市長からの返事(令和6年度)
- けんちゃんバスの運行について
- 高尾さくら公園のバリアフリー化について
- 物価高騰に関する支援策について
- 職員の電話対応について
- 障がい者の成人式参加について
- 学校の統廃合について
- 文化センター外壁塗装について
- 埼玉中部環境保全組合の「新たなごみ処理施設整備基本計画の策定に関する中間答申」に関する見解を求める要望書
- 市税等の還付金を還付する口座情報の登録方法について
- 中央緑地の指定管理について
- 公民館利用料等の見直しについて
- 補助金申請書の添付書類の見直しについて
- 指定ごみ袋について
- アピアランスケア用品の購入補助について
- 指定管理者制度について
- 市職員の対応について
- ごみ集積所の利用に関する市の対応について
- 北本駅周辺の駐輪場について
- 保育料の無償化について
- ネモフィラによる渋滞について
- 文化センター、公民館等の予約方法について
- スマートフォンの操作について
- コバトンALKOOマイレージ不参加の理由について
- 低所得世帯へスマートフォンの支給について
- 市役所1階「市政情報コーナー」の改善について
けんちゃんバスの運行について
令和7年4月1日からのけんちゃんバス減便について、今まで通りの時刻表で運行を希望します。
市長からの返事
3月下旬にけんちゃんバスを運行している丸建つばさ交通株式会社より、市内で運行している「北本駅東口-北本駅西口線」及び「北本駅東口循環線」について、令和7年4月1日より減便を行うとの報告が市に対してありました。
減便に至った原因は、退職による乗務員の不足及び2024年問題と言われている乗務時間や休憩時間等に関する法令改正により、現在の運行維持が難しくなったことであり、乗務員の募集を行っているが応募者が現れず、バス路線の休止を避けるため、やむにやまれず減便の措置をとったとのことでした。
また、減便の周知が遅れたことについては、ギリギリまで現状を維持するために模索していたためとのことでした。
けんちゃんバスは、民間の路線バスであるため、市が指示・命令を行う権限はありませんが、丸建つばさ交通株式会社へ路線バスの維持等について要望を行ってまいります。
また、市では「北本駅東口-北本駅西口線」について、バスの運行を維持することを目的として赤字部分の一部を負担し支援を行っています。
高尾さくら公園のバリアフリー化について
高尾さくら公園を車椅子や歩行器、ベビーカーの人でも楽しめるようにバリアフリー化してほしい。 具体的には、下記を希望する。
1. 東側駐車場から公園への通路の拡幅及び段差等の改善
2. ふるさとの桜周辺の砂利敷園路の舗装整備
3. レンガ敷歩道のセンター部未舗装箇所へのレンガ敷設
市長からの返事
御指摘のございました園内各所について、本市担当にて現地確認を行いましたところ、段差や砂利道、幅の狭い通路があり、車椅子等で御来園された方の移動が困難である箇所が複数認められました。
東側駐車場から公園への通路につきましては、全ての利用者が入園しやすいよう、まずは凹凸の整正を速やかに実施いたします。なお、通路の車止めにつきましても、通路幅を確保するため暫定的に移動いたします。
また、ふるさとの桜周辺の砂利敷園路及び、レンガ敷歩道につきましては、補修による改善は難しく、ご要望実現のためには園路の改修工事を行なう必要がございますので、利用状況などを考慮して検討してまいります。
今後も、公園のバリアフリー化による、安全・安心に利用できる公園環境の創出に努めてまいります。
物価高騰に関する支援策について
生活に困窮している市民に市独自の物価高騰対策を実施してほしい。
市長からの返事
本市における直近の物価高騰対策において低所得者支援として実施している取組といたしましては、非課税世帯1世帯あたり3万円を、非課税世帯に属する18歳までの児童1人あたり2万円を給付する事業となります。
また、給付事業以外にも物価高騰に関する困りごとや悩みごとを含め、福祉に関する様々な相談を共生福祉課の福祉総合相談窓口にて受け付けております。
専門の相談支援員が窓口にて直接対応するほか、メールや電話でも相談を受け付ており、相談の内容によって、必要なサービスにおつなぎしているところです。
市といたしましては、個々のニーズにできる限り対応する支援をしておりますので、御活用くださいますようお願いいたします。
職員の電話対応について
電話応対の際、職員が名乗らなかった。電話に出た時は、まず所属と名前を名乗るようにしてほしい。
市長からの返事
このたびは職員の電話対応によりご不快な思いをさせてしまい、深くお詫び申し上げます。
ご指摘をいただいた件につきましては、名乗らずに不適切な応対となりましたこと、大変遺憾でございます。
このたびのご指摘を受けまして、全職員に対し、電話の応対をする際には所属名と名前を名乗り、懇切丁寧な応対を心がけるよう改めて周知いたしました。
併せて、接遇の研修を実施し、今後このようなことがないよう更なる徹底をしてまいりますので、ご理解くださいますようお願い申し上げます。
障がい者の成人式参加について
成人式へ知的障がい者等への介助者の入場は認められるか。また、合理的配慮として、座席の配置や式典時間が検討されているか。
市長からの返事
御質問の知的障がい者の介助者の成人式会場への入場につきましては、申出をいただいたうえで、入場していただいております。
別添の「成人式の案内はがき」のとおり、「車椅子等、介助者が必要な場合はご連絡ください」と御案内しており、障がい等がある人で介助者の同伴が必要な人が来場の際、文化センターホール内の出入口に隣接した「車椅子等利用者用スペース」や「母子室」(個室・2階)へ介助者を含め御案内しております。
お問い合わせいただいた際に、入場ができない旨、回答いたしましたことにつきましては、誠に申し訳ございませんでした。今後は、このようなことがないように、庁内で情報共有を図ってまいります。
また、式典の時間(アトラクションの時間を除く)につきましては、30分以内に終了できるように調整しています。
御理解を賜りますようお願いいたします。
学校の統廃合について
学校を統廃合して集団生活力の向上、コスト削減をお願いしたい。
市長からの返事
日頃より、本市の教育行政に御理解と御協力を賜り、ありがとうございます。
北本市教育員会では、平成31年2月に「北本市立学校の適正規模等に関する基本方針」を定めております。
この基本方針の中で、1校あたりの学級数と1学級あたりの人数の適正規模を小学校、中学校に分けてそれぞれ定めております。
毎年、教育委員会において、この基本方針から外れている学校があるかについて、5年後までの入学者数を想定しながら、確認をおこなっているところです。
学級数、学級人数それぞれの基本方針から外れる見込みが発生した場合には、将来の統廃合を見据えた学校規模の適正化に関する検討を実施してまいります。
学校を統廃合する場合には、その学校に通う児童・生徒はもちろんのこと、保護者や地域にも大きな影響がございますので、必要と思われるアンケートや地域への説明会等の適切な手続きを確実に実施しながら、丁寧に進めてまいります。
参考:市ホームページ「北本市立学校の適正規模等に関する基本方針」を公表します。
https://www.city.kitamoto.lg.jp/soshiki/kyoiku/kyoikusomu/keikaku/1543126872549.html
文化センター外壁塗装について
外壁が色褪せている。特に塔屋は黒くなって汚い。塗り直してください。
市長からの返事
文化センターは昭和59年の竣工から、市民の皆様だけでなく周辺地域の方々にも親しまれ、文化活動の発展に寄与してきたものと考えております。しかしながら、開館から40年を経て、劣化状況の進行を見過ごすことができなくなってきました。
そのため、令和6年4月に「北本市文化センター大規模改修基本計画」を策定しました。この計画は、大規模改修工事に向けて、改修後の施設のあり方や機能、大規模改修の基本的な考え方とともに、大規模事業における配慮事項や概算事業費、事業スケジュール等を定めました。
この計画で想定しているスケジュールとしては、下記のとおりです。
令和6・7年度
設計(基本・実施)
令和8・9年度
改修工事
建築工事・・・屋上・外壁改修、内装改修、バリアフリー対応等
電気設備工事・・・受変電設備の整備、照明・コンセント改修等
機械設備工事・・・給排水衛生設備の改修、空調・換気及び防災設備の更新
大規模改修後は、文化センターが市民の皆様により快適に活用していただける施設となるよう努めてまいりますので、御理解、御協力のほど、よろしくお願いいたします。
埼玉中部環境保全組合の「新たなごみ処理施設整備基本計画の策定に関する中間答申」に関する見解を求める要望書
ごみ処理事務は、自治事務にもかかわらず一部事務組合任せになっている。北本市自治基本条例に基づき、市民の参画・協働・共有に沿った誠意ある見解を求める。
市長からの返事
埼玉中部環境保全組合建設検討委員会においては、新たなごみ処理施設整備基本計画の策定にあたって、検討委員会に第1号委員として識見を有するもの3名、2号委員として組合議会議員3名、第3号委員として関係団体の代表者3名、第4号委員として組合構成市町の副市町長3名、第5号委員として管理者が必要と認める者として地元代表者2名と公募による市町民2名を任命し検討していただいており、検討委員会については、「埼玉中部環境保全組合新たなごみ処理施設等建設検討委員会の会議の公開に関する規則」に基づき、公開を行っております。なお、会議資料及び議事録については、随時ホームページにおいて公開しております。
また、埼玉中部環境保全組合では、住民の皆さまから、新たなごみ処理施設等の整備に関するご意見やご要望等を広くいただくため、意見箱も設置しており、随時回答をしております。
さらに、新たなごみ処理施設等整備基本計画(案)について、令和6年11月18日(月曜日)から令和6年12月17日までパブリックコメントを実施しております。また、パブリックコメント終了後に説明会も開催することも伺っております。
このようなことから、「北本市自治基本条例」にある「情報共有」「参画及び協働」について十分に図られていると考えています。
新たなごみ処理施設整備基本計画の基本理念では、構成市町のゼロカーボンシティ宣言を鑑み、「脱炭素社会」を目指すことを掲げています。埼玉中部環境保全組合建設検討委員会では、本計画における成果を確認するために、試算可能な範囲ではあるものの二酸化炭素排出量の試算を行っており、電気供給による削減や、不燃ごみ中のプラスチック類をプラスチック類資源化施設でマテリアルリサイクルにつなげることによる削減により、新施設(2032年度稼働予定)の二酸化炭素排出量は、現施設(2018年度から2022年度の平均)と比較して約55%の削減になると試算しており、一定の効果があることを確認しております。
国が掲げている「2030年度までに2013年度比で46%削減」という中間目標に対して、本試算は二酸化炭素のみであり、対象期間が異なるものの、新旧施設の比較で約55%の削減になると想定しています。
また、「温室効果ガスを2050年度に実質ゼロにする」という目標達成のためには、国が推進するバイオマスプラスチックの普及に加え、分別により可燃ごみ中のプラスチック類を極力減らしていくことで、一般廃棄物の中間処理における二酸化炭素排出量の更なる削減が可能になります。
このようなことから、北本市が求めている脱炭素化であるゼロカーボンの実現に向けた取り組みに合致した計画となっているものと考えております。
新たなごみ処理施設整備基本計画が策定され、令和7年度から8年度にかけて事業者選定が行われます。事業者選定では、新たなごみ処理施設の施設整備及び運営等を行う事業において要求される性能等を示した要求水準書を作成し、この要求水準書に基づき事業者から見積書を徴取、その後、入札のための予定価格を設定することとなります。この段階で現在の基本計画に示されている概算事業費より実際に近い概算事業費、周辺整備費、維持管理費が分かるものと考えています。
なお、概算事業費や維持管理費等の財政負担割合については、今後、2市1町で協議してまいります。
市税等の還付金を還付する口座情報の登録方法について
マイナンバーカードに紐づく公金受取口座を還付口座として使えるようにしてほしい。
市長からの返事
市税や後期高齢者医療保険料、介護保険料の還付金を還付する口座情報の登録は、インターネットのほか、電話でも受け付けております。
御意見をいただきましたマイナンバーカードに紐づく公金受取口座情報の利用による還付口座の登録は、手続の簡素化につながりますので、現在、導入に向けて準備をしており、12月中に開始する予定です。
中央緑地の指定管理について
下原第一踏切付近における中央緑地の整備について、近隣住民にも配慮しながら、見通しの確保や緑地保全作業をお願いしたい。
市長からの返事
この度は踏切前交差点付近の緑地管理状況について御指摘いただきありがとうございました。御指摘のございました踏切付近の状況について、本市担当にて現地確認を行いました。
踏切前交差点を各方位から視認したところ、樹木により見通しが著しく悪い箇所は確認できませんでしたが、一部樹木が繁茂し、視界を遮る可能性がありましたので、指定管理者に踏切付近の状況を共有し、対応を検討します。
また、踏切付近に整備作業途中の落枝や雑草が残っていることを確認したため、こちらも速やかに撤去いたします。今後も指定管理者との連携強化に努め、北本中央緑地の保全に取り組んでまいります。差し支えなければ、見通しの悪い箇所等を詳細に把握するため、市担当及び指定管理者と一緒に現地確認ができればと思いますので、御連絡いただけますと幸いです。
公民館利用料等の見直しについて
公民館の利用料金はあくまで受益者負担を原則として見直しを検討してほしい。また、体育室は時間貸しとし、貸出時間は8時~22時。休憩時間は設定しない。土日祝日は早朝貸出についても検討をお願いしたい。
市長からの返事
はじめに、「利用料金はあくまで受益者負担を原則として検討」につきましては、令和7年4月1日利用分より、地区公民館等の利用料金上限額を改正いたしますが、これは「北本市使用料・手数料の適正化に関する基本方針」に基づき、市民負担の公平性及び適正な受益者負担を確保した料金を設定するための改正となります。この基本方針の中で、施設の性質に応じて、受益者負担の割合を設定しており、公民館等の受益者負担割合は50%としております。今回の改正で、受益者負担分を明確に反映した形となります。
次に、「体育室の利用料金設定の時間貸し」につきましては、メリットとして、「短時間の利用が可能になり、1日により多くの団体が利用できる」、「従来の午前・午後・夜間の枠よりさらに時間を絞って予約できることから、予約されているが利用されていない時間の削減が出来る」等が挙げられます。一方、デメリットとして、「短時間の予約が無数に入ることで、長時間の利用が難しくなる」、「利用した後に別の利用者が続けて利用する場合、間に時間が無いため、交代がスムーズにいかない場合がある」等が挙げられます。このように様々なメリット・デメリットが考えられることから、先行的に栄市民活動交流センターに時間貸しを導入し、施設利用者の意見等を伺い地区公民館等への導入を検討したいと考えております。
最後に、「貸出時間は8時~22時とする。休憩時間は設定しない。土日祝日は早朝貸出についても検討をお願いしたい。」につきましては、貸出日時の変更は、スタッフの勤務時間や勤務条件に関わりますので、いただいたご意見を参考に今後検討してまいります。また、休憩時間については、栄市民活動交流センターのように時間貸しとなった場合には廃止する予定です。
補助金申請書の添付書類の見直しについて
北本市省エネ家電製品買換え費補助金の申請に必要な書類について、写真や仕様書は不要ではないか。尚、申請書作成の手伝いは、市民への手伝いで市役所の仕事の一つである。
市長からの返事
北本市省エネ家電製品買換え費補助金については、省エネ家電製品への買換えを促進することにより、消費電力を抑制し、発電により排出される温室効果ガスを削減することを目的としております。省エネ家電製品への買換えを行う方に、予算の範囲内において補助金を交付しておりますので、その内容を確認するための必要な書類として、製品仕様書や既に所有していた製品の写真の提出をお願いしております。何卒ご理解ください。また、申請書の作成については、原則申請者様に作成いただく形でお願いしておりますが、作成にあたりご不明な点等ございましたら、担当にお気軽にお問い合わせください。
指定ごみ袋について
市の指定ごみ袋が破れやすいため、もう少し考えて欲しい。
市長からの返事
指定ごみ袋の素材や厚みにつきましては、中間処理施設での破袋処理、焼却処理等の負担を減らすため、必要最低限の厚み等としております。 指定ごみ袋は、埼玉中部環境保全組合を構成する北本市、鴻巣市及び吉見町の2市1町で使用しており、現在、次回の指定ごみ袋の契約更新に向けて、素材や表記等の見直しについて協議を行っておりますので、今回頂いた意見も含めて検討を進めてまいります。
アピアランスケア用品の購入補助について
アピアランスケアを必要とする人たちへの補助や支援などを行う予定はあるか。
市長からの返事
がんと診断され治療を進めることは、心理的・経済的な負担が増大するとともに、外見が変わると、仕事や学校、買い物に行くなどの普段の生活を送ることが難しいと感じる人もいます。こうした中、アピアランスケアを通して気持ちを楽にし、自分らしい生活や社会とのつながり、治療への意欲を保つことは必要です。
外見的な変化を補うために、ウィッグや補正下着などのアピアランスケア用品を購入することがありますが、治療費など経済的な負担を強いられている患者にとっては、こうしたアピアランスケアにかかる費用は大きな負担になります。
がん患者の心理的負担を軽減するとともに、治療と社会参加の両立を支援し、療養生活の質の向上及び経済的負担の軽減を図るためのアピアランスケア用品購入を補助するための事業について、検討してまいります。
指定管理者制度について
1. 評価対象を「指定管理者が行う直接的な業務」などと限定する根拠は何か。
2. 無責任極まりない言動ではないか。
3. 北本市指定管理者制度の導入及び運用に係るガイドラインに指定管理料の清算に関する規定が追加された日付とその改正理由は何か。
4. 会議資料を担当課が原本を保存しているということは理由にならないと思うが、それについてどう考えるか。
5. 中央緑地の保全にあたり、現状と課題について指定管理者からじっくりと意見を聴き、対応してほしい。
市長からの返事
1.への回答
令和6年3月14日回答済みです。
2.への回答
御意見として承ります。本市では、引き続き、時代の変化や御意見等を踏まえ、市民サービスの向上のためよりよい指定管理者制度の運営に努めて参ります。
3.への回答
令和5年1月6日回答済みです。
4.への回答
これまでは施設所管課で原本を保存しているから、総務課ではその写しとなる資料は原則として保存文書として扱ってきておりませんでしたが、令和6年2月20日の市長への手紙を受け、保存するようにいたしました。今後も御意見等を踏まえ、改善が必要と思われる点については改善に努めてまいります。
5.への回答
本市では『10年後を見据えた北本中央緑地伐採植樹計画』について令和5年度に改訂を行ないました。本計画の改訂にあたっては指定管理者と現地調査を共同で行い、老木の萌芽更新を中心とした雑木林の再生を目指す計画となりました。本計画に基づき、指定管理者と連携し令和5年度より北本中央緑地の再生に取り組んでおります。また、萌芽更新以外の取り組みとして、指定管理者の提案事業である地域住民を招いての植樹イベントへの集客の協力や、希少植物の調査・保護活動などで、本市と指定管理者とで連携して取り組んでおります。今後とも指定管理者との連携の発展強化に努め、北本中央緑地の保全に取り組んでまいります。
なお、これまでに複数回同様の内容で御意見等頂いてまいりました。本来同じ人からの同一の趣旨のものについては、改めて回答しないものとなっていることから、今後はこれまで頂いたものと同様の御意見については回答を控えさせていただくこともございますので、御承知おき下さい。
市職員の対応について
窓口の職員が、手続きについて説明してくれたが、声が小さく、確認もしないので、何もわからなかった。また、別件で電話で問い合わせをしたときは、明らかに面倒くさそうな態度で早口で説明された。
市長からの返事
この度は、窓口対応した職員の声が小さく、十分な御説明とならず、お詫び申し上げます。本来は、職員が意識して、お客様へ声がきちんと聞こえているか、また、説明は適切か、声をかけて確認を交えるなどして説明すべきでした。今後は、これらを特に意識して対応するよう、職員全員に対し、指導をして改善を図ります。
また、電話対応について、不快な思いをさせてしまい、お詫び申し上げます。今後は、このような事のないように職員に徹底した注意指導を行うとともに、丁寧な説明を行うよう指導してまいります。
いずれの件におきましても、今後、市民の皆様の立場に立って丁寧な説明を行うよう職員への指導を徹底してまいりますので、何卒御理解くださいますようお願い申し上げます。
ごみ集積所の利用に関する市の対応について
自治会に入っていない人が、市にごみの出し方について問い合わせたところ、担当者は「近くのどこに出してもよい」と言ったようだが、そのようなことがあるのか。
市長からの返事
自治会を退会された方からごみ等の出し方について相談を受けた場合には、自治会を退会してもごみ等は出すことができる旨の説明をしております。ただし、ごみ集積所や資源回収所については、自治会や利用者の方で管理されているので、自治会を退会した場合においても、清掃当番等がある場合については引き続き当該自治会のルールに従うようお伝えしています。
また、ごみ等を出す場所の相談を受けた場合には、市としては、誰がどの集積所にごみ等を出しているかを把握はしておりませんが、まずは自治会や近所の方に相談していただきごみ等を出す場所を決めていただくようご案内しています。
今回ご指摘いただいた、「近くのどこに出してもよいです」という案内については、説明として不足しており、あくまでも、管理されている自治会や利用者の方々の了解を得てという前提条件が必要で、好きなところに自由に出せるということではありませんので、今後は、誤解を招くことのない説明をするよう改善してまいります。
今後はこのような事のないように職員に丁寧な説明を行うよう指導してまいりますので、何卒御理解くださいますようお願い申し上げます。
北本駅周辺の駐輪場について
北本駅周辺のバイクを停められる駐輪場が次々と閉鎖になり、停める場所がない。なんとか公営の駐輪場を作ってもらえないか。
市長からの返事
本市では、公益財団法人自転車駐車場整備センターと協定を締結し、同法人が北本駅東第1及び西第2自転車駐車場を建設し、管理・運営を行っております。
北本1丁目9番地に所在する北本駅東第1自転車駐車場には、50cc以下計24台(内訳:定期21台、一時利用3台)50cc超125cc以下計8台(内訳:定期6台、一時利用2台)のバイクの駐車場所がございまして、定期は5月27日時点で50cc以下、50cc超125cc以下ともに、それぞれ2台の空きがございます。なお、利用料金につきましては、50cc以下が定期3,900円、一時利用300円、50cc超125cc以下が定期4,110円、一時利用が360円となっておりますので、御利用を御検討いただければと思います。
今後につきましては、駐輪場経営者の高齢化等により、駐輪場の減少が予想されますので、公営駐輪場の維持・確保に努めてまいります。
保育料の無償化について
市の独自施策として、0歳から2歳までの保育料無償化を実施してほしい。
市長からの返事
令和元年10月から幼児教育・保育の無償化は、子ども・子育て支援法に基づき、実施しています。小学校就学前の3年間分の利用料を対象とすることを基本とし、現在、幼稚園・保育園・認定こども園等を利用する3歳から5歳までの全てのこども及び住民税非課税世帯の0歳から2歳までのこどもの利用料が無償化となっています。
御提案にありましたとおり、県内の自治体においても2市1町が、独自施策として無償化を実施していることは承知しておりますが、本市では現在、待機児童の早期解消に向けた保育施設等の整備や保育士の人材確保などの課題を抱えており、また財政面なども考慮すると、現状では独自に実施するのは難しい状況にございます。
しかし、国の制度で無償化の対象となっていない0歳から2歳までのお子さまがいる世帯の経済的負担が大きく、負担軽減策を講ずる必要性は十分認識しておりますので、市独自の保育料無償化については、国の動向に注視しつつ、財源の確保に努めながら検討していくとともに、国に対しては子育て世帯の経済的負担が軽減されるよう様々な制度改正や財源措置などの要望をしてまいりますので、御理解くださるようお願いいたします。
ネモフィラによる渋滞について
桜国屋に隣接するネモフィラ畑の観賞者の車両により、国道17号等に渋滞が発生し、日常生活に支障をきたしている。駐車場の拡大や右折車線整備の対策を講じてほしい。
市長からの返事
ネモフィラ畑は、北本市農業青年会議所の事業として令和元年から毎年取り組んでおります。ネモフィラの開花期間は、同センターの利用者に加え、観賞のために来場する方もおり、混雑する傾向があります。特に今年度は、テレビ・新聞で紹介されたこともあり、例年以上の混雑により周辺道路の渋滞を招き、近隣の方々にご迷惑をおかけすることとなってしまいました。大変申し訳ございませんでした。
次年度の実施に際しては、臨時駐車場の確保や警備員の導入など、同会議所等と協議を行い、混雑緩和策を検討してまいります。また、国道17号深井交差点につきましては、以前より渋滞対策が懸案となっておりました。このため、警察をはじめとする関係機関との協議を重ね、右折帯設置などの交差点改良について検討してまいりましたが、事業用地の確保や財源の問題、道路線形など技術的な課題があり交差点改良の実現には至っておりません。
中長期的な課題としての位置づけになりますが、令和5年度に一部事業用地の協力が得られたこともあり、引き続き関係機関との調整を図りながら当該交差点の改良に向けて取り組んでまいりますので、御理解くださいますようお願い申し上げます。
文化センター、公民館等の予約方法について
現在の予約方法は、窓口優先のため利用希望日に確実に予約するためには、予約開始日の朝8時30分に窓口に行かなくてはならない。更に、利用希日時が重なった場合はくじ引きになってしまう。会場をとるための当番を避けるために、サークルを退会する人もいると聞く。予約方法を見直していただきたい。
市長からの返事
現行の文化センター・公民館の利用予約にあたっては、予約開始日の窓口予約とシステム予約並行運用の混乱を回避するため、窓口での予約を優先しています。予約開始日の朝、窓口での予約がなかった部屋については、公共施設予約システムで空き予約として受付を開始しています。
デジタル技術が進化している現代ではございますが、デジタル技術を活用できない方もいらっしゃいますので、引き続き窓口予約は行ってまいりますが、予約方法につきましては、今後、公共施設予約システムで利用予約を対応している施設関係課と協議、検討していきます。
スマートフォンの操作について
スマホ操作が苦手で、SNSのグループに入れなかったことがある。今は、使用できるようになり、大変便利だと感じている。また、スマホ操作が苦手な人に操作のお手伝いをする機会があり、お手伝いすることができたことは、大変良かったと思っている。お年寄りなど、操作のわからない人には、わかりやすい説明を何回も実施してほしい。
市長からの返事
昨今のデジタル技術の進歩は著しく、ご意見いただきましたように、スマートフォンやタブレットを使用してアプリ等が使用できるようになれば、生活の中の様々な点で便利になると認識しています。市内の地区公民館等では、指定管理者がスマートフォンの基本的な操作方法からキャッシュレス決済の操作方法などを教えるスマホ教室を開催しています。身近に、スマートフォンの操作がわからない方がいらしたら、公民館等で教室を開催していることをご紹介いただけると幸いです。
コバトンALKOOマイレージ不参加の理由について
市長からの返事
市が平成28年度より実施している「めざせ!毎日1万歩運動」は、通信機能付き活動量計を歩数データ送信端末(かざすくん)にかざすことで、その場で日々の各自の歩数等をチェックできるようにしている事業です。
このほかに、目標歩数の達成や特定健康診査の受診などで健康ポイントを貯めることができ、ウォーキングに対し、インセンティブを付与することにより、楽しみながら継続できる健康づくりを目指しています。また、北本市商工会が年末に発行する商品券が当たる抽選の権利についても付与することで、参加者の意欲向上だけでなく、市内商店の活性化を図っている事業です。
一方、県が今年度から導入した「コバトンALKOOマイレージ」は、スマートフォンアプリのみの参加方法となるため、通信機能付き活動量計のみの使用を希望する市民のニーズには対応できないものとなっています。
また、特定健康診査の受診などによる健康ポイントの付与がなくなり、市の事業との連携が難しくなったり、北本市商工会が発行する商品券によるインセンティブ付与もできなくなります。
これらの状況や1万歩運動参加者の御意見をいただいたことを踏まえ、本市では「コバトンALKOOマイレージ」には参加せず、独自のウォーキング事業を継続する方針としております。
なお、今年の10月ごろからは、これまでの通信機能付き活動量計による歩数管理に加え、市独自のウォーキング事業アプリ導入を目指し、現在、準備を進めています。
独自に導入する予定のアプリでは、歩数データ送信端末(かざすくん)のみでしか確認することができなかった歩数データや健康ポイントが参加者別の専用ページ(マイポータル)内で確認することができ、また、マイポータル上のお知らせ機能から、市が行う講座やイベントなどの情報をいち早く知り得ることもできるようになります。
引き続き、市民の皆様の健康づくりに寄与し、さらに魅力ある事業となるよう努めてまいりますので、御理解いただきますようお願いいたします。
低所得世帯へスマートフォンの支給について
低所得世帯に対し、スマートフォンを支給してほしい。
市長からの返事
スマートフォンは、就職活動や住まい探しなど様々な情報を得たり、電話の機能も有する大変便利な機器として、日々の生活になくてはならないものの一つになっている方も多くいらっしゃると思います。また、便利な一方で機器によっては高額になるものや、使用頻度によっては高額な通信料等がかかることもあるため、個々人がその必要性に応じ収入と支出のバランスを考え、使用・購入されていると認識しており、市でスマートフォンを給付する予定はございません。
一方で、携帯電話の料金を滞納等してしまったことにより、新たな契約にお困りの方へサービスを提供している事業者があり、厚生労働省がリストを作成しております。市といたしましても、このような制度を活用して、引き続き生活困窮世帯を支援してまいりますので、御理解くださいますようお願いいたします。
市役所1階「市政情報コーナー」の改善について
情報の調べをする際の書き写しのため、椅子とテーブルを設置してほしい。コピー機の隣にテーブルを置いてほしい。コピー機の料金を5円にしてほしい。紙の例規集を設置してほしい。
市長からの返事
現在の市政情報コーナーは、造りつけのものとなっており、移設が難しく、仮に新たな書棚を置いた場合、エントランスのスペースが相当狭あいになることが予想されますことから、資料の閲覧に供するテーブル及びイスにつきましては、市政情報コーナー付近が避難経路であること等を踏まえ、庁舎ロビー北側に既にテーブル5台及び椅子20脚を設置しておりますので、こちらを御利用いただけますようお願いいたします。
また、コピーする際に物を置くための机の設置につきましては、既に証明書発行機の右横に縦57センチメートル横28センチメートルの長方形の木製の作業台を設置していますが、証明書発行機の左横にある空きスペースにも新たに長机を設置しますので、既存の作業台と併せて御利用ください。
なお、コピー機の設置につきましては、コピー機の設置等に要する費用と、類似の機械が複数並ぶことによる分かりにくさを考慮し、令和4年5月末をもって1台に機能集約したところですので、コピー機を増設することは予定しておりませんが、いただいた御意見を参考とさせていただきます。
最後に、紙の例規集につきましては、費用と近隣市の状況を踏まえ、設置しておりません。例規集はホームページにて公開していますが、新たに市政情報コーナーに、例規の目録を備え付けし、例規の本数、例規の名称等を確認できるようしますので、御活用ください。
更新日:2025年04月10日