令和7年第2回北本市議会定例会 市長提出議案の審議結果

本日、ここに令和7年第2回北本市議会定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様には御参会を賜り、御審議いただきますこと誠にありがとうございます。

本定例会に提出いたしました案件は、第六次北本市総合振興計画基本構想について等の10議案及び報告3件です。

議案等の主な内容について、順次御説明申し上げます。

はじめに、議案第38号、第六次北本市総合振興計画基本構想について申し上げます。

本案は、北本市自治基本条例第11条第1項の規定に基づき、総合的かつ計画的な市政運営を図るため、令和8年度から令和17年度までを計画期間とする基本構想を作成しましたので、北本市議会基本条例第17条第1項第1号の規定により、議会の議決を求めるものです。

次に、議案第39号、北本市税条例の一部改正について申し上げます。

本案は、地方税法等の一部が改正されたこと等に伴い、個人市民税の特定親族特別控除の新設、加熱式たばこに係る市たばこ税の課税標準の特例の追加及び公示送達制度の見直しを行う等するため、本条例の一部を改正するものです。

次に、議案第40号、北本都市計画事業久保特定土地区画整理事業施行に関する条例の一部改正について申し上げます。

本案は、北本都市計画事業久保特定土地区画整理事業の事業計画の第4回変更に伴い、施行地区に含まれる地域の名称を変更等するため、本条例の一部を改正するものです。

次に、議案第41号、市道の路線の認定について申し上げます。

本案は、開発行為により設置された公共施設の用に供する土地が、都市計画法第40条第2項の規定に基づき、市に帰属したことに伴い、当該土地を市道6443号線、市道6444号線として認定することについて、道路法第8条第2項の規定により、議会の議決を求めるものです。

次に、議案第42号、教育委員会委員の任命について申し上げます。

本案は、現委員の久保田(くぼた)篤正(あつまさ)氏の任期満了に伴い、新たに高橋(たかはし)和美(かずみ)氏を任命するため、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、議会の同意を求めるものです。

次に、議案第43号、監査委員の選任について申し上げます。

本案は、現委員の山田(やまだ)順司(じゅんじ)氏の任期満了に伴い、引き続き同氏を選任するため、地方自治法第196条第1項の規定により、議会の同意を求めるものです。

次に、議案第44号、人権擁護委員候補者の推薦について申し上げます。

本案は、現委員の高橋(たかはし)淑子(よしこ)氏の任期満了に伴い、引き続き同氏を推薦するため、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものです。

次に、議案第45号、人権擁護委員候補者の推薦について申し上げます。

本案は、現委員の岩渕(いわぶち)正子(まさこ)氏の任期満了に伴い、新たに西山(にしやま)宏(ひろし)氏を推薦するため、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものです。

次に、議案第46号、令和7年度北本市一般会計補正予算（第3号）について申し上げます。

補正の第1条については、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4億1,320万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ284億2,480万9,000円とするものです。

この内容について、歳出から申し上げます。

民生費の社会福祉費については、国庫補助金を活用して実施する定額減税補足給付金（不足額給付）給付事業に要する経費を増額するとともに、障害福祉サービスにおける就労選択支援の創設等に伴い、国庫補助金を活用して実施する障害者福祉システムの改修に要する経費を計上するものです。

民生費の児童福祉費については、県補助金を活用して実施する民間保育所等への物価高騰対策支援給付金を計上するとともに、幼保連携型認定こども園及び小規模保育施設の施設整備を支援するため、国庫補助金を活用して実施する民間保育所建設補助金を計上するものです。

民生費の生活保護費については、生活扶助基準の見直し等に伴い、国庫補助金を活用して実施する生活保護システムの改修に要する経費を計上するものです。

教育費の教育総務費については、県委託金を活用して実施する英語指導方法改善事業に要する経費を計上するものです。

続きまして、歳入について申し上げます。

国庫支出金の国庫補助金については、各事業費の計上等に伴い、所要額の補正を行うものです。

県支出金の県補助金については、保育所等物価高騰対策給付事業補助金を計上するものです。

県支出金の委託金については、英語指導方法改善事業委託金を計上するものです。

繰入金の基金繰入金については、補正予算の財源調整のため、財政調整基金繰入金を増額するものです。

次に、議案第47号、令和7年度北本市介護保険特別会計補正予算（第1号）について申し上げます。

本案は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ108万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ63億4,058万9,000円とするものです。

この内容について、歳出から申し上げます。

総務費の介護認定費については、令和7年度介護保険料等の所得基準の改正に伴うシステム改修に要する経費を計上するものです。

続きまして、歳入について申し上げます。

国庫支出金の国庫補助金については、介護保険事業費補助金を計上するものです。

繰入金の基金繰入金については、補正予算の財源調整のため、保険給付費支払基金繰入金を増額するものです。

次に、報告第5号、専決処分の報告について（北本市障害福祉サービス事業所設置及び管理条例の一部改正について）申し上げます。

本件は、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律のの一部改正に伴い、当然に必要とされる規定の整備について、地方自治法第180条第1項の規定により令和7年5月22日付けで専決処分を行いましたので、同条第2項の規定により報告するものです。

次に、報告第6号、令和6年度北本市一般会計予算繰越明許費の繰越計算書の報告について申し上げます。

本件は、令和6年第4回及び令和7年第1回市議会定例会並びに令和7年第1回市議会臨時会において、繰越明許費としていた物価高騰対策給付金給付事業等5事業について、地方自治法施行令第146条第2項の規定により報告するものです。

次に、報告第7号、令和6年度北本都市計画事業久保特定土地区画整理事業特別会計予算繰越明許費の繰越計算書の報告について申し上げます。

本件は、令和7年第1回市議会定例会において、繰越明許費としていた久保特定土地区画整理事業について、地方自治法施行令第146条第2項の規定により報告するものです。

以上をもちまして、本定例会に提出いたしました議案の説明を終わりますが、何とぞ慎重、御審議の上、議決を賜りますようお願い申し上げます。