令和元年度第4.四半期市政概要報告

更新日:2021年03月31日

   令和元年度第4・四半期における市政の概要を御報告いたします。
 

はじめに、企画財政部関係について申し上げます。

「地方創生に向けた若者会議」について申し上げます。

1月23日及び2月19日に関東経済産業局との共催により「地方創生に向けた若者会議」を開催しました。

当会議は、第五次北本市総合振興計画後期基本計画の策定にあたり、市民の声を計画策定に反映させるため2日間の日程で開催し、23事業所等から市内在住・在勤の若手経営者や従業員、本年4月に就職を予定している県立北本高等学校の3年生、国及び市職員等の48名が参加しました。

1日目は、文化センターにおいて、MS&ADインターリスク総研株式会社、産学官公民金連携・特命共創プロデューサー原口(はらぐち)真(まこと)氏を講師に招き、「SDGsを道しるべとする21世紀型経営への変革~未来から選ばれる地域と企業になるために~」をテーマに御講演いただき、SDGsの思考法を学んでいただきました。

2日目は、市役所ホールにおいて、本市における地域課題をSDGsの視点やビジネス手法を用いて解決するためのアイデアをワークショップ形式で検討し、本市の「未来のあるべき姿」の実現に向けた発表をしていただきました。

今後も、持続可能なまちづくりに向けて、官民連携の取組のひとつとして当会議を継続的に開催してまいります。

 

次に、総務部関係について御報告いたします。

公共施設マネジメント実施計画策定事業について申し上げます。

平成28年度に策定した公共施設等総合管理計画に基づき、施設規模の最適化や施設の長寿命化を図ることを目的として、個々の公共施設における中長期的な方向性を示す北本市公共施設適正配置計画(素案)を作成しました。

当該素案については、1月15日から2月14日までパブリック・コメント手続きによる意見募集を行いました。

現在、当該素案の最終調整を行っており、3月下旬に策定が完了する予定です。

 

次に、市民経済部関係について御報告いたします。

山梨県韮崎市との防災協定について申し上げます。

2月12日、山梨県韮崎市役所において「災害時等の相互応援に関する協定」を締結しました。

本協定により、災害時の食料・水等の物資提供や応急復旧のための職員の派遣等、支援体制の強化が図られました。

なお、県外の自治体との相互応援協定については、福島県会津坂下町、千葉県富津市、茨城県牛久市、新潟県十日町市に続いて5件目となります。

今後も引き続き、市民の安全安心なまちづくりに努めてまいります。

 

次に、福祉部関係について御報告いたします。

第9回鴻巣・北本地域「精神障がい者の明るい未来のために」フォーラムについて申し上げます。

このフォーラムは、地域において障がい者を支えるネットワークを構築するため、鴻巣市と共同で設置している鴻巣北本地域自立支援協議会の地域支援部会が中心となり、精神障がい者に対する正しい理解を広めるために開催しているものです。

2月13日に、北本市文化センターホールにおいて開催し、当日は、当事者による体験発表や、精神障がい者も参加できるバレーボールやフットサルの競技チームの紹介等を行い、市内外から462人の参加がありました。

今後も、鴻巣北本地域自立支援協議会と連携し、地域において障がい者を支えるネットワークづくりを推進してまいります。

次に、健康推進部関係について御報告いたします。

パラリンピック事前トレーニングキャンプに関する協定締結について申し上げます。

12月18日、アルジェリアパラリンピック委員会と東京2020パラリンピック競技大会事前トレーニングキャンプに関する協定を締結しました。

本協定の締結により、ゴールボール、車椅子バスケットボール、パワーリフティング、柔道の4競技に出場する選手のが、北本市体育センターを中心に大会に向けた事前トレーニングキャンプを行う予定となりました。

大会で選手が練習の成果を発揮できるよう支援するとともに、市民の皆さんと選手との交流を進めてまいります。

 

次に、健康づくり支援における連携と協力に関する事業等について申し上げます。

1月22日、明治安田生命保険相互会社と「健康づくり支援における連携と協力に関する協定」を締結しました。

同社は、「地域社会との絆」をビジョンとして掲げ、特に行政と連携して、地域住民の健康増進を推進することに意欲的に取り組んでおります。2月5日に開催した、認知症の人への声のかけ方を学ぶ訓練に同社社員も参加いただき、地域で見守る重要性を共有しました。

また、2月6日には、文化センターにおいて、中外製薬株式会社との協定締結を記念した市民公開講座を開催しました。

当日は、北里大学メディカルセンターの薬剤師による「お薬との上手なつき合い方」と題した講演と北本市薬剤師会の協力による個別相談を実施し、44人の参加がありました。

今後も、様々な機関との連携により、健康増進事業を推進し、市民が更に健康でいきいきとした生活を送ることができるよう取り組んでまいります。

 

次に、都市整備部関係について御報告いたします。

JR高崎線北本駅西口駅前広場におけるソーラー式照明灯の設置工事について申し上げます。

本市の玄関口であるJR北本駅の西口駅前広場に蓄電池を備えたソーラー式照明灯を設置しました。

本工事により災害時等の停電でも照明灯が点灯できるようになり、これまで以上に安心して利用できる駅前広場となりました。

今後も、引き続き災害に強いまちづくりの取組を進めてまいります。

 

以上で、市長部局の市政概要報告を終わりますが、この間、お寄せいただきました議員各位並びに市民の皆様の御意見、御協力に対しまして厚くお礼申し上げます。

なお、令和元年度第4・四半期における主要な事業等につきましては、市政概要報告書主要な事業等の一覧のとおりですので、御覧いただきますようお願いいたします。

 

引き続きまして、教育部関係について御報告いたします。

「きたもと創生プレゼンテーションコンクール」について申し上げます。

1月18日、議場を発表の場として、市内小・中学校から立候補した31

名の児童生徒が、パワーポイントや書画カメラを活用し、我がまち きたも

とのくらしや未来について、プレゼンテーションを行いました。

本事業は、次世代を担う小・中学生が自分たちの暮らすまちについての関

心を高めることや、社会に主体的に参画する姿勢を養うことを目的に実施したものです。各発表ともによく調査し、よく考えられた提案であるとともに、その発表方法についても身振り手振りを加えるなどの工夫がなされ、目的を大きく上回る発表になりました。これからの北本を担う子どもたちが、北本の未来について、真剣に考える一つの良い機会になりました。

今後も、様々な体験を通して、児童生徒の主体性や社会参画意識の向上に努めてまいります。

 

次に、「石戸蒲ザクラ」の剪定作業と根系調査について申し上げます。

この剪定作業と根系調査については、文化庁の許可を得て、蒲ザクラの保護と根の状況を把握するために行ったものです。

剪定作業については、1月15日に隣接するお堂や墓地に伸びた枝や枯れた枝を切除し、樹形を整え、枝の活性化を図りました。

また、根系調査については、1月29日から2月5日までの8日間にわたり、蒲ザクラ北側の根の伸長状況について、掘削作業によって確認したところ、北側の隣地まで根が伸びている状況が明らかとなり、今後の保護策を検討するためのデータを得ることができました。

今後も、さらなる石戸蒲ザクラの保護育成に努めてまいります。

 

次に、「第21回北本市郷土芸能大会」について申し上げます。

2月16日、文化センターホールを会場に、北本市郷土芸能大会を開催しました。

この大会は市内のお囃子連等で組織する北本市郷土芸能保存団体連合会及び市教育委員会との共催で開催し、当日は、市内外から480人の来場がありました。

また、今大会はさいたま市の「三橋(みはし)一丁目囃子連」をゲストに迎え、大会に花を添えていただきました。

 

以上で、教育委員会の市政概要報告を終わりますが、この間、お寄せいただきました議員各位並びに市民の皆様の御意見、御協力に対しまして厚くお礼申し上げます。

   なお、令和元年度第4・四半期における主要な事業等につきましては、市政概要報告書主要な事業等の一覧のとおりですので、御覧いただきます ようお願いいたします。

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