平成23年度第2.四半期市政概要報告

更新日:2021年03月31日

 平成23年度第2・四半期における市政の概要を御報告いたします。

 初めに、総合政策部関係について御報告いたします。
 市民意識調査の実施について申し上げます。
 市では、6月15日から7月4日にかけて市内在住の18歳以上の方、2,000人を対象に市民意識調査を実施し、755人(回収率37.75%)から回答をいただきました。
 この調査は、市民の皆さんの市政に対する意見や要望、生活意識を把握するとともに、市政に対する満足度等を定期調査することで、今後の市政運営に反映させるために実施したものです。現在、集計中でございますので、成果品としてまとまり次第、お配りいたします。

 次に、総務部関係について御報告いたします。
 平和啓発事業について申し上げます。
 7月と8月の平和を考える月間の取組みとして、7月27日から8月1日まで、文化センターにおいて平和を考える集いを開催し、710人が参加されました。資料展示部門では、市内の4中学校から平和ポスター・平和標語をそれぞれ20点ずつ募集し、「中学生平和ポスター・平和標語展」を開催するとともに、市民の皆さんから「平和・いのち」をテーマにした俳句・短歌・私のメッセージを募集し展示しました。このほか、丸木美術館所蔵の原爆の図、広島・長崎ミニミニ原爆展として、写真等を展示しました。
 また、7月29日には、さいたま市在住の関(せき)利(とし)雄(お)氏自らの戦争体験を踏まえた講話会を開催し、市民の皆さんからの共感を得ることができました。さらに、7月31日には、平和映画会において「月光の夏」を上映し、過去の悲惨な戦争を振り返り、平和について認識を深めていただく機会となりました。
 続きまして、埼玉県知事選挙について申し上げます。
 7月31日に、市内19投票所で午前7時から午後8時まで投票が行われました。投票率は埼玉県平均24.89パーセント(前回比2.78ポイント減)に対し、本市は27.99パーセント(前回比4.36ポイント減)で、40市中第5位の結果でした。
 また、7月15日から30日まで開設した期日前投票率は6.24パーセント(前回比0.04ポイント増)で、40市中第1位の結果でした。
 なお、今回は夏休み期間中の選挙であったため、北本高校の生徒7名に市役所の期日前投票所において、7月25日から30日までの6日間、選挙事務の補助として受付案内を行っていただきました。
 今後につきましても各種選挙の執行に合わせて、有権者一人ひとりが政治に対する関心と選挙の意識を高めていただくため、より一層の啓発活動を実施し、投票率の向上に努めてまいります。

 次に、市民経済部関係について御報告いたします。
 放射線量測定の実施について申し上げます。
 この事業は、6月9日から延べ23日間、市内において大気中の放射線量の測定を実施したものです。定期的な測定個所として小中学校や保育所など22箇所、随時測定として都市公園や民間幼稚園・保育園など106箇所の測定を行いました。
 その結果、最小値で1時間当たり0.03マイクロシーベルト、最大値で0.12マイクロシーベルトを測定し、概ね平均値では1時間あたり0.06〜0.08マイクロシーベルトとなりました。この数値を年換算値にしますと、0.32〜0.42ミリシーベルトであり、国際放射線防護委員会が示す安全基準値とされている年換算値1ミリシーベルトの30〜40%程度となっております。また、市内の測定個所において、局地的に数値の高い場所は見当たりませんでした。
 さらに、小中学校のプールの水や総合公園、子供公園のせせらぎの水についても放射性物質濃度測定を3回実施し、ヨウ素−131やセシウム−134、セシウム−139等は不検出という結果が出ております。
 今後も大気中の放射線量について、定期的に測定し、把握してまいります。
 続きまして、「節電コンテスト2011」について申し上げます。
 この事業は、東日本大震災後に電力需給が逼迫したため、特に電力不足が懸念される夏季に、市民と市内事業者の方々を対象に節電の一層の推進を目的に実施しているものです。内容は、本年7月・8月の電気量と前年同月の電気量を比較し、削減率を競争し、優秀な成績をあげた方の表彰を行うものです。
 また、市では「節電プログラム」に基づきまして、市庁舎・文化センターをはじめとする公共施設の積極的な節電を行うとともに、7月7日の「クールアースデー」におきましては、午後6時に公共施設の一斉消灯を実施し、節電及びライトダウンに努めたところでございます。
 これらの取り組みにより、4月から7月までの電気使用量は、前年度比で約27.2%の削減となりました。

 次に、保健福祉部関係について御報告いたします。
 (仮称)中核保育所建設事業について申し上げます。
 この事業は、7月14日に起工式を行い、現在本体工事に着手しているところです。工期は、平成24年2月29日までとし、4月1日に開所を予定しております。(仮称)中核保育所につきましては、通常保育のほか病後児保育事業及び一時保育事業を行うとともに、子育て支援センターの機能を併せ持つ保育所として整備してまいります。

 次に、都市整備部関係について御報告いたします。
 首都圏中央連絡自動車道の建設工事に伴う北本市圏央道上部利用事業について申し上げます。
 この事業は、圏央道上部利用事業(蓋掛け)の実施について、4月28日に、工事等の基本事項を定めた基本協定書を国土交通省関東地方整備局と締結したものです。
 この基本協定書の締結に基づき、7月6日に工事の施行に関する詳細及び費用負担等についての工事施行協定書を、また平成23年度に施行する工事等の範囲や負担額についての年度契約をそれぞれ締結しました。なお、現在は圏央道掘割部のうち、JR高崎線交差部の工事が着工されております。

 次に、教育部関係について御報告いたします。
 北本市スポーツ少年団公共奉仕活動について申し上げます。
 本団は、スポーツを通して子どもたちの健全育成を図ることを目的とした団体です。現在は野球・ソフトボール・サッカー・ミニバレーボール、ミニバスケットボール・空手道の6部会30団体、計942名の団員、指導者により各々自主的な活動が行われております。
 7月2日、3日と24日の午前8時から「北本市スポーツ少年団奉仕活動」が実施され、指導者・保護者が子どもたちと一緒に北本駅から市役所までを清掃いたしました。
 「地域に見守られて育つこと」「部会を超えた、あるいは地域としての連帯」「地域への貢献」について子どもたちが実感するためのよい機会となっており、9月には2部会が奉仕活動の実施を予定しております。

 以上で、市政概要報告を終わりますが、この間、お寄せいただきました議員各位並びに市民の皆さんの御意見、御協力に対しまして厚くお礼申し上げます。
 なお、平成23年度第2・四半期における主要な事業等につきましては、市政概要報告書主要な事業等の一覧のとおりですので、御覧いただきますようお願いいたします。

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