家具の固定をしよう!

更新日:2021年03月31日

「やったほうがいい」のはわかっていてもなかなかできない、家具の固定。

固定器具の選び方と固定のコツをご説明します!

 

一覧

固定器具にはいろんな種類がありますが、効果にも違いがあります。

それぞれの特徴を知って、ご家庭に合うものを選びましょう!

 

L型金具

ビスを使うL型金具は、最も強度が出る固定方法です。

可能であればこの方法で固定すると安心です。

L型

L型金具2

メリット

・強度が大きい

デメリット

・石こうボードだと、ビスが効かない

・壁に穴をあける必要がある

取り付けのコツ

・壁の後ろに一定間隔で通っている間柱をセンサー等で探し、その間柱に取り付ける

・家具と間柱の間隔が合わない場合は、まず横板を間柱に取り付け、そこにL型金具を取り付ける

 

ベルト式

家具と壁をベルトで固定する器具です。

比較的、強度が大きく、取り付けも簡単です!

ベルト式

ベルト式2

メリット

・家具と壁が両面テープで止めることができる場合には、穴を開けなくても取り付け可能(冷蔵庫などに有効)

デメリット

・柔らかい壁紙の場合、壁紙と共にはがれてしまう

取り付けのコツ

・家具上面とベルトの設置角度は30度以内にする(角度が大きいと効果が弱まってしまう)

 

ポール式(つっぱり棒)

多くの家庭でお使いのつっぱり棒タイプです。

使い方がわかりやすいのが特徴です。

ポール式

ポール式2

メリット

・壁に穴をあけることなく設置できる

デメリット

・吊り天井など天井の強度がない部屋だと取り付けられない

・器具に対して縦方向の揺れには強いが、横方向の揺れには弱い

取り付けのコツ

・家具の左右の両端、かつ、壁側に沿って設置する

・接地面に圧力が集中した場合、天井を突き破ってしまうことがあるため、写真のように天井との間に板を挟み圧力を分散させると、より安全性が増す

 

ストッパー式

家具の下側にストッパーを設置して家具が滑りにくくするタイプの器具。

単独利用では強度があまり大きくありませんが、組み合わせて使うことで、より安全に使用できます。

 

ストッパー式

ストッパー式2

メリット

・設置が手軽

デメリット

・強度が小さい

取り付けのコツ

・家具の下に差し込む

・ポール式と併用することで、安全性を高めることができる

 

ご自分で固定することが難しい場合には・・・

家具固定サポーター制度

ご自身で家具を固定することが難しい場合には、埼玉県で実施している「家具固定サポーター登録制度」を利用することができます。

家具固定サポーター制度とは、家具類の固定を実施できる専門家に、相談及び見積り(無償)、施工(有償)を依頼できる制度です。詳しくは、埼玉県のホームページをご覧ください。

https://www.pref.saitama.lg.jp/a0401/bousaitaisaku/kagukotei-supporter.html

この記事に関するお問い合わせ先

くらし安全課危機管理・消防防災担当
〒364-8633
埼玉県北本市本町1-111
電話:048-594-5523
ファックス:048-592-5997
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