平成28年度第2.四半期市政概要報告

更新日:2021年03月31日

平成28年度第2・四半期における市政の概要を御報告いたします。

 

はじめに、企画財政部関係について御報告いたします。

市長と若者によるまちづくり意見交換会について申し上げます。

8月20日、今後の北本市について、若年層の市民の皆様の声をお聴きするため、「人が住みたくなるまちづくりについて」及び「シティセールス等について」をテーマとした、まちづくり意見交換会を開催しました。

当日は、12人の申込みに対し、9人が参加され、活発な議論が行われた結果、各テーマに対する提案をいただくことができ、大変有意義な機会となりました。

 

次に、総務部関係について御報告いたします。

参議院議員通常選挙について申し上げます。

7月10日に、参議院議員通常選挙の投票が市内19箇所で行われました。

当日の有権者数は58,100人、投票率は埼玉県平均51.94%(前回比プラス0.73ポイント)に対して、本市は55.07%(前回比プラス1.29ポイント)で、これは県内49市区中4番目に高い投票率でした。

このうち、今回の参議院議員通常選挙から初めて選挙権を得た18歳、19歳の投票率は、18歳が54.07%、19歳が46.82%でした。

また、期日前投票については、北本市役所において6月23日から7月9日までの17日間、北本駅西口ビル多目的ルームにおいて7月2日から7月9日までの8日間投票所を開設し、投票率は18.96%(前回比プラス3.67ポイント)でした。

今後も、公正・適正かつ効率的な選挙事務の管理・執行に努めるとともに、有権者一人ひとりに政治への関心と選挙に対する意識を高めていただくため、啓発活動を実施してまいります。

 

次に、市民経済部関係について御報告いたします。

第37回北本市防災訓練について申し上げます。

8月21日、東中学校をメイン会場に第37回北本市防災訓練を実施しました。

今年度は、自治会、自主防災組織及び関係機関の協力を得まして、600人が参加されました。

この防災訓練は、災害時の初動対応の確立を目的として実施したもので、安全・安心なまちづくりを推進することができました。

 

続きまして、平和啓発事業について申し上げます。

平和を考える取り組みとして、8月3日から8月7日まで、市役所と文化センターにおいて平和を考える集いを開催し、1,682人が参加されました。

資料展示部門では、市内の4中学校から募集した「平和ポスター・平和標語」を156点、市民の皆様から募集した「平和・いのち」をテーマとした作品「俳句・短歌・いのちのメッセージ」を15点展示したほか、丸木美術館所蔵の「原爆の図」、広島・長崎の原爆の写真パネル、戦時中の実物資料等を展示しました。

また、平和を考える集いが30年目という節目の年にあたることから、写真パネル展「杉原千(すぎはらち)畝(うね)命のビザ」も実施しました。

さらに、8月7日には、平和映画会として「命のビザ」を上映したほか、平和講話会として、杉原千畝氏の御長男夫人である杉原(すぎはら)美(み)智(ち)氏をお招きし「杉原千畝命のビザ」を開催しました。

これらの事業を通じ、過去の悲惨な戦争を振り返り、平和についての認識を深めていただくことができました。

 

続きまして、きたもと朝市について申し上げます。

この事業は、地域産業の活性化を目的に、市役所のみどりの広場前通路を会場に、市内12の店舗・団体が出店し、新鮮野菜や銘菓・名物・名品などを販売するものです。

今回はじめての試みとして、7月22日午前10時から午後1時までの日程で開催しました。

当日は、市役所を訪れた多くの皆様に新鮮野菜や地元の名産品などを購入していただき、品切れとなるお店が続出するなど、大いに賑わいました。

2回目の開催は、本日29日午前10時からとなっております。

 

次に、福祉部関係について御報告いたします。

低所得の高齢者向け年金生活者等支援臨時福祉給付金について申し上げます。

この事業は、平成27年度の臨時福祉給付金の支給対象者のうち、平成 28年度中に65歳以上になる方を対象とした給付金支給事業です。

7月19日に受付が終了し、3,793件の申請に対して1億3,389万円を支給しました。

「一億総活躍社会」の実現に向け、賃金引上げの恩恵が及びにくい低所得の高齢者を支援することができました。

 

次に、健康推進部関係について御報告いたします。

8020(はちまるにいまる)よい歯のコンクールについて申し上げます。

7月31日に、8020よい歯のコンクールを開催しました。

市内にお住まいの80歳以上で御自身の歯が20本以上ある人を募集したところ、15人の応募がありました。

埼玉県北足立歯科医師会から派遣された歯科医師により審査を実施したところ、参加者全員が健康な歯の持ち主であると表彰されました。

また、その内の特に健康な歯をお持ちの3人が、8月28日の北足立歯科医師会内のコンクールに参加しました。

歯の健康な高齢者を表彰することにより、いつまでも健康な歯でありたいという意欲を広く喚起することができました。

     

次に、都市整備部関係について御報告いたします。

第一種低層住居専用地域の容積率の変更のための説明会について申し上げます。

良好な住環境を維持しつつ、住み方の多様化などに対応するため、北本市都市マスタープランとの整合を図り、第一種低層住居専用地域における容積率の変更を行う予定です。

このため、土地区画整理事業の完了した宮内地区、本宿地区及び中丸地区の3地区を対象として関係権利者への説明会を、7月30日、31日に行いました。

各地区での出席者は、宮内地区18人、本宿地区5人、中丸地区7人でした。

今後、容積率の変更に向けた都市計画の手続きを進めてまいります。

 

以上で、市長部局の市政概要報告を終わりますが、この間、お寄せいただきました議員各位並びに市民の皆様の御意見、御協力に対しまして厚くお礼申し上げます。

なお、平成28年度第2・四半期における主要な事業等につきましては、市政概要報告書主要な事業等の一覧のとおりですので、御覧いただきますようお願いいたします。

 

引き続きまして、教育部関係について御報告いたします。

イングリッシュ・サマー・プログラムについて申し上げます。

この事業は、外国語指導助手とともに英会話を中心としたコミュニケーションを楽しむことを目的とするもので、市内8小学校の5・6年生のうち希望した34人が参加しました。

8月25日に実施し、外国語指導助手3人がゲームやお菓子作りを子どもたちと一緒に行いながら、会話を通して子どもたちの語学への関心・意欲を高めることができました。

 

次に、子ども大学きたもとについて申し上げます。

子ども大学とは、専門性の高い講義や体験活動を通じて、子どもの知的好奇心を刺激する学びの機会を提供することを目的とするもので、市内小学校の5・6年生30人が参加しました。

ノーベル生理学・医学賞を受賞した北里大学特別栄誉教授大村智博士の業績についての講義、看護の実習や身体の仕組みについての講義を北里大学看護専門学校で7月26日、8月2日の2回、カイコの繭から絹糸をつくる講義を埼玉県自然学習センターで8月10日の1回、合計3回にわたり実施しました。

学校教育の場では学べないような、貴重な体験や学習ができる機会を提供することができました。

 

次に、デーノタメ遺跡調査指導委員会について申し上げます。

この委員会は、デーノタメ遺跡の発掘調査及び保存等について専門的な指導や助言をいただくための組織で、明治大学教授・東京大学教授など7名の 委員で構成しています。

第1回目の委員会を7月1日に開催し、今後の調査・分析、報告書の作成、シンポジウムの開催等について協議しました。

また、協議後は遺跡の視察を行い、今後の調査方針について現地指導をいただきました。

今後は、委員会の指導や助言をもとに、遺跡の保存方法等について検討してまいります。

 

以上で、教育委員会の市政概要報告を終わりますが、この間、お寄せいただきました議員各位並びに市民の皆様の御意見、御協力に対しまして厚くお礼申し上げます。

なお、平成28年度第2・四半期における主要な事業等につきましては、市政概要報告書主要な事業等の一覧のとおりですので、御覧いただきます ようお願いいたします。

この記事に関するお問い合わせ先

北本市議会事務局
〒364-8633
埼玉県北本市本町1-111
電話:048-594-5560
ファックス:048-591-6335
お問い合わせはこちら