平成28年度第1.四半期市政概要報告
平成28年度第1・四半期における市政の概要を御報告いたします。
はじめに、企画財政部関係について御報告いたします。
組織の見直しについて申し上げます。
昨年度に、市民サービスの更なる向上を図るとともに、行政の重要課題に柔軟に対応するため、機能的な組織の構築を目指して組織の見直しを行い、4月1日から、新たな組織体制となりました。
今後も必要に応じて組織の見直しを行ってまいります。
次に、市民リポーターの募集状況について申し上げます。
市内のイベントや身近なまちの話題、地域活動等を取材し、記事や写真を提供していただける市民リポーターを広報きたもと4月号及び市ホームページで募集したところ、5人の方から応募があり、5月21日に委嘱状の交付を行いました。
今後、市民リポーターから提供いただいた記事や写真については、市ホームページや広報紙などの広報媒体に掲載してまいります。
次に、北本市まち・ひと・しごと創生総合戦略及び北本市まち・ひと・しごと創生人口ビジョンについて申し上げます。
本年1月から3月までに延べ3回の有識者会議を開催するとともに、2月8日から3月7日までの1か月間パブリックコメント手続きを実施し、平成27年度から平成31年度までの5年間の総合戦略と平成47年度までの
20年間の人口等を推計した人口ビジョンを策定しました。
今後は、この戦略の方向性を踏まえ、人口減少を抑制するとともに、少子高齢化による人口構成の大幅な変動を抑制し、まちの活力維持に向けて取り組んでまいります。
次に、総務部関係について御報告いたします。
4月1日付人事異動について申し上げます。
職員を適材適所に配置し、職員個々の意欲や能力の向上を図るために、全体で356人の人事異動を行いました。
特に、昨年8月の女性の職業生活における活躍の推進に関する法律の施行を受け、女性職員の管理職への積極的かつ計画的な登用の観点から、課長級以上の管理職に新たに5人の女性職員を登用しました。
今後も、事務執行をつかさどるとともに、市の施策の意思決定に携われる女性管理職の育成に努めてまいります。
次に、市民経済部関係について御報告いたします。
「駅からハイキング」について申し上げます。
この事業は、JR東日本、北本市観光協会及び市が共催し、地域の活性化を図るとともに、ハイキングを通じて参加者に北本の自然、桜等を楽しんでいただくことを目的に実施しました。
今年は、3月19日から4月10日までの約3週間にわたり実施したところ、延べ1,382人の参加があり、多くの皆様に春の北本を満喫していただきました。
次に、福祉部関係について御報告いたします。
低所得の高齢者向け年金生活者等支援臨時福祉給付金について申し上げます。
この事業は、平成27年度の臨時福祉給付金の支給対象者のうち、平成 28年度中に65歳以上になる方を対象とした給付金支給事業です。
受付期間を4月18日から7月19日とし、5月31日現在で3,180件の申請がありました。
引き続き広報等による周知を行い、申請勧奨に努めてまいります。
次に、熊本地震災害義援金について申し上げます。
4月14日及び16日に熊本県熊本地方で発生した地震の被災者を支援するため、市役所等市内17箇所の公共施設に募金箱を設置したところ、5月31日現在で85万5,512円の義援金が集まりました。
この義援金は、日本赤十字社を通じて被災地へ送金いたします。
みなさまの温かい御支援に対してお礼申し上げます。
次に、健康推進部関係について御報告いたします。
大腸がん個別検診について申し上げます。
今年度から、大腸がん個別検診を、6月1日から9月30日までの特定健康診査と同時期に実施いたします。
特定健康診査と同時に受診できることにより、大腸がん検診の受診者の増が見込まれます。
次に、地域包括支援センターについて申し上げます。
4月1日から地域包括支援センターを、これまでの東センター、西センターに加え、新たに医療法人誠(せい)昇会(しょうかい)及び社会福祉法人一(いち)寿会(じゅかい)に委託し、それぞれ南センター及びきたもと寿(ことぶき)苑(えん)として増設しました。これにより「第6期介護保険事業計画」により定めている、日常生活圏域4箇所すべてに設置となりました。
今後とも、高齢者が住み慣れた地域で安心して過ごすことができるよう、地域包括ケアシステムの構築に努めてまいります。
次に、都市整備部関係について御報告いたします。
さくらまつりについて申し上げます。
この事業は、高尾さくら公園を第1会場、北本水辺プラザ公園を第2会場として、4月2日、3日に開催しました。
両日とも好天に恵まれ、市内外から約16,000人の参加がありました。
次に、みどりのフェスティバルについて申し上げます。
この事業は、4月29日に北本市子供公園において開催しました。当日は好天にも恵まれ、市内外から約12,200人の参加がありました。
両イベントとも、皆様から大変好評をいただきました。
以上で、市長部局の市政概要報告を終わりますが、この間、お寄せいただきました議員各位並びに市民の皆様の御意見、御協力に対しまして厚くお礼申し上げます。
引き続きまして、教育部関係について御報告いたします。
平成28年度当初の小・中学校の状況について申し上げます。
小学校については、通常の学級109学級、特別支援学級12学級、計 121学級に3,143人の児童で始まりました。
これは、昨年度比で8学級、145人の減となっております。
中学校については、通常の学級53学級、特別支援学級8学級、計61学級に1,800人の生徒で始まりました。
これは、昨年度比で1学級の増、20人の減となっております。
また、市予算を活用して6人の市費採用教員、27人の特別支援教育支援員、19人の学力向上支援員、12人の学校図書館指導員、4人のさわやか相談員、16人の学校4・3・2制非常勤講師を小・中学校12校に配置しました。
今年度も児童生徒一人ひとりの実態に応じた、きめ細かな教育の更なる充実に努めてまいります。
次に、放課後子ども教室について申し上げます。
平成28年度は市内の全8小学校で439人の参加登録があり、参加児童は、宿題やドリル等の自主的な学習に取り組む「学びの時間」や、バドミントン、折り紙教室、囲碁教室、科学あそび等に取り組む「ふれあいの時間」などの活動を行っています。
今後も事業が円滑に進むよう取り組んでまいります。
以上で、教育委員会の市政概要報告を終わりますが、この間、お寄せいただきました議員各位並びに市民の皆様の御意見、御協力に対しまして厚くお礼申し上げます。
なお、平成28年度第1・四半期における主要な事業等につきましては、市政概要報告書主要な事業等の一覧のとおりですので、御覧いただきます ようお願いいたします。


更新日:2021年03月31日