な時間帯になることから、御理解、御協力をお願いいたします。

時間外保育の対応を行う保育士の確保については、時期を問わず、様々な方法で保育士の募集を行っておりますが、なかなか集まらず、正規職員の退職者補充も困難な状況になっており、これは公立、民間を問わず、同様であり、市として、人員の確保の対策ができないか検討しております。

時間になるまで児童が入室もできないで、外での待機となっているという事ですが、該当する施設に確認をいたしましたが、児童に関しては、入室いただき、保護者の方に預かり時間まで、施設にとどまっていただくようお願いしたとのことでした。

法律相談の時間延長等、新たなごみ処理施設の建設予定地の説明会の開催要請について

1.相談時間を60分にすること。もしくは、未解決の場合、再度相談日を設定できるようにすること。

2.新たなごみ処理施設の建設予定地の説明会の開催を要請する。

市長からの返事

1. について

市では、市民生活において複雑多様化する様々な問題に対し、専門家の立場から助言を行い解決の一助とするため、無料の法律相談を実施しております。

この法律相談は、「いきなり法律事務所で相談するのは敷居が高い」という相談者が、相談内容にもよりますが、一般的な対処方法や法的手段の手続きの仕方、専門家に依頼したほうがよい問題かどうかなど、今後どうしたらよいかを専門家からアドバイスをもらう機会として意義のあるものと考えております。

従いまして、問題の解決を図る法律事務所での法律相談とは、その目的、内容が自ずと異なるものです。

無料の法律相談は、近隣市でも実施しておりますが、相談時間はいずれも30分までとなっており、本市同様、問題がその場で解決できるというものではございません。また、相談時間につきましては、埼玉弁護士会、埼玉司法書士会鴻巣支部との覚書により決定させていただいております。

無料の法律相談につきましては、より多くの皆様に御利用いただくことを念頭に置き、様々な問題に対し解決の糸口、道筋や方向性をお示しする機会として、相談時間を30分に限定し実施しておりますので、御理解いただきますようお願いいたします。

2.について

新たなごみ処理施設の整備に関しましては、令和3年10月号広報への折り込み、11月号への広報掲載により、市民のみなさまに周知しております。なお、市民の代表である北本市議会全員協議会(令和3年9月15日開催)において、「新たなごみ処理施設の整備促進に関する基本合意書」締結について、説明しております。また、令和4年第4回北本市議会定例会第11日、令和4年12月9日、桜井卓議員一般質問、件名1「新たなごみ処理施設の整備促進に関する基本合意書の建設予定地について」答弁しております。

埼玉中部環境保全組合においては、管理者から「新たなごみ処理施設等建設検討委員会」へ令和4年8月25日、「基本合意書(令和3年9月16日締結)を受け、建設予定地を決定することについて」が諮問され、令和5年1月19日付、「鴻巣市 北本市 吉見町 新たなごみ処理施設の整備促進に関する基本合意書(令和3年9月16日締結)を踏まえて調査研究及び検討した結果、建設予定地を鴻巣市郷地安養寺地内に決定することが妥当である。」と答申されております。

このようなことから、新たなごみ処理施設の建設予定地の説明会については、開催する状況ではないと考えております。

コロナ療養時のひとり親の処遇について

1.コロナ感染の際、隔離のための療養施設の利用を希望したかったが、ひとり親で子どもの世話があるため利用の希望ができなかった。ひとり親でも、平等にサービスを受けられるようにしてほしい。
2.市ホームページの市長への手紙・提言フォームの提言等の内容の入力枠が狭くて入力しにくい。

市長からの返事

1. について

新型コロナウイルス感染症の陽性と診断された方につきましては、届出対象であるかないかで手続きが変わりますが、宿泊療養をご希望される方につきましては埼玉県において申し込みを受け付けております。

つきましては、自宅療養者向けに設置されている相談窓口は下のとおりとなりますので、ご相談いただければと存じます。

埼玉県新型コロナウイルス感染症県民サポートセンター

0570-783-770

(受付時間24時間、土日・祝日も実施)

また、当該窓口では新型コロナウイルス感染症の症状や療養に関するご心配、ご家庭の特別な事情等についてもご相談をお受けしております。そのうえで、より適切な関係機関へご案内される場合もあるかと思われますが、お困りの際は、まず上記窓口をご利用ください。

2. について

この度は、市ホームページの「市長への提言・提言フォーム」内の「提言等の内容」入力枠が狭いことで御不便をおかけし、大変申し訳ございませんでした。この度、当該フォームの入力枠を広げる設定に変更いたしました。御指摘いただき、ありがとうございます。

今後もより使いやすいホームページを目指して運用してまいりますので、御理解・御協力の程よろしくお願いいたします。

市道100号線外2路線舗装改修工事およびに市への意見の送信方法について

1.切削後の擦り付けや清掃が不十分。転倒や怪我につながる危険な状況である。
2.工事のチラシはきちんと配布しているのか。ポストには投函されていなかった。
3.作業車が一時停止している際にカラーコーンで囲われてもおらず、通行の妨げになっている。
4.作業機械が自走していたが道路使用許可しているのか。
5.市への意見はホームページのどこから送信することができるのか。

市長からの返事

本工事にて、ご迷惑をおかけし大変申し訳ございません。
以下のとおり回答いたします。

1. について

施工業者へ事情を確認したところ、擦り付けについては砂を使用しており、ご指摘の通り、転倒の原因となり得ることや、定着しないといった問題が考えられますので、切削後の擦り付けに関しては、常温合材を使用するよう施工業者へ安全管理の徹底を指示いたしました。

また、端部の擦り付けに関しましては、段差の注意喚起看板のほか、カラーコーンによる保安にて対応させていただいております。

なお、切削後の路面状態につきましては、廃材が点在しているような状況は見受けられませんでした。しかしながら、一部既存の舗装厚が薄く路盤がむき出しになった箇所があり、アスファルト乳剤を散布し対応したところです。

2.について

工事のお知らせ文につきましては、地区回覧にて周知のほか、施工箇所に面した建物のみ直接配布としました。交通規制に伴う影響のある世帯について、周知が不十分であり申し訳ございませんでした。

3.について

ご指摘の通り、作業車を待機させる場合にはカラーコーンで囲い、関係車両であることを示すよう、施工業者へ指示いたしました。

4.について

ご指摘のありました区間については道路使用許可範囲外であり、施工業者へ確認したところ、自走したとのことでした。そのため、許可範囲外における作業機械の運搬にあたっては、距離の長短に関わらず、回送車による運搬を徹底するよう厳重注意いたしました。

今後、今回のような事が無いよう、道路工事の安全対策や周知等を徹底し、適正な工事の施工管理をしてまいります。

5.について

市政へのご意見・ご提案などは市ホームページの「市長への手紙・提言」専用フォームから、事業へのお問い合わせなどは市ホームページ内各ページ下部の「この記事に関するお問い合わせ先」フォームから送信いただけます。

「市長への手紙・提言」とは、市政に対するご意見・ご提案などを定められた様式により郵送・ファクス・直接提出または市ホームページの専用フォームから送信いただくものです。

「この記事に関するお問い合わせ先」は、市ホームページ内の各ページ下部に設定しており、所管部署の電話番号・ファクス番号を記載するほか、お問い合わせ内容を送信できるフォームを設定しております。

ご意見やお問い合わせがございましたらぜひご利用ください。今後とも市政へのご理解、ご協力の程よろしくお願い申し上げます。

公共施設の利用について

以前は、中央公民館において宗教団体及び営利目的に対する貸出しは不可と認識していましたが、現在は貸出しされているようです。そうであれば、特定の団体にのみ貸出すのではなく、どの団体に対しても貸出ししていただきたい。

市長からの返事

文化センター(中央公民館)をはじめとした公民館等施設においては、営利活動等への貸出しについて制限を設けておりましたが、公民館が営利事業に関わること及び公民館を政党又は政治家に利用させることを全面的に禁止するものではない旨の国の通知等を受け、貸出しについて見直しを行っております。
同様に宗教団体への貸出しについても、予約手続き時に利用目的をお伺いし、特定の宗教の布教・宣伝を目的とした活動でないことが確認できれば、団体の如何を問わず貸出しを行っております。
今後についても、市政運営への御理解、御協力をよろしくお願いいたします。

図書館の照度改善について

中央図書館の照度が低く本が読みづらいため、本を楽しめるよう明るさを確保していただきたい。

市長からの返事

日頃より、本市の中央図書館をご利用いただきありがとうございます。

中央図書館の照明については、蛍光灯からLEDへの交換を終えており、利用時間中はすべての照明を点灯させ、節電のために照度を下げる等の措置は行っておりません。しかしながら、経年劣化等の影響で照度の低下が見られる状況であることから、機器の交換等を順次実施し環境改善に努めてまいりますので、御理解をお願いいたします。

今後についても、市政運営への御理解、御協力をよろしくお願いいたします。

北本駅伝のサポートへの謝礼の件

各団体にサポート人員を依頼されているが無報酬で拘束時間は5時間程度あります。実業団などは2時間程度で1000円出るので、3000円程度謝礼を出すべきではないですか。交通指導員やスポーツ推進委員は約3000円出されています。関係団体は割り当てされ無報酬なので、皆さん嫌がっています。市として駅伝大会をするなら改善してください。

市長からの返事

きたもと駅伝競走大会につきましては、主催北本市スポーツ協会、共催北本市スポーツ少年団において、健康増進と体力向上、参加者相互の交流と親睦を目的として、主催・共催団体の会員のみなさまに御協力をいただいて開催しているところでございます。北本市と北本市教育委員会は後援となっております。

御意見いただきました謝礼の件につきましては、他の駅伝大会の状況もございますので、今後の検討課題であると考えております。今回の御意見について、主催の北本市スポーツ協会に申し伝えます。

今後とも、きたもと駅伝競走大会に御協力くださいますようよろしくお願いいたします。

中丸学童保育室の混雑状況への対応について

中丸学童に通っている子が入室できる民設民営の学童設立についてお手紙を送らせていただいた。
今後予定されている中丸小学校校舎の改修工事に合わせ、校舎内への学童保育室設置について教育委員会と協議していくとのことだが、改修工事の予定は具体的にいつなのか。
混雑状況への対応について、上辺だけではないしっかりとした回答をお願いしたい。

市長からの返事

御質問のありました中丸小学校の改修工事については、将来に予定はされておりますが、具体的な時期は現在のところ決まっておりません。
校舎内への学童保育室の設置について、引き続き関係機関と協議してまいりますが、早急な建設は難しい状況のため、学童保育室の混雑状況の緩和に向けて、民設民営の放課後児童クラブを開設すること等を優先してまいりたいと考えております。
民設放課後児童クラブの開設時期等については、今後検討してまいります。

駅東口のバス乗り場について

ワコーレバスの停留場所の変更位置について

市長からの返事

ワコーレバスを含めたその他バスの停留場所が11月21日(月曜日)から変更となった経緯といたしましては、東口駅前広場においては、交通安全上の課題がありました。バスタクシー事業者等と一般車両の利用エリアが近接していたことで、接触事故等が発生し、重大事故に発展しかねない交通安全上の課題があり、また鴻巣警察署から、高齢者事故多発地帯に認定されたことも考慮し、利用者の安全・安心を最優先に考え、このたび停留位置の見直しを行ったところです。

見直しに当たっては、警察と協議をし、その結果、一般車両の停車位置を中央部分に集約し、バスタクシー事業者と交錯することを最小限にすることといたしました。

また、各バス事業者の配置の見直しを行い、運行するバスの大きさや利用者数などを考慮した結果、現在の位置にワコーレバスを配置することといたしました。

なお、ワコーレバスが横断歩道を塞いだ状態で停車していたことにつきましては、事業者に対して、このようなことが無いよう申し入れをいたしました。

東口駅前広場を利用される皆様には、御不便をお掛けすることもございますが、今後も安心・安全な利用が継続できるよう努めてまいりますので、御理解、御協力いただきますようお願いいたします。

都市計画道路、久保特定土地区画整理事業、デーノタメ遺跡、新駅等について

【1】都市計画道路西仲通線について、上尾道路について

  1. 話が持ち上がった年、基本計画が出来上がった年はいつか。
  2. 工事予定計画の具体案はあったか。
  3. 総予算はどれくらいだったか。
  4. 上尾・桶川間の工事開始時期・終了時期はいつか。
  5. 桶川・北本間の工事開始時期・終了時期はいつか。
  6. 北本・鴻巣間の予定について具体的な答弁がない。何が原因か。
  7. 事業が遅れたことに伴い増大する経費はどこが負担するのか。

【2】久保特定土地区画整理事業について
当初基本計画の内容、遅れの原因、変更案の効果について

【3】デーノタメ遺跡及びオオタカ保存に関して
遺跡の発掘調査と報告書の作成はどの部署で発案・実行され、一般市民にどのような説明があったか。また平成20年の調査以降10年もたって、なぜ遺跡が話題となっているのか。

【4】新駅について
住民投票の結果を重んじる、情勢が変わったら考えるとのことだが、打開策を考えているか。議会だよりにある黒澤議員の一般質問に対する答弁は開き直った答弁ではないか。

【5】総括として

  1. デーノタメ遺跡及びオオタカ保存の為に西仲通線、久保特定土地区画整理事業が大幅に遅れているのが現状か?
  2. 西仲通線の計画変更は可能なのか?当初計画のずさんさを批判されるのではないか。
  3. 変更による地権者対策はどこまで進み、経費は嵩むのか。

 

市長からの返事

【1】への回答
都市計画道路 西仲通線について

  1. 都市計画道路西仲通線は、昭和44年に当時の建設省により都市計画決定されていますが、50年以上前のことであり、基本計画などについては文書の存在を確認できないため、承知していません。
  2. 前述した回答と同様に、承知していません。
  3. 昭和44年の都市計画決定関係図書において、用地費、物件移転補償費、道路築造費などの概算費用を合計約5億5,000万円と算出していました。
  4. 上尾市の都市計画道路上尾池袋線は、昭和37年に都市計画決定され、令和3年度に全線開通しました。
  5. 桶川市の都市計画道路西側大通り線は、昭和44年に都市計画決定され、令和元年度に全線開通しました。
  6. 西仲通線は、久保特定土地区画整理事業区域内が事業化されていますが、区画整理事業が抱える課題から、事業の進捗が遅れており、西仲通線の整備着手に至っていないのが現状です。区画整理事業の課題を解決し、事業の進捗を図るために、市は区画整理事業の見直し案を決定し、その実現に向けて取組んでいるところですが、県や議会などと調整中のため、現時点では具体的な予定を示すことができません。
  7. 都市計画道路の整備に係る経費としては、用地買収費、物件移転補償費、工事費などが見込まれており、その経費負担は国からの補助金と市費などによります。

都市計画道路は、位置、幅員などが決められたまちの骨格となる道路で、北本市には、市が事業主体となって整備すべき都市計画道路が7路線ありますが、財政的な制約もある中で、全ての路線をすぐに事業着手することはできない状況です。そのため、都市計画道路の整備については、地域の道路整備の状況や緊急性などを踏まえ、整備の優先度が高い路線から取り組んでおり、具体的な事業計画を定めているものはありません。西仲通線については、まずは事業化している区画整理事業区域内の早期完成を目指しています。

上尾道路について
事業主体は国であるため、市で把握している範囲で回答します。

  1. 上尾道路は、さいたま市西区宮前地先から鴻巣市箕田地先までの区間のバイパスで、昭和44年に当時の建設省により都市計画決定されています。事業主体は国であるため、市では基本計画などについては、承知していません。
  2. 上記の回答と同様に、事業主体は国であるため、基本計画時における工事予定や総予算などについて、市では承知していません。
  3. 同上
  4. さいたま市西区宮前町の新大宮バイパスから桶川市川田谷までの1期区間については、平成2年度に区間の大部分が事業化され、平成9年度に用地買収に着手し、平成28年に暫定2車線部分が一部ありますが、全線開通しました。
  5. 同上
  6. 事業を担当している大宮国道事務所からは、北本市内では、道路予定地を含む周辺地域の環境調査や排水流末の検討を行うための調査を行っており、具体的な開通、整備時期については現在未定であると伺っています。
  7. 国が事業主体であるため、事業経費は国が負担しており、市では詳細は承知していません。

【2】への回答
北本市の南部地域における区画整理の検討は昭和44年頃から始まり、久保特定土地区画整理事業は平成8年度から開始されています。事業開始当時の計画では、総事業費107.2億円(市負担額44.5億円)、事業期間は平成17年度までとなっていました。
久保特定土地区画整理事業は、これまでに大幅な遅れが生じておりますが、その主な要因としては、1.オオタカの保護、2.デーノタメ遺跡との共存、3.資金計画(国庫補助金の減少)の3つが挙げられます。
現在の計画のまま進めた場合の総事業費については、約142.9億円(市負担額80.4億円)と大幅に増額することが予想されており、事業の遅れとともに大きな課題となっています。
このため市では、これら課題の解決を目指し、区画整理事業計画の見直し案を作成しました。この案では、デーノタメ遺跡の国指定史跡化によって国費の新たな財源確保が可能となり、久保地域全体の整備を推進する最も有効な策であると考えています。具体的には、区画整理事業を現計画のまま進めた場合に対し、見直し案による市の負担額は3.5億円減少、区画整理の事業期間は6年短縮になると試算されています。

【3】への回答
埋蔵文化財包蔵地内において開発等を行う場合は、文化財保護法に基づき発掘調査を行うものと定められています。デーノタメ遺跡についても、久保特定土地区画整理事業の施行に伴い、久保特定土地区画整理事務所の依頼を受けて北本市教育委員会が発掘調査を実施しています。
また、調査の一連の作業として、調査成果をまとめた報告書を調査実施者である北本市教育委員会において刊行し、広報紙や市のホームページ等で広く周知するとともに、シンポジウムや各種講座の教材として利用しています。
なお、デーノタメ遺跡の発掘調査は、平成20年度に行った第4次調査以降実施していませんが、自然科学的な分析や遺跡の内容を確認するための学術調査、大学や研究機関などによる遺物の分析などは随時続けており、新たな成果を得るとともに、デーノタメ遺跡の価値も改めて見直されているところです。

【4】への回答
新駅設置の可能性については、駅の設置のみを考えるものではなく、南部地域のまちづくりに含まれるものと考えていますので、まずは、久保特定土地区画整理事業の早期完了に向けて取り組むことで、南部地域の活性化に努めていきます。
また、議会だよりに記載された答弁についてですが、黒澤議員からの質問事項に対して精一杯の答弁を心掛けたものの、質問が広範囲にわたっていたため、答弁漏れがあるかもしれないとの思いから答弁したものです。

【5】への回答

  1. 件名【1】【2】の回答の通り、西仲通線は久保特定土地区画整理事業区域内が事業化されていますが、土地区画整理事業は1.オオタカの保護、2.デーノタメ遺跡との共存、3.資金計画(国庫補助金の減少)が主な要因となり、大幅な遅れが生じています。
  2. 市では、長期化している久保特定土地区画整理事業について、事業期間の短縮、事業経費の縮減、デーノタメ遺跡の国指定史跡化を実現するための見直し案を決定しました。その見直し案の中で、西仲通線はデーノタメ遺跡の西側へ迂回させることとしています。
    西仲通線の変更にあたっては、まずは地権者をはじめとした市民の理解、県など関係機関との調整、議会の理解が必要だと考えており、現在、見直し案の実現に向けて取り組んでいるところです。
    なお、オオタカは区画整理事業開始後に営巣が確認されたもの、デーノタメ遺跡は事業開始以前から存在は確認していましたが、発掘調査の進捗に伴って文化財としての価値の高さが判明したものであり、都市計画決定時や区画整理事業計画認可時には想定できなかった状況です。
  3. 件名【2】の回答の通り、久保特定土地区画整理事業については事業計画の見直しを行っています。見直し案に関しては、これまでに4回の説明会を開催するなど、地権者の皆様にご理解をいただくよう努めているところです。
    見直し案により進めた場合、現計画のまま進めた場合と比較して市の負担額は、3.5億円減少し、区画整理事業の事業期間は6年短縮され、令和27年度に完了すると試算しています。
    先日行ったアンケート調査では、8割を超える地権者の皆様が事業計画の見直しが必要と感じていることを確認しました。今後も地権者の皆様の理解を深めつつ、事業の進捗に努めてまいります。

市職員について、指定管理者業務評価委員会について

1職員の懲戒処分について
 処分が甘すぎるのではないか。

2西側の都市公園指定管理について
 平成26年度から平成28年度に西側を担当していた北本・西武パートナーズが危険木等の伐採を怠ったので、矢口造園は超過負担を強いられた。経緯、責任と今後の対応、また、北本中央緑地・下原緑地公園の管理運営の基本的な考え、具体的なデータを明らかにしてください。

3公民館等の管理運営について
 現状の改善への取り組みが全く見受けられません。現場の声を聴く等して具体策に取り組むべきではないかと思います。

4体育センターアリーナについて
前管理者が⾏った不適切な⾏為のために、照度不⾜となり、市が多額の費⽤を負担して改修することが予定されていることについて、どのように取り組むのか。

5指定管理者業務評価委員会について
 指定管理者業務評価委員会の所掌事務等について、関係者に分かりやすく周知してほしい。

6市職員の業務改善、資質の向上について
 上司の方々に、市の将来を担っていける職員の育成に努めてもらいたい。

7指定管理者業務評価委員会の委員について
 委員の発言や会議への出席状況をどのように考えているか。

市長からの返事

1について
市では、懲戒処分が厳正に行われるよう、任命権者が職員を懲戒処分に付すべきと判断した事案について、処分量定を決定するにあたっての参考とすることを目的とした「北本市職員に係る懲戒処分等の指針」を定めております。この指針は、人事院が定めた「懲戒処分の指針」に準拠し、懲戒処分に該当する代表的な事例とそれぞれにおける標準的な処分量定を掲げたものです。
処分が甘すぎるとの御指摘ですが、懲戒処分にあたりましては、この指針に基づき、過去の処分例や他市町村の事例を参考として処分内容を決定しておりますので、御理解いただきますようお願いいたします。

2について
指定管理者の北本・西武パートナーズが管理していた3年間、北本・西武パートナーズに対して毎月、毎年のチェックを怠ったとありますが、そのようなことは無く、北本市指定管理者業務評価委員会での総合評価においても、管理運営は、適切だったとの評価を評価委員から受けております。
平成29年度に指定管理者が株式会社矢口造園に替わり、平成29年度から令和3年度の指定管理者の植栽管理費における予算と決算の比較では、3,619万円の増となっていますが、これは、株式会社矢口造園に確認したところ指定管理者において自主的に行ったものであるとのことでした。また、この植栽管理費は東西にある公園トータルの植栽管理費となります。
また、指定管理料は決まっており、その指定管理料から運営するものになるので市から無理な指示はできません。さらに、合理的な理由のある10万円以上の工事については、公園管理業務仕様書のとおり北本市の費用と責任において実施することになっています。
北本中央緑地・下原緑地公園の管理運営の基本的な考え、具体的なデータに関しては、行政文書公開請求書と同じ内容になりますが北本都市計画緑地の決定事項のとおり「ふるさと北本」を象徴する緑として保全すると共に、市民に親しまれる緑地の活用、遮音効果等を通して秩序ある住環境の形成を図ることを目的に設置、運営しています。

3について
公民館等の管理運営については、常に指定管理者と情報交換を行っているほか、今後の貸館業務の在り方について、他自治体の状況等を調査・検討しております。
具体的な改善への取組例としては、指定管理者業務評価委員会において既に報告させていただきましたが、中央教育審議会答申の中で、「特に公民館になじみが薄いとされる若年層をいかに引き付けていくかも重要である。」との指摘があることから、文化センターが自ら持つSNSアカウントを有効活用することを指示し、児童館等他施設との連携が取れるよう、各指定管理者と調整を図りました。また、総務省の進める「利用者向けデジタル活用支援推進事業」について、公民館等での実施を指定管理者に提案し、「高齢者のためのスマホ教室」を令和3年度に2回、令和4年度に6回開催しております。
さらに、市民団体が主催する社会教育を目的とした音楽コンサートについて、入場料を取る形で、令和4年10月9日にコミュニティセンターを会場に開催しております。
今後についても、市民のための公民館等として、役割を果たしていけるよう、適切な運営に努めてまいります。

4について
体育センターアリーナの照明につきましては、平成24~26年度に当時の指定管理者より、省エネ化と器具の老朽化のため、既存の1,000ルクスから750ルクスの器具に交換する提案があり、照明器具が新製品になることも踏まえて提案に応じた経緯があります。しかし、器具交換後は想定通りの照度とならず、床面での計測で700ルクス程度となっております。
JISスポーツ照明基準によると、屋内運動場の推奨照度は、
【1】750ルクス 観客のいる国際大会、国内、地域全体または特定地域における最高水準の運動競技会
【2】500ルクス 観客のいる地域全体または特定地域における一般的な運動競技会
【3】300ルクス 観客のいない特定地域の運動競技会。学校体育又はレクリエーション活動
となっており、【2】と【3】の基準は満たしているため、通常利用については、支障のないものとなります。 
また、今後の照明改修計画につきましては、「水銀に関する水俣条約(国際条約)」により、2020年以降の水銀灯の製造・輸出・輸入が原則禁止になったことにより、現在の器具が使用できなくなっていくことや、電力コスト削減のため、LED器具に交換を検討しているものです。

5について
指定管理者業務評価委員会の所掌事務については、北本市指定管理者業務評価委員会設置要綱第2条第1項で「指定管理者が行う施設の管理運営業務に係る評価及び助言に関すること。」と定めております。
そして、評価については、指定管理者が行う直接的な業務が主なものと考えますが、その業務の遂行に当たり所管課が作成した仕様書の不備などについては評価に影響を与えるものであると考えます。
指定管理者業務評価委員会設置要綱については、解釈する者によって見解の相違が生じないよう周知に努めてまいります。

6について
日頃から職員に対しては、市民のために使命感を持ち、自ら考え進んで行動する職員を目指すよう、また、前例にとらわれることなく常に業務改善に取り組むよう指導を行っております。
今回の貴重な御意見、御指摘を受け、改めて各職場での指導や職員研修を通じて指導を行うとともに、所属長等に対しましては、部下の資質向上及び業務改善意識の醸成を図るよう指導してまいります。


7について
指定管理者業務評価委員会の委員につきましては、北本市指定管理者業務評価委員会設置要綱第2条第2項において、「委員は、知識経験者のうちから市長が委嘱する。」と定めております。
委員の皆様には、お忙しい中、会議への出席に御配慮いただくとともに、その知識や経験に基づき指定管理者が行う施設の管理運営業務について多様な御意見等をいただいていると考えております。
なお、今回の頂戴した御意見については、次回の委嘱にあたっての参考とさせていただきます。

新型コロナワクチンの日曜接種を希望

新型コロナウイルスワクチン接種を夜間・日曜日にも実施してほしい。

市長からの返事

市民の利便性を向上させることは、接種促進にも繋がる重要な観点であると考えます。
本市では、地元医療機関に御協力をいただき、新型コロナワクチン接種を実施しています。現状の接種体制は、医療機関と十分に協議した上での体制となっておりますので、何とぞ御理解を賜りますようお願い申し上げます。
また、日曜・夜間での接種を希望される方は、埼玉県が設置する県内4か所のワクチン接種センターでも接種可能ですので、併せて御検討いただければ幸いです。
本市としましても、市民の皆様に安全かつ迅速にワクチン接種を受けていただけるよう引き続き努めてまいります。

北本圏央道上部公園の健康遊具について

異なる健康遊具の増設をしてほしい

市長からの返事

北本圏央道上部公園は、圏央道のJR高崎線トンネルの上部にあることから、高木植栽ができないことや球技施設が交通の安全面から整備できないこと等の制限がある中で、公園の施設について周辺自治会の要望によりウォーキングコースや健康遊具、広場等を整備し市民の憩いの場として平成30年3月30日に供用された公園になります。
現状の健康遊具につきましては、「背のばし遊具」と「ぶらさがり遊具」の2種類が設置されており、昨今の健康志向の高まりとともに、多いに利用されております。
健康遊具につきましては、北本圏央道上部公園の他、東間6丁目わくわく公園、北本総合公園等に設置されており、北本総合公園には、11種類の健康遊具がございます。現在、健康遊具も多くの種類がありますので、市内の他の公園遊具改修と調整を図りながら新しい健康遊具の増設を検討してまいります。
 

新ゴミ処理施設整備の建設予定地について

検討委員会内で事務局から安養寺以外の候補地を検討することは考えていないとの回答があったが、埼玉中部環境保全組合では建設予定地を「郷地安養寺」と決定したのか。
今までの経緯等の説明と、市民の意見を聴く説明会の開催を求めます。

市長からの返事

2市1町で合意された建設予定地である「郷地安養寺」について、埼玉中部環境保全組合としての建設予定地を決定するため、令和4年第1回埼玉中部環境保全組合議会臨時会において、「埼玉中部環境保全組合新たなごみ処理施設等建設検討委員会条例」が可決され、現在、検討委員会に基本合意書を受け、建設予定地を決定することについて諮問しており、これまでに2回の会議が開催されておりますが、現在、審議中であり、答申まで至っておりません。
なお、新たなごみ処理施設の整備促進に関する基本合意については、令和3年9月15日に開催された、市議会全員協議会において説明しております。
市民説明会については、現在、埼玉中部環境保全組合において、新たな検討が進められておりますので市として開催する予定はありません。
 

給付金について

9月に国で可決された非課税世帯5万円給付金について、北本市はホームページ上などでの案内も遅いし行動実行も遅いと思う。市によって偏りがあるのはおかしいのではないか。

市長からの返事

御質問の非課税世帯等への新たな給付金につきまして、国は「電力・ガス・食料品等価格高騰緊緊急支援給付金」を新たに創出し、全国の 自治体がその支給事務を担うこととしています。具体的には、電力・ガス・食料品等の価格高騰による負担増を踏まえ、特に家計への影響が大きい低所得世帯(住民税非課税世帯)に対し、5万円を支給するものです。

本市におきましては支給に向けて、支給対象世帯の抽出、支給事務の整理、支給状況を管理するためのシステムの構築、支給に必要な書類等の印刷、封入封緘作業、必要な事務体制の構築等速やかな支給に向けた準備を進めているところです。

御不便をおかけいたしますが、御理解いただきますようお願いいたします。

保護猫の去勢手術無料化について

現在、上尾市では保護猫の去勢手術の完全無料化が実現している。北本市でも動物病院と行政との協力のもと、実現に向けて取り組んでほしい。

市長からの返事

上尾市においては、これ以上不幸な猫を増やさないために、「飼い主のいない猫の不妊・去勢手術支援事業」を上尾市の獣医師の協力により、無償で行っています(現在、新型コロナウイルスの影響により、飼い主のいない猫の不妊・去勢手術は見合わせになっています)。

この事業を利用するには、一定の要件を満たす必要がありますが、無償にて猫の不妊・去勢手術を行うことができ、殺処分となってしまう命を減らすとともに、増えすぎてしまった猫による被害の発生を防ぐことを目的とした、望ましい事業であると考えています。

また、ボランティアの皆様の日頃のご尽力に対しましては、本市の生活環境の促進に寄与することからも感謝申し上げます。
現在、北本市では、飼い主のいない猫の不妊・去勢手術に対する支援制度はありませんが、市内獣医師など関係者と連携しながら、支援の方法について、検討していきます。
 

公共施設でのWi-Fiの設置推進の件

市民ニーズのために、 図書館や勉強のできるスペースにWi-Fiの設置をお願いしたい。

市長からの返事

現在、本市でWi-Fi環境が整備されている施設は、
市役所庁舎1階ロビー、文化センター(3階全室・図書館)及び野外活動センター(サンアメニティ北本キャンプフィールド)の3施設です。

新型コロナウイルスの感染予防対策として、テレワークやリモート学習等、ICTを活用した新しい生活様式が浸透しており、公衆Wi-Fiスポットも活用の場が広がっていくものと考えています。

御提案にありました企業との連携につきましては、これまでも市指定管理者の協力をいただいているところでもあり、今後もより多くの施設でWi-Fi環境の整備を検討してまいりたいと考えています。

保険年金課 担当職員への苦情

窓口で手続を進めていたところ、手続が完了したことに関する案内がなく、そのまま30分近く放置され、不快な思いをした。

市長からの返事

この度は、職員の対応について不快な思いをさせてしまい、心より深くお詫び申し上げます。

御指摘にありますとおり、進めていた手続が完了したことを正確にお伝えしていなかったことが、お客様に御負担をかけ、不快な思いさせてしまう事態になったものと考えられます。
こうしたことが再び起こらないよう、対応した職員に対し、所属長を通じて指導いたしました。

また、他の職員に対しましても、長時間お待ちいただいたいるお客様がいないか、あるいは適切に対応を進めているかなどを、職員同士で確認し合いながら、対応に当たるよう、併せて指導いたしました。

今後も、市民の皆さんの信頼を損なうことがないよう、指導、教育を進めてまいります。

市役所の駐輪場について

駐輪場の位置が不便です。駐車場を削ってでも駐輪場を新たに設置して欲しい。

市長からの返事

市役所庁舎および児童館の駐輪場は、建物の東西南北にそれぞれ設置されており、建物玄関のない西側に設置されている駐輪場は自転車通勤・バイク通勤職員の利用
を想定して設置しております。
東・南・北側の駐輪場については、建物各玄関へのアクセスしやすい利便性の面と 歩行者や自動車と交錯をしないよう安全性の面から現在の場所に設置しているものです。
一方で、駐車場の収容台数についても現状では余裕がある状況ではなく、イベント等があると満車となり、駐車をお待ちいただく場合も多々ある状況でございます。

このようなことから、御意見をいただいた駐車場を削り駐輪場を新たに設置することは難しいものと考えております。御不便をお掛けしますが、御理解いただけますようお願いいたします。

道路側溝の掃除について

市内の道路側溝に土が詰まっているところが多くみられるので、対処をお願いします。

市長からの返事

今回、ご提案がありました道路の側溝は、道路上に降った雨水を排水するために整備しているものです。
側溝を清掃する時期は、道路排水の機能が低下しないよう、側溝内に土砂等の堆積状況に応じて清掃を行っているところでございます。
今後とも、皆様が道路を安全で快適に利用していただけるよう適切に維持管理してまいります。

職員の配置転換をお願いします

学校開放の制限解除の提案に対し、医療的根拠があるのかもわからず見直しを行う意思がないため、生涯スポーツ担当職員の配置転換をお願いします。

市長からの返事

学校開放の活動規制については、教育委員会、各小中学校の意見や部活動の実施状況等を考慮して内容を作成しているところです。担当職員が単独で作成しているものではありません。

本市の部活動につきましては、県内及び市内の感染状況や県からの通知等を参考として、まん延防止等重点措置終了後から平日120分以内、休日180分以内とし、対外試合についても県内すべての学校とできるようにその状況に応じて条件を緩和しております。

また、学校以外の少年団活動につきましては、埼玉県におけるBA.5対策強化宣言が終了することより制限を解除したところです。

学校開放の利用は、児童のみならず、成人までの幅広い世代の方及び当該校以外の方にも御利用いただきますので、市内の新型コロナウイルス感染状況を見ながら、引き続き関係者と弾力的に見直しを検討して参ります。

御利用にあたり、御不便をお掛けしておりますが、コロナ禍での安心・安全な活動を行っていくためにも、御協力くださいますようお願いいたします。

公共交通について

デマンドバス運行システムの提案について

市長からの返事

御提案いただきました件につきましては、本市の場合、デマンドバス委託業者が運行システム業者を選定し、契約することになっているため、本市が特定の運行システムの指定をしておりませんが、運行システムの内容につきましては、今後も機会を見て調査研究し、市民サービスの向上に努めてまいります。

学校開放の制限解除をお願いします。

学校開放の規制は意味がないので見直しを求める。

市長からの返事

学校開放の活動規制については、教育委員会、各小中学校の意見や活動方針等を考慮して内容を作成しているところです。
市内中学校の部活動については、現在も引き続き活動時間を土日祝は180分以内、練習試合や合同練習等についても、それぞれ制限を設けて実施しておりますので、学校開放の利用についても、活動制限を設けて使用いただいております。
また、学校開放の利用は、児童のみならず、成人までの幅広い世代の方に御利用いただきますので、慎重な感染対策が求められます。
御利用にあたり、御不便をお掛けしておりますが、コロナ禍での安心・安全な活動を行っていくためにも、御協力くださいますようお願いいたします。
自粛内容の期間の見直しについては、県内や市内の新型コロナウイルス感染状況を見ながら、引き続き関係者と弾力的に見直しを検討して参ります。

公共施設の鏡の設置依頼

ダンスレッスン等を行う際に、大きな鏡があると非常に便利であるが、現在公共施設に設置されているものでは、大きさが不十分である。身体を使った運動をするのに適した環境を整え、市民の健康促進を図るためにも、鏡の増設をお願いしたい。

市長からの返事

現在、鏡を設置している公共施設は、体育センター(3室)、中丸公民館(1室)、東部公民館(1室)及び学習センター(1室)がございます。御指摘の移動式鏡は、学習センターに設置しているものですが、中丸公民館及び東部公民館設置のものは、横の長さがその約2倍の大きさとなっており、一定程度の人数を映すことが可能です。利用の状況に応じて上記施設を御活用いただきたいと思います。
また、不要になった施設の鏡の再利用等については、貴重な御意見として参考とさせていただきます。

デーノタメ遺跡の公園整備計画を作るのを反対

デーノタメ遺跡の公園整備よりも、福祉や医療、子育ての分野に税金を使った方が良いと思います。また、デーノタメ遺跡については学校の空き教室を整備して展示施設を作り、生徒の勉強の教材等として活用した方が良いと思います。

市長からの返事

「デーノタメ遺跡」は大規模な集落跡が残り、漆製品などが多く出土したことから、専門家などからは、日本列島における縄文時代を考えるうえで欠かすことのできない極めて重要な遺跡であると評価されています。市といたしましては、こうした貴重な遺跡を将来に残していかなくてはならないと考え、国指定史跡化を目指しているところです。

なお、学校の空き教室を利用した出土遺物等の活用ですが、現時点では遺物を展示できるような教室はなく、すぐには対応ができませんが、学校の授業でデーノタメ遺跡を取り上げてもらうなど、遺物の活用を図っております。また、社会人に対しても講座を実施し、時には市外への出張講座なども行いながら、遺跡のPRを積極的に行っています。

今後ともデーノタメ遺跡をまちづくりのために活用し、ひいては市民の幸せにつなげられるように努力してまいりたいと考えますので、遺跡の保存と整備、活用について、ご理解をいただきますようお願い申し上げます。

子育て支援について

市役所への幼児用便座の設置及びこども商品券について

市長からの返事

まず、市役所1階トイレに幼児用便座を設置することについて回答いたします。
市役所にお子様と御一緒に来庁される方もいらっしゃいますが、これまで、市役所のトイレには幼児用便座がございませんでした。
いただきました御意見を踏まえ、市役所1階授乳室前及び2階保育課脇の男女トイレ及び多目的トイレに、1つずつ幼児用便座を早急に設置することを検討してまいります。

次に、こども商品券について回答いたします。
以前、実施しておりましたおむつクーポン券につきましては、0歳児の一時期に支援が限定され、また、おむつ以外の子育て用品を希望する声が寄せられていました。このため、おむつクーポン券に代わる、新たな子育て支援策を検討しました結果、令和3年4月から子育て応援事業を開始することといたしました。
子育て応援事業でお渡ししているこども商品券は、おむつへの交換、それ以外のベビー服、粉ミルク、日用品など、幅広い商品やサービスに利用できます。また、商品券の有効期限は約5年間ありますので、お子様の成長に合わせた長い期間で活用することが可能です。
子育て応援事業は、御存知のとおり、お子様の御誕生のお手続きの際、こども商品券1万円分を贈呈しており、今後、1歳6か月児健診時と3歳児健診時にも、お子様の健やかな成長を願いこども商品券1万円分を贈呈する予定です。
御指摘いただきましたとおり、市内で御利用しやすくなるように協力店舗を拡大し、子育て支援を充実していくよう努力してまいります。

何とぞ御理解を賜りますようお願い申し上げます。

この記事に関するお問い合わせ先

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