平成24年度第1．四半期市政概要報告
平成24年度第1・四半期における市政の概要を御報告いたします。
初めに、総合政策部関係について御報告いたします。
セーフコミュニティの取組みについて申し上げます。
この事業は、1月27日に認証取得宣言を行いました。5月11日に長野県小諸市で実施されたセーフコミュニティ認証取得の最終審査である「現地審査」にオブザーバーとして招待され、セーフコミュニティの取組み自治体の現状について視察をいたしました。翌12日には、国内の取組み自治体間のセーフコミュニティ合同勉強会と、午後から長野県箕輪町で実施された「第1回全国セーフコミュニティ自治体ネットワーク会議」に出席いたしました。その後行われた「箕輪町セーフコミュニティ認証式典」では、市長が招待され、箕輪町長にお祝いを申し上げました。
セーフコミュニティネットワークの一員として、こうした式典、国内取組自治体間の合同勉強会や国際会議等に参加し、情報交換を行うことは、セーフコミュニティ認証取得の指標の一つとなっており、今後も積極的に参加してまいります。
次に、総務部関係について御報告いたします。
北本市小規模工事等契約希望者登録制度の取組みについて申し上げます。
この制度は、本市が発注する入札を必要としない工事で、学校や公共施設の修繕など小規模工事の契約について、市内に事業所を置く小規模事業者の受注機会を拡大し、積極的に活用することにより市内経済の活性化を図ることを目的とするものです。
平成23年度の実績は16件、契約金額は466万7,684円でした。今後とも、本制度の運用を通じて市内小規模事業者の育成に努めてまいります。
次に、市民経済部関係について御報告いたします。
駅からハイキングについて申し上げます。
この事業は、4月8日にJR東日本、北本市まちづくり観光協会及び市の共催により、本市の知名度のアップと地域の活性化、また、ハイキングを通じて参加者に北本の自然、桜等を楽しんでいただくことを目的に実施したものです。
当日は、市内外から873人の参加があり、さくらまつり、菜の花まつり、石戸蒲ザクラ、高尾氷川神社、城ヶ谷堤等を散策していただき、多くの皆さんに北本の春を楽しんでいただきました。
続きまして、菜の花まつりについて申し上げます。
この事業は、4月7日、8日に北本市景観作物振興会の主催により、景観作物である菜の花を主役に、地域の活性化や観光の観点から実施しており、今年で5周年を迎えました。期間中は、市内外から約8,000人の参加がありました。また、今年は北本駅西口と会場を結ぶ無料シャトルバスを運行し、延べ1,296人に御利用いただきました。今後とも、菜の花を食用油の抽出や有機肥料などとして再利用する、環境にやさしい農業の取り組みを支援してまいります。
次に、保健福祉部関係について御報告いたします。
北本市立東保育所について申し上げます。
東保育所は、4月1日に新施設において開所いたしました。入所定員120人の通常保育とともに、公立保育所では初めてとなる3歳以上児の完全給食を実施しています。さらに、5月1日からは新規事業として、病気の回復期にある子どもを保育する「病後児保育事業」、保護者に代わって一時的に子どもを保育する「一時預かり事業」を開始いたしました。
5月25日現在、病後児保育事業の登録状況は17人、一時預かり事業の登録状況は13人となっています。
また、子育て支援センターの機能を有する施設として、子育て家庭の交流の場の提供、子育てに関する相談、子育てサークルへの支援等を実施しております。
今後とも、本市の子育て支援の拠点施設として、保護者の子育て及び就労等の両立を支援するとともに、児童福祉の増進に努めてまいります。
次に、都市整備部関係について御報告いたします。
さくらまつりについて申し上げます。
この事業は、4月7日、8日に高尾さくら公園において開催されたものです。
昨年度は東日本大震災の発生に伴い中止となりましたので、2年ぶりの開催となります。両日とも天候に恵まれ、期間中は、市内外から約13,000人の参加がありました。
続きまして、みどりのフェスティバルについて申し上げます。
この事業は、4月29日に北本市子供公園において開催いたしました。当日は気温も高く好天で、市内外から約10,800人の参加があり、これまでで最も多い記録となりました。
続きまして、三国コカ・コーラボトリング北本みずべひろばオープニングイベントについて申し上げます。
5月20日、国土交通省荒川上流河川事務所とともに整備を進めてまいりました「三国コカ・コーラボトリング北本みずべひろば」のオープニングイベントを開催いたしました。
記念式典では、各方面から多くの関係者の皆さんに御臨席を賜りました。イベントにつきましては、三国コカ・コーラボトリング株式会社様の御協力により、「さかなクンのトークショー」等が行われ、約2,000人の皆さんに楽しんでいただきました。
続きまして、市道118・130号線（中丸ふれあい通り）のネーミングライツについて申し上げます。
この路線のネーミングライツ・パートナー企業募集を行い、関東グリコ株式会社からの応募を受け、5月10日の北本市ネーミングライツ審査会の審査を経て、ネーミングライツ・パートナー企業と決定いたしました。通称は「グリコふれあい通り」となります。
次に、教育部関係について御報告いたします。
プラネタリウムデジタルシステムによる投影について申し上げます。
文化センター中央公民館のプラネタリウムでは、平成22年度からデジタルシステムによる一般投影と自主文化事業としてデジタルムービーを投影してまいりました。本年5月から、ギリシア神話の星座物語をモチーフにした「スターリーテイルズ 星座は時をこえて」と夢や目標を抱くことの大切さ、夢を追い続けることを応援する番組「宇宙一直線」の2つのプログラムを年間を通じて上映しています。
また、新たなキッズ向けのプログラムとして、5月から「ポケットモンスター 光と影のテンキュウギ」を投影しており、来場者に御好評いただいております。
以上で、市政概要報告を終わりますが、この間、お寄せいただきました議員各位並びに市民の皆さんの御意見、御協力に対しまして厚くお礼申し上げます。
なお、平成24年度第1・四半期における主要な事業等につきましては、市政概要報告書主要な事業等の一覧のとおりですので、御覧いただきますようお願いいたします。
更新日：2021年03月31日