北本市内での大気中の放射線量の測定結果

更新日:2021年07月09日

北本市内での大気中の放射線量測定の見直しについて

市では、平成23年6月から福島第一原子力発電所事故を受け、空間放射線量を毎月(平成30年度から3ヶ月毎・年4回)、校庭、園庭、公園など10地点(令和2年度より6地点)で測定し、その測定値を市ホームページで公表していましたが、下記の理由により令和3年2月の公表をもって定期的な定点測定を中止します。ただし、国等のモニタリング情報で異常な数値が確認された場合、あるいは市民等から局所的な測定要望が発生した場合等に備え、測定器は今後も市で保有し続け、不測の事態に対し市職員が即時に対応することが可能な測定体制を維持すると共に、市民からの測定器貸出し要望に対応出来る様、簡易測定器の貸出しを継続いたします。

【中止理由】

1.現在、市内の空間放射線量は、震災後9年間、自然界に存在する0.04μ㏜/h前後で推移している。

2.原子力規制委員会による全国約4,500ヶ所(埼玉県内6ヶ所)に設置したモニタリングポストによる常時監視体制が整備されたこと。

なお、全国の空間放射線量の測定結果は、原子力規制委員会ホームページ「放射線モニタリング情報」でご覧いただけます。

 

北本市内での大気中の放射線測定結果

  • 測定地点:市内6か所の小学校、保育所、公園
  • 測定方法:測定器を地上10cmと1mの高さで10秒間静止させた状態で測定
  • 測定機器:GammaRAER(RAEシステムズ社)

  平成30年度から3か月に1回(5、8、11、2月)の測定となります。
  簡易測定器での測定となりますので、あくまで参考値としてご理解ください。

北本市内での大気中の放射線量測定結果

これまでの測定データ

用語

Sv:シーベルト…放射線の身体影響を表す単位
mSv: ミリシーベルト … シーベルトの千分の一の単位
μSv:マイクロシーベルト…シーベルトの百万分の一(ミリシーベルトの千分の一)の単位
/h:パーアワー…1時間あたりを表す記号
/年:パー年 … 1年間あたりを表す記号

参考

1 令和3年2月15日(月曜日)さいたま市での計測数値は0.044μ㏜/hです。

2 年間換算値計算法(出典:国際放射線防護委員会)

((測定値×8時間【屋外】)+(測定値×0.4【屋外換算】×16時間【屋内】)×365日÷1000【単位を

ミリへ直す為】=年間換算値(μ㏜/年)

3 平成23年5月27日の文部科学省発表の「福島県内における児童生徒等が学校等にお

いて受ける線量低減に向けた当面の対応について」により示された目標値は『空間放射

線量率:1μ㏜/h』です。

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