アイドリング・ストップに取り組みましょう

更新日:2021年03月31日

 私たちが快適な暮らしを求めた結果として、石油・天然ガスなどの化石燃料を大量に消費し、大量の二酸化炭素(CO2)を大気中に放出しています。この大気中における二酸化炭素が増加すると、宇宙に赤外線を放出できないため、熱が大気中にたまってしまう「温室効果」が起こり、地球温暖化が進行します。
  アイドリングストップは、二酸化炭素の排出に歯止めをかけるための手段として、非常に有効です。
  荷物の搬入・搬出や人待ちなどの駐停車中のアイドリング・ストップは、路線バスや宅配便など企業が中心に行われています。ひとり一人の日常のささいな取り組みが、省エネルギーにつながり、二酸化炭素削減に効果をもたらします。
  また、アイドリング・ストップに取り組むことで、地球温暖化の主要因である二酸化炭素の排出を抑えるほかに、大気汚染の要因となっている窒素酸化物(NOX)や浮遊粒子状物質(SPM)の排出を抑えることができます。
  地球環境を考え、アイドリングストップに取り組みましょう。

埼玉県生活環境保全条例での義務付け

  1. 自動車や原動機付自転車等の使用者に対し、駐停車中におけるアイドリング・ストップの実施を義務付けています。
    また、自動車等の使用者に対しても、運転者がアイドリング・ストップするよう、適切な措置を講ずることを義務付けています。
    ただし、次の場合は例外として認められます。
    ・信号待ちなど道路交通法の規定により、停止する場合
    ・交通の混雑その他交通の状況により、停止する場合
    ・人を乗せ、または降ろすために停車する場合
    ・貨物自動車の冷蔵装置などの動力としてエンジンを使用する場合
    ・緊急自動車が緊急用務のために使用されている場合
    ・その他やむを得ないと認められる場合(急病人に対する措置など)
  2. 収容能力が20台または面積が500平方メートル以上の自動車駐車場等の設置者および管理者に対し、看板等の設置などにより、アイドリング・ストップの実施を駐車場の利用者に周知することを義務付けています。

北本市の取り組み

北本市では、北本市地球温暖化対策実行計画の取り組みの一つとして、職員に対して公用車等を運転する場合は、アイドリング・ストップを励行することとしています。

この記事に関するお問い合わせ先

環境課環境政策・保全担当
〒364-8633
埼玉県北本市本町1-111
電話:048-594-5526
ファックス:048-592-5997
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