平成25年度第3.四半期市政概要報告

更新日:2021年03月31日

 平成25年度第3・四半期における市政の概要を御報告いたします。

 初めに、総合政策部関係について御報告いたします。
 新庁舎1期工事の開庁について申し上げます。
 平成24年11月から進めてまいりました庁舎1期工事が平成25年10月に完成しました。これに伴い、旧第1・2庁舎の4部16課及び議会事務局が、10月12日から14日の3日間で引越しを行い、窓口システムなどの業務も滞りなく行えることを確認し、10月15日に開庁することができました。
 また、同日には議員各位、市民団体の代表者、基本設計検討委員並びに工事関係者など多くの皆さんをお招きし、オープニングセレモニーを開催いたしました。
 今回のオープンにあわせて、市民サービスの充実を図るため、これまで市民課だけで実施していた土曜開庁業務を、税務課やこども課など6課に拡大し、11月2日より実施しております。
 今後も、新庁舎の全面開庁に向けて建築工事等に取り組むとともに、さらなる市民サービスの向上に努めてまいります。
 続きまして、セーフコミュニティ事業について申し上げます。
 平成26年度中の認証取得を目指しているセーフコミュニティについては、10月7日、8日の2日間にわたり、海外より認証審査員を2名招へいし、「北本市セーフコミュニティ事前審査」を実施しました。
 審査員からは「体系立った報告で分かりやすかった」、「客観的なデータを活用して、取組みの方向性等を設定されている点が良かった」等の講評をいただきました。
 また、「WHOが発信している効果のある取組みの情報を活用してはどうか」といったアドバイスもいただきましたので、これらを参考に今後もセーフコミュニティ事業を推進してまいります。

 次に、総務部関係について御報告いたします。
 平成25年度北本市優秀建設工事等表彰について申し上げます。
 11月26日、建設業者等の施工意欲並びに建設技術の向上、技術者の技術力の育成を図り、公共工事の品質確保を促進することを目的とし、適正な施工管理により、特に優秀な成績をもって工事等を完成させた建設業者等を表彰いたしました。
 表彰初年度である本年度は、表彰対象事業を平成22年度から平成24年度に完成したものとし、建設工事13件と設計委託業務3件、延べ16業者を表彰いたしました。 今後も、本市発注工事等の品質確保に努めてまいります。
 続きまして、市税等の口座振替の推進について申し上げます。
 さらなる税収確保と収納率の向上のため、10月1日に納税課を新たに設置し、市税等の滞納の一掃に向けて取り組んでおります。
 特に、口座振替は滞納の未然防止の観点から最も効果的であることから、10月よりキャッシュカードを利用して口座振替が申請できる「口座振替受付サービス」を開始し、「広報きたもと」でお知らせしたところです。
 また、11月3日には、北本中学校で行われた「産業まつり」において納税課職員による「口座振替キャンペーン」を実施し、来場者に口座振替受付サービスをPRいたしました。
 これまでの利用実績につきましては、11月25日現在、35人、53件となっております。引き続き市税等の収納率向上のため、口座振替の推進に努めてまいります。

 次に、市民経済部関係について御報告いたします。
 一般旅券の申請受理、交付等について申し上げます。
 埼玉県より一般旅券の発給申請受理、本人確認、交付等を行う権限の移譲を受け、11月5日より事務を開始しました。
 この旅券事務は、新庁舎建設に伴う市民サービス拡大の一環として導入を進めてきたものです。
 このことにより、北本市に住民登録している方は、北本市役所で旅券の発給申請、交付が受けられ、埼玉県のパスポートセンターまで出向く必要がなくなり、市民サービスの向上が図れたものと考えております。
 これまでの利用実績につきましては、11月25日現在、申請107件、交付54件となっております。
 続きまして、北本まつりについて申し上げます。
 今年度の北本まつりは、11月2日、3日に開催いたしました。2日の「宵まつり」では、今年から事務局機能を北本市観光協会へ移管し、西中央通線にて流し踊りや各種パフォーマンス等の演技、華麗かつ勇壮なねぷたの引き回しが行われたほか、新たに駅前ロータリーにて祭り囃子のひっかわせやねぷた囃子の合同演奏が行われ、市内外から過去最高の約7万人の来訪があり、非常に賑わいました。
 また、3日の「産業まつり」では、北本中学校を会場に、農産物共進会のほか、市内の団体や商業者、会津坂下町及び弘前市の特産品の販売、津軽三味線演奏やダンスのステージ発表等が行われ、過去最高の約4万人の来訪がありました。
 さらに、昨年に引き続き、北本まつりをはじめとする市内の秋のイベントの啓発活動として、JR東日本と連携して駅構内や車内にポスターを掲示し、PRを行いました。

 次に、保健福祉部関係について御報告いたします。
 福祉事務所職業相談事業について申し上げます。
 この事業は、市とハローワーク大宮の連携により、生活保護受給者等の支援対象者に対して職業相談及び職業紹介を実施し、就労促進を図るものです。
 ハローワーク大宮の就労支援ナビゲーターが配置され、毎週月曜日を相談日として、11月25日から相談を開始いたしました。
 従来、相談者はハローワーク大宮まで出向いて相談する必要がありましたが、庁内に相談窓口を設置することにより、相談者の負担軽減が図られることになり、支援対象者の就労促進につながるものと考えます。
 今後も、関係機関と連携し、生活保護受給者等の就労及び自立支援に努めてまいります。

 次に、都市整備部関係について御報告いたします。
 きくまつりの開催について申し上げます。
 11月2日から11月10日までの9日間にわたり、北本総合公園を会場に「きくまつり」が開催されました。このイベントは、北本市観光協会、北本菊花愛好会、北本市商工会、都市公園指定管理者及び市からなる「きくまつり運営委員会」の主催により開催され、延べ約1万9千人の御来場をいただきました。
 特に、芝生広場に設けられた展示スペースには、市内外の菊愛好家や中丸小学校の児童が精魂込めて育てた色とりどりの菊や、思い思いの形に造形された菊、計626鉢の作品が並べられ、来場者の目を楽しませました。
 期間中は会場内で、126台の参加がありましたクラシックカーフェスティバル、県内外からの47団体の参加をいただき盛大に行われた北本よさこい、野外音楽祭及びグラウンドゴルフに挑戦などの各種イベントや北本地場産品の販売が大変好評でした。
 続きまして、新駅建設に関する市民説明会について申し上げます。
 12月15日に実施される新駅建設の賛否を問う住民投票に向け、貴重な1票を投じる市民の皆さんに、新駅建設についての理解をより深めていただくため、説明会を開催いたしました。11月9日から11月19日の間、コミュニティ圏域ごとに8回と、全市民を対象に1回、全9回実施し、延べ755人の市民の皆さんに御参加いただきました。

 次に、教育部関係について御報告いたします。
 市民文化祭芸術展の開催について申し上げます。
 11月7日から12日までの6日間にわたり、体育センターメインアリーナを会場に「第48回市民文化祭芸術展」を開催しました。
 会場には、市内の幼稚園、保育園、小・中学校、北本高校の児童・生徒や文化団体の会員、市民の皆さんが出品した絵画、書、写真、工芸、文芸、生け花など1,251点の作品が展示されました。
 期間中延べ4,509人の御来場をいただき、文化芸術に直接触れていただくことができ、大変好評でした。
 続きまして、第10回北本ピアノコンクールの開催について申し上げます。
 文化センターを会場に、音楽文化の主要事業として、毎年恒例となっております「北本ピアノコンクール」を実施いたしました。
 今年は10周年を迎え、新たに連弾部門を開催し、410人のエントリーがありました。ソロ部門は9月28日から4日間にわたる予選会を開催し、10月26日・27日には、予選通過者118人による本選を開催しました。
 最終日の表彰式では、小学生から大学・一般までの各部門において「本選奨励賞」9人、「入賞者」30人に賞状、記念品が授与され、最後に最優秀賞の発表があり、桐朋(とうほう)学園大学4年生の中村明日(あす)美(み)さんが受賞されました。
 中村さんは来年1月18日に開催される「きたもとニューイヤーコンサート」におきまして、東京フィルハーモニー交響楽団と共演することになっています。

 以上で、市政概要報告を終わりますが、この間、お寄せいただきました議員各位並びに市民の皆さんの御意見、御協力に対しまして厚くお礼申し上げます。
 なお、平成25年度第3・四半期における主要な事業等につきましては、市政概要報告書主要な事業等の一覧のとおりですので、御覧いただきますようお願いいたします。

この記事に関するお問い合わせ先

北本市議会事務局
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