平成25年度第1.四半期市政概要報告

更新日:2021年03月31日

 平成25年度第1・四半期における市政の概要を御報告いたします。

 初めに、総合政策部関係について御報告いたします。
 日本観光ポスターコンクール入賞について申し上げます。
 4月16日、公益社団法人日本観光振興協会主催の「第61回日本観光ポスターコンクール」の専門審査会が開催され、北本市が出品した『北本市観光ポスター「秋があつい」』が応募総数234作品の中から入賞を果たしました。このポスターは、平成24年11月の北本まつり「宵まつり」開催にあわせて、イベントの周知と市の知名度向上を図るため、制作したもので、北本駅、浦和駅に掲示したものです。
 続きまして、セーフコミュニティの推進について申し上げます。
 4月から、交通安全対策委員会をはじめとする6つの対策委員会ごとに、安心・安全に関する具体的な取り組みの検討を始めております。特に警察や消防から提供いただいた犯罪・交通事故及び救急搬送に関する詳細なデータをもとに課題を抽出し、より効果的な対策について意見交換を行いました。
 また、より高次なデータ分析や評価をし、各対策委員会への提案等を行うための外傷サーベイランス委員会を6月中に立ち上げる予定です。これにより本市のセーフコミュニティ活動の組織が整うこととなります。
 今後は、10月に予定している認証の事前審査に向けて引き続き活動を進めてまいります。

 次に、総務部関係について御報告いたします。
 北本市小規模工事等契約希望者登録制度の取組みについて申し上げます。
 この制度は、本市が発注する入札を必要としない工事で、学校や公共施設の修繕など小規模工事の契約について、市内に事業所を置く小規模事業者の受注機会を拡大し、積極的に活用することにより市内経済の活性化を図ることを目的とするものです。
 平成24年度の実績は16件、契約金額は471万3,389円です。引き続き本制度の運用を通じて市内小規模事業者の支援に努めてまいります。

 次に、市民経済部関係について御報告いたします。
 ごみ処理の広域化の取組みについて申し上げます。
 北本市、鴻巣市及び行田市の3市は、平成25年5月7日に、ごみ処理広域化の推進に関する基本合意書を締結いたしました。
 合意事項については、3市共同で一部事務組合を設立しごみ処理を行うこと、ごみ処理施設の建設地は鴻巣市内とすること等となっております。
 今後は、基本合意書に基づき、ごみ処理の広域化に向けた取り組みを進めてまいります。
 続きまして、地域資源活用事業の取り組みについて申し上げます。
 この事業では、本市の地域資源の一つである北本トマトカレーの普及PR事業を、北本市観光協会とともに取り組み、様々なイベントに出店する等、支援を実施しています。
 5月11日から12日に開催された横須賀カレーフェスティバルにおける「全国ご当地カレーグランプリ」では「真っ赤な誘惑北本トマトカレー」が準優勝いたしました。
 関係者の地道な取り組みにより成果を挙げており、北本トマトカレーがテレビ番組において放送される等、マスコミからの取材も増えております。今後も本市のPR、地域資源の活用に取り組んでまいります。
 続きまして、「駅からハイキング」について申し上げます。
 この事業は、JR東日本、北本市観光協会及び市の共催により、本市の知名度のアップと地域の活性化、また、ハイキングを通じて参加者に北本の自然、桜等を楽しんでいただくことを目的に実施したものです。
 参加者の皆さんには、石戸蒲ザクラ、高尾氷川神社、城ヶ谷堤等を散策していただき、北本の春を楽しんでいただきました。また、新しい取組みとしてコース周辺店舗の協力による割引クーポンを作成し参加者等に配布したところ、大変好評でした。
 なお、例年1日のみの開催としていましたが、今年度は4月1日から7日までの1週間の期間で実施したところ、天候不順の折りにもかかわらず、延べ691人の参加がありました。

 次に、保健福祉部関係について御報告いたします。
 高齢者等見守りネットワークについて申し上げます。
 近年、高齢社会の到来に伴いひとり暮らしや高齢者のみの世帯の増加、高齢者や障がい者の孤立死等が社会問題となってきています。このような中、高齢者等が住みなれた地域で安心して暮らしていけるように、自治会連合会や民生委員・児童委員協議会をはじめ、電気、ガス、水道等のライフライン事業者、新聞販売店等の御協力により、日常生活、業務の中で、「さりげない見守り」をしていただき、迅速な対応を図っていくため、高齢者等見守りネットワークを組織いたしました。
 4月24日には、合計17の事業者や協力団体等の出席のもと、発足式を行い、見守りネットワーク事業をスタートいたしました。

 次に、都市整備部関係について御報告いたします。
 さくらまつりについて申し上げます。
 この事業は、4月6日、7日に高尾さくら公園において開催を予定しておりましたが、悪天候が予想されたため中止とさせていただきました。今年で18回目を迎え、1月から関係者の皆さんと準備を進めてまいりましたが、中止となりましたことは、市といたしましても非常に残念でございました。
 続きまして、みどりのフェスティバルについて申し上げます。
 この事業は、4月29日に北本市子供公園において開催いたしました。当日は気温も高く好天で、市内外から約11,400人の参加があり、これまでで最も多い記録となりました。今年は、緑豊かな子供公園の木々を使い、自然との一体感を味わっていただく「ツリークライミング体験」を新たに実施したところ、参加者に大変好評いただきました。

 次に、教育部関係について御報告いたします。
 プラネタリウムデジタルシステムによる投影について申し上げます。
 文化センター中央公民館のプラネタリウムでは、平成22年度からデジタルシステムによる一般投影と自主文化事業としてデジタルムービーを投影してまいりました。平成25年5月からは、プラネタリウムが映し出す満天の星とともに科学で宇宙を学ぶミニ番組と、宇宙飛行士になる夢を追い続ける少年たちを題材にした番組「宇宙兄弟 一点のひかり」を投影する「星と科学で夢見る 宇宙天象劇場」を、土曜日・日曜日・祝日などに上映し、来場者に御好評いただいております。

 以上で、市政概要報告を終わりますが、この間、お寄せいただきました議員各位並びに市民の皆さんの御意見、御協力に対しまして厚くお礼申し上げます。
 なお、平成25年度第1・四半期における主要な事業等につきましては、市政概要報告書主要な事業等の一覧のとおりですので、御覧いただきますようお願いいたします。

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