災害時におけるペット対策

更新日:2021年03月31日

大規模な災害が発生すると、人間だけでなく、多くのペットも被災します。
本市では、災害時にペットと同行避難することができますが、避難所でペットを飼育するための備えは、飼い主の皆さんの責任です。
そのため、飼い主の皆さんは、日頃からの備えが重要になります!

同行避難とは?

災害時、ペットと一緒に避難所へ避難することをいいます。
ケージやキャリーバックを持って避難しましょう。
避難所ではペットは人と別の場所で生活します。居室への持込はできません。

避難所に関してはこちらをご覧ください。

備えよう!

日頃からの災害時のペットの備え

飼い主の役割

大規模な災害が起きたら、まずは自分自身との家族の安全を確保しましょう。ペットの命を守るのは飼い主自身です。飼い主が無事でないとペットを守ることはできません。人命第一で、迅速な避難、自らの命を守る行動をとってください。
家族とペットが安全に避難し、避難所でペットが他の避難者の方から温かく受け入れていただくために、次のような準備をしておきましょう。

(1)ペットのしつけと健康管理
避難所で迷惑にならないように、むやみに吠えない、キャリーバックやケージに慣らしておく、他人に友好的に接することができるなどのしつけを普段からしておきましょう。これは周りの人のためでもあると同時に、動物のストレスを少なくすることにつながります。

(2)ペットが迷子にならないための対策
災害時には、やむを得ずペットを残して避難したり、ペットとはぐれてしまう場合もあるため、保護された際に飼い主の元に戻れるように所有者明示をしておきましょう。

(3)ペット用の避難用品や備蓄品の確保
避難先においてペットの飼育に必要なものは、基本的には飼い主の皆さんが用意します。優先度の高い、ペットフードと水(5日分以上)、ケージ、首輪、リード、トイレ用品などの備蓄を行い、すぐに持ち出せるよう、飼い主の避難用品と一緒に保管しておきましょう。

(4)所有者明示に関する普及啓発
災害時に迷子になった動物の飼い主を第三者でも特定できるようにするため、首輪と迷子札(犬は狂犬病予防法に基づく鑑札・注射済票)を付けるだけではなく、脱落の可能性が低く、確実な身分証明となるマイクロチップを装着するなどの対策をしましょう。

ペットも防災対策

※イラストは環境省発行のパンフレットより引用しています。

参考資料

この記事に関するお問い合わせ先

環境課環境政策・保全担当
〒364-8633
埼玉県北本市本町1-111
電話:048-594-5526
ファックス:048-592-5997
お問い合わせはこちら