平成26年度第3.四半期市政概要報告

更新日:2021年03月31日

 

平成26年度第3・四半期における市政の概要を御報告いたします。

はじめに、総合政策部関係について御報告いたします。

新庁舎の全面開庁について申し上げます。

平成24年11月から進めてまいりました「北本市新庁舎及び児童館建設工事」につきましては、新庁舎の2期工事が平成26年10月に完成を迎え、旧第3・4庁舎の2部9課が10月11日から13日までの3日間で移転を完了し、10月14日に全面開庁することができました。開庁日には議員各位、市民団体の代表者、工事関係者など多くの皆様をお招きし、オープニングセレモニーを開催しました。また、市民課窓口への発券機システムの導入や販売スペースの運用開始など市民サービスの向上を図ることができました。 今後は、関係各課と連携しながら外構工事及び周辺工事等の完成に向けて取り組んでまいります。

続きまして、セーフコミュニティ認証取得事業について申し上げます。

WHO(世界保健機関)が推奨するセーフコミュニティの国際認証の取得については、11月10日と11日の2日間にわたり、文化センターを会場に、海外から2名の公認審査員をお招きし、最終審査である「北本市セーフコミュニティ現地審査」を実施しました。

審査員からは、「市民が積極的に安心・安全のまちづくりに参加している様子がわかり、また他の自治体の模範となる取組みを実践していることから、セーフコミュニティ認証都市としてふさわしい」との高い評価をいただきました。

その後、11月17日付けで認証内定通知が届きましたので、来年2月に開催する認証式において、本市とWHO協働センターとの合意をもって正式に、全国で10番目、埼玉県で初めてのセーフコミュニティ認証都市となる予定です。

次に、総務部関係について御報告いたします。

庁舎総合案内業務について申し上げます。

10月14日の新庁舎全面開庁にあわせて、外部委託による庁舎総合案内業務を開始しました。初めて来庁された方が目的の窓口に迷うことなく行くことができるよう、平日は常時2人で対応しています。また、現在、外構工事中であるため、来庁者の多くは東側玄関を利用されますことから、東側玄関付近に1人を配置して案内を行っています。

引き続き、来庁者の利便性の向上に努めてまいります。

続きまして、住民参加型市場公募債「きたもと児童館債」について申し上げます。

11月1日にオープンしました北本市立児童館及び北本市立こども図書館の建設費に充てるため、住民参加型市場公募債「きたもと児童館債」を発行しました。

発行条件を総額1億円、利率0.38%とし、応募期間を9月25日から10月6日までの12日間として募集したところ、185人の方から、総額1億5,580万円の応募があり、倍率は約1.6倍となりました。厳正な抽選の結果、120人の当選者と26人の補欠者を決定し、10月30日に「きたもと児童館債」を発行しました。

また、「きたもと児童館債」にご応募いただいた方を対象に、オープン前の10月26日に児童館及びこども図書館の内覧会を行い、136人の方が参加されました。

次に、市民経済部関係について御報告いたします。

北本市消防団特別点検について申し上げます。

11月16日に、北本中学校において、北本市長を点検者として、消防団員の職務遂行に必要な人員、服装、礼式、機械器具、ポンプ車操法等の総合的な点検を行い、消防活動に万全を期すことを目的とした消防団特別点検を実施しました。

続きまして、北本まつりについて申し上げます。

11月1日の「宵まつり」では、終日雨天の中の開催となり、プログラムの一部変更がありましたが、西中央通線で各種パフォーマンス等の演技、華麗かつ勇壮なねぷたの引き回しが行われたほか、駅前ロータリーで囃子の競演や、ねぷた囃子の合同演奏が行われ、市内外から約4万5,000人の方が来訪されました。

2日の「産業まつり」では、北本中学校を会場に、農産物共進会のほか、市内の団体や商業者、会津坂下町及び弘前市の特産品の販売、ねぷた囃子の演奏やダンスのステージ発表などが行われ、大勢の方が来場されました。

また、今年も北本まつりの啓発活動として、JR東日本と連携して駅構内や車内にポスターを掲示し、PRを行いました。

次に、保健福祉部関係について御報告いたします。

北本市立児童館について申し上げます。

北本市立児童館が、11月1日に北本市立こども図書館と併せて開館しました。児童館には、子ども達が安心して遊ぶことができるよう安全に配慮した遊具を揃え、のびのびと遊べる場となるようにしました。また、地域子育て支援拠点事業の機能と学童保育事業の機能を有した施設となっています。

オープンした11月1日から7日までの1週間で約3,700人の方が来館されました。また、11月14日の県民の日には、自主事業としてイベントを開催し、約800人の方が参加されました。

今後も、本市の子育て支援の拠点施設として、積極的に子育て支援事業を実施してまいります。

次に、都市整備部関係について御報告いたします。

きくまつりについて申し上げます。

11月1日から9日までの9日間にわたり、北本総合公園を会場に「きくまつり」が開催され、延べ約1万8,200人の方が来場されました。

特に、芝生広場に設けられた展示スペースには、市内外の菊愛好家や小学校の児童が精魂込めて育てた色とりどりの菊や、思い思いの形に造形された菊、計588作品が展示されました。

また、期間中は会場内で、クラシックカーフェスティバル、北本よさこい、野外音楽祭などの各種イベントが開催され、多くの皆様に満喫していただきました。

次に、教育部関係について御報告いたします。

市民文化祭芸術展の開催について申し上げます。

11月6日から11日までの6日間にわたり、体育センターメインアリーナを会場に「第49回市民文化祭芸術展」を開催しました。

会場には、市内の幼稚園、保育園、小・中学校、北本高校の児童・生徒や文化団体の会員、市民の皆様が出品した絵画、書、写真、工芸、文芸、生け花など1,200点の作品が展示されました。

期間中延べ4,663人の方が来場され、文化芸術に直接触れていただくことができ、大変好評でした。

続きまして、北本ピアノコンクールについて申し上げます。

文化センターを会場に、音楽文化の主要事業として毎年恒例となっております「第11回北本ピアノコンクール」を開催しました。

今年も「連弾部門」と「ソロ部門」に分かれ、全国各地から367人のエントリーがありました。ソロ部門では9月27日から10月5日までの土曜日と日曜日の計4日間にわたる予選会を開催し、10月25日と26日には、予選通過者115人による本選を開催しました。

最終日の表彰式では、小学生から大学・一般までの各部門の入賞者に賞状と記念品を授与しました。また、今年から新たに創設したコンチェルト賞は中学生2人を含む6人が受賞し、来年2月22日に開催される「コンチェルト賞受賞者記念演奏会」において、サン=オートム室内管弦楽団と共演することになっています。

最後に最優秀賞の発表があり、福岡県の高校2年生の丸山晟(あき)民(ひと)さんが受賞されました。最優秀賞受賞者は、来年1月17日に開催される「きたもとニューイヤーコンサート」において、東京交響楽団と共演することになっています。

以上で、市政概要報告を終わりますが、この間、お寄せいただきました議員各位並びに市民の皆様の御意見、御協力に対しまして厚くお礼申し上げます。

なお、平成26年度第3・四半期における主要な事業等につきましては、市政概要報告書主要な事業等の一覧のとおりですので、御覧いただきますようお願いいたします。
 

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