平成24年度第2.四半期市政概要報告

更新日:2021年03月31日

 平成24年度第2・四半期における市政の概要を御報告いたします。

 初めに、総合政策部関係について御報告いたします。
 「笑いで元気なまちづくり きたもと×よしもとプロジェクト」事業について申し上げます。
 この事業は、吉本興業グループの「地域密着型プロジェクト」を活用し、まちづくり事業の一環として、「笑いで元気なまちづくり」を目的に、市民の皆さんが様々な催しへ参加していただくものです。
 8月1日、健康増進センターにおいて、市内の老人クラブ「なかいち会」の懇親会に吉本所属の芸人をお招きし「きたもとよしもと市民寄席」を開催いたしました。今回の催しは「きたもと×よしもとプロジェクト」のモデルケースとなり、吉本所属の芸人が生出演した寄席は、会場中が笑いにあふれ大変好評でした。
 さらに、8月25日には、文化センターにおいて、よしもと芸人ハリガネロックが司会進行のもと生活習慣病予防講演会を開催し、会場は大盛況でした。 今後、北本まつりやダンス市民講座等、様々な事業に吉本所属の芸人が参加し、明るく元気のあるまちをめざしてまいります。

 続きまして、無作為抽出市民会議について申し上げます。
 この事業は、8月11日、文化センターにおいて、無作為に抽出された18人の市民を対象に行われました。
 事務局が事前に設定した新規事業20案に対し、参加の皆さんが次年度に予算化すべき事業について議論を行い、「駅前等の防犯カメラ設置」や「高齢者タクシー補助券」等の上位10事業案が決定されました。
 決定された10事業案につきましては、10月に実施予定のウェブでの会議において幅広い市民により選択をしていただき、上位の事業案について平成25年度の予算化に向けて検討してまいります。

 続きまして、セーフコミュニティの認証取得について申し上げます。
 この事業は、7月18日、文化センターにおいて、市内の安心・安全にかかわる機関・団体の代表者52人で組織する「北本市セーフコミュニティ推進協議会」を立ち上げ、市民との協働による取組をスタートさせたものです。
 当日は、日本セーフコミュニティ推進機構代表理事の白石(しらいし)陽子(ようこ)氏による講演を開催し、各委員のセーフコミュニティへの理解を深めました。
 また、『広報きたもと』では7月1日号以降、セーフコミュニティに関する特集記事を毎号掲載するとともに、市ホームページにもセーフコミュニティのコーナーを設け、今後とも積極的に市民の方々への周知を図ってまいります。

 次に、総務部関係について御報告いたします。
 電気自動車の購入について申し上げます。
 この事業は、市公用車の買い替えにあたって、環境に配慮した電気自動車(軽自動車バンタイプ)6台を、国のクリーンエネルギー自動車等導入補助金を活用し購入したものです。
 ガソリン車から電気自動車に入れ替えたことにより、二酸化炭素の排出量を6台で年間約3,200キログラム削減できます。
 また、地震等の災害による停電時には、電気自動車のバッテリーに電力供給装置を接続することにより、1台で最大1,500ワット、連続5時間の電力供給ができることから、避難所設営時の電力供給車として活用することもできます。8月の防災訓練において、避難所電力供給訓練で使用いたしました。

 次に、市民経済部関係について御報告いたします。
 防災訓練の実施について申し上げます。
 8月26日、西中学校において、第33回北本市防災訓練を実施いたしました。
 今回の防災訓練は、関係機関の御協力をいただき、44の自主防災会、市内在住の外国人等、650人が参加されました。
 主な訓練の内容といたしまして、新たに東小学校及び北本中学校での広域避難所開設訓練を実施したほか、炊き出し訓練、安否確認訓練、初期消火訓練等を実施するとともに、電気、ガス、水道等のライフライン関係機関等による防災に関する各種展示を行いました。
今後も、防災意識の向上等に努めてまいります。

 続きまして、平和啓発事業について申し上げます。
 7月と8月の平和を考える月間の取組みとして、8月1日から8月5日まで、文化センターにおいて平和を考える集いを開催し、1,045人が参加されました。資料展示部門では、市内の4中学校から募集した「中学生平和ポスター・平和標語展」を開催するとともに、市民の皆さんから募集した「平和・いのち」をテーマにした俳句・短歌・私のメッセージを展示しました。このほか、丸木美術館所蔵の原爆の図、広島・長崎ミニミニ原爆展として、写真等を展示いたしました。
 また、8月4日には、さいたま市在住の坂本(さかもと)初枝(はつえ)氏自らの戦争体験を踏まえた講話会を開催し、市民の皆さんからの共感を得ることができました。
 さらに、8月5日には、平和映画会を開催し、アニメ「はだしのゲン」と「父と暮せば」の上映を行い、過去の悲惨な戦争を振り返り、平和について認識を深めていただく機会となりました。

 続きまして、住民基本台帳法の改正について申し上げます。
 この事業は、7月9日に、改正住民基本台帳法の施行と、外国人登録法の廃止が行われたことに伴い、外国人住民が住民基本台帳に記録されたものであり、男性138人、女性258人、計396人の方が記録の対象となりました。
 このことにより、外国人住民の方は届出の負担が減り、各種行政サービスの手続きが簡素化されるとともに、世帯全員の住民票の写しが取得ができるようになりました。 また、行政側は外国人住民の正確な居住実態や世帯情報が記録できるため、事務の合理化が図れるものと考えております。

 次に、保健福祉部関係について御報告いたします。
 高齢者安否確認システム「見守りテレビ」の実証実験について申し上げます。
 この事業は、シャープ株式会社(本社:大阪府)との共同で実施し、一人暮らしの高齢者等の自宅に、見守り機能のあるテレビを設置いたします。そして、毎朝のスイッチのオン・オフなどの状況をインターネットを利用して、パソコンで確認することにより高齢者等を見守るものです。
 実証実験は、北本団地自治会の協力を得て、北本団地にお住まいの高齢者世帯17世帯を対象に、7月から9月までの期間実施し、その効果や課題について検証を行う予定です。

 次に、都市整備部関係について御報告いたします。
 企業誘致関連の道路整備事業について申し上げます。
 まず、関東グリコ株式会社北本ファクトリー前の市道21号線歩道整備につきましては、神明神社の敷地部分において、歩道が未整備となっていましたが、神明(しんめい)神社(じんじゃ)の移転先が確定し、9月中の完成が見込まれます。
 また、グリコふれあい通りの歩道整備につきましては、早期完成を目指し事業を進めておりますが、グリコ入口交差点から市道129号線との交差点までの約300mは、9月中の完成が見込まれます。
 なお、工場見学施設グリコピアイーストは、10月にオープンが予定されております。周辺の交通量増加が想定されるため、歩行者や自転車等が安心して通行していただけるよう、安全対策に努めてまいります。

 次に、教育部関係について御報告いたします。
 文化センター中央公民館の自主文化事業について申し上げます。
 7月21日、今年度2回目となるサロンコンサートを開催し、108人が参加されました。
 この事業は、中国琵琶の奏者を招いてのコンサートであり、市民の皆さんは珍しい楽器の音色を満喫されていました。
 さらに、7月26日には、東京音楽大学との提携事業であるロビーコンサートを開催し、108人が参加されました。
 この事業は、トロンボーンとホルンによるコンサートであり、それぞれの学生が楽器を始めたきっかけなどの楽しいトークを交えて、ソロで管楽器の音を披露し、市民の皆さんは耳を澄ませておりました。また、第5回北本ピアノコンクールで実行委員長賞を受賞した大学院生によるピアノ伴奏があり、北本市からの音楽の広がりを感じさせたコンサートとなりました。

 以上で、市政概要報告を終わりますが、この間、お寄せいただきました議員各位並びに市民の皆さんの御意見、御協力に対しまして厚くお礼申し上げます。
 なお、平成24年度第2・四半期における主要な事業等につきましては、市政概要報告書主要な事業等の一覧のとおりですので、御覧いただきますようお願いいたします。

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