令和2年度第4.四半期市政概要報告

更新日:2021年03月31日

令和2年度第4・四半期における市政の概要を御報告いたします。

 

はじめに、市長公室関係について御報告いたします。

シティプロモーション事業「マーケットの学校」について申し上げます。

本事業は、地域の中でより豊かに暮らす人を増やすことを目指し「マーケット」をテーマとした実践的な講義等を行っております。

これまでに講義編を5回、実習編を3回実施し、市内外から各回約20人が参加しています。1月30日に実施した第3回実習編は、オンラインミーティング形式で実施し、これまでの振り返りや次回のテーマ決めなどを行いました。

今後も、これらの事業を通じて市への愛着醸成や関係人口の創出に努めてまいります。

 

次に、行政経営部関係について御報告いたします。

行政手続における押印の見直しについて申し上げます。

見直しの対象となった「押印を必要とする事務の総数」991件のうち、75.68%にあたる750件の事務について押印を廃止しました。

今後も、各手続の内容、目的、趣旨等を踏まえ、主に本人確認の要・不要の観点から、押印の必要性や代替手段を検証し、見直しの作業を引き続き積極的に進めてまいります。

 

次に、総務部関係について御報告いたします。

市役所庁舎・児童館消防訓練について申し上げます。

2月10日に北本市役所庁舎及び児童館消防計画に基づき、火災発生を想定した今年度2回目の市役所庁舎・児童館消防訓練を実施しました。

新型コロナウイルス感染症の感染拡大への対応として、規模を縮小して実施し、初期消火訓練、通報訓練及び避難訓練に職員18名が参加しました。当日は、庁舎を利用する人に安心してもらえるよう、来庁者にも訓練の様子が分かる形で実施しました。

今後も、消防訓練等を通じて、職員の防災意識の向上に努めてまいります。

 

次に、市民経済部関係について御報告いたします。

キャッシュレス型消費活性化事業について申し上げます。

新型コロナウイルス感染症により影響を受けた市内経済の活性化を図るとともに、「新しい生活様式」に対応する非接触型の消費活性化事業として、令和2年12月1日から31日までの間、市内の対象店舗にてキャッシュレス決済サービスを利用すると最大30%のポイントボーナスを付与するキャンペーンを実施しました。幅広い年代の方に御利用いただき、ポイントボーナスの付与額は予算比93.6%と高い執行率となり、市内経済の活性化に寄与することができました。

次に、クーポン型プレミアム付商品券事業について申し上げます。

本事業は、市内全世帯に5,000円分のクーポン型プレミアム付商品券を配付し、市内消費活動の活性化及び新型コロナウイルス感染症の影響で深刻な経営状況にある市内店舗の支援を図るもので、商品券の使用期間は令和3年3月1日から4月30日までとなります。

今後も、市内経済の活性化に向けて、引き続き取り組んでまいります。

 

次に、福祉部関係について御報告いたします。

北本市第6期障害福祉計画・第2期障害児福祉計画の策定について申し上げます。

この計画は、障害者総合支援法及び児童福祉法に基づき、令和3年度から令和5年度までを計画期間とし、当該計画期間における障害福祉サービス及び障害児通所支援等の見込みと、その確保のための方策を定めることを目的として策定するものです。

策定に当たっては、庁内関係課の職員による策定幹事会と、知識経験者、民生委員、障がい者団体、当事者の御家族、関係する社会福祉法人の代表者及び公募委員等の10人で構成する策定委員会において計画案に対する御審議をいただいた後、パブリック・コメント手続による意見募集を行いました。

現在、策定委員会において計画案の最終調整を行っており、3月下旬に策定が完了する予定です。

 

次に、健康推進部関係について申し上げます。

診療・検査医療機関支援金について申し上げます。

この支援金は、新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの同時流行が懸念される中で、両方の検査、診療を行う医療機関として、埼玉県の指定を受け、その旨を広く住民に周知している市内の医療機関に対し交付するものです。

2月18日時点で、対象の16医療機関全てに交付を行いました。

今後も市民の安心・安全な生活を守るための施策を行ってまいります。

 

次に、新型コロナウイルスワクチン接種担当について申し上げます。2月1日に健康づくり課内に、兼務職員5人、流動職員3人の計8人の体制で新型コロナウイルスワクチン接種担当を設置しました。

新たな担当では、今後実施する接種に向けた調整やクーポン券の配布準備などの事務手続を実施しており、今後も市民が滞りなく安心して接種を受けることができるよう、事務を進めてまいります。

 

次に、都市整備部関係について御報告いたします。

中央通線における道路照明灯の設置工事について申し上げます。

現在、道路拡幅を行った中央通線の中山道交差点からあずま通り交差点までの道路照明灯の設置工事を行っております。

本工事により、車道や歩道を照らす照明灯を35基設置する予定で、これまで以上に安心・安全に道路を利用することができます。

今後は、歩道の美装化工事を実施し、北本の顔としての中央通線の整備に取り組んでまいります。

 

以上で、市長部局の市政概要報告を終わりますが、この間、お寄せいただきました議員各位並びに市民の皆様の御意見、御協力に対しまして厚くお礼申し上げます。
 

引き続きまして、教育部関係について御報告いたします。

市内小・中学校の小中一貫教育(学校4・3・2制)に関する研究発表会について申し上げます。

11月25日、西中学校区の石戸小学校・栄小学校・西中学校の3校が、「9年間の学びの連続性を重視した小中一貫教育の研究5.~考えをまとめ、伝え合うことのできる児童生徒の育成~」をテーマに発表を行いました。

また、11月27日には、東中学校区の東小学校・中丸東小学校・東中学校の3校が、「学ぶ意欲を高め、主体的に学習する児童生徒の育成~「授業力」を高めるための実践を通して~」をテーマに発表を行いました。

両学校区ともに、3校の教員が児童生徒の発達の段階を踏まえた指導の系統性を明らかにし、小中一貫教育の意義や重要性についてさらに認識を深めました。

今年度は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、研究過程において、研究授業の様子をビデオで撮影し、他の2校はそのビデオを視聴し、研究協議を行うなど、工夫を凝らして研究に取り組みました。

西中学校区及び東中学校区の両研究発表会ともに、当日は、参加者が3校に分散し、リモートでつないで全体会を行うことで、小中一貫教育の研究の成果と課題を参加者で共有することができました。

今後も、研究の成果を児童生徒へのより良い教育に活かしてまいります。

 

次に、文化のつどい写真展について申し上げます。

毎年、文化センターホールで11月に開催していた「市民文化祭舞台発表部門文化のつどい」が新型コロナウイルス感染症の感染拡大を考慮して中止となったため、代替事業として、11月16日から12月1日までの16日間にわたり、「文化のつどい写真展」を文化センターロビーで開催しました。

写真展では、令和元年度に参加された37団体の活動写真を収めたポスターや動画の展示を行い、各団体の活動状況を紹介しました。

今後も、新型コロナウイルス感染症の感染状況及び感染拡大防止に配慮し、イベントを実施してまいります。

 

次に、令和3年北本市成人式について申し上げます。

1月10日、北本市役所みどりの広場周辺で、令和3年北本市成人式を挙行しました。新型コロナウイルス感染症の感染拡大の状況を考慮し、2部制として密を避けた屋外での実施とし、新成人481人の出席がありました。

当日は、実行委員会が企画等を行ったビデオレターの上映や、市内事業者に御協力いただいた記念品の配付に加え、オンラインでのライブ配信や記念撮影スポットの設置を行いました。直前の変更ではありましたが、新型コロナウイルス感染症への対策を行いながら、特色のある成人式を挙行することができました。

今後も、北本市のまちづくりを担う新成人を祝福し、激励する式を挙行できるよう努めてまいります。

 

以上で、教育委員会の市政概要報告を終わりますが、この間、お寄せいただきました議員各位並びに市民の皆様の御意見、御協力に対しまして厚くお礼申し上げます。

なお、令和2年度第4・四半期における主要な事業等につきましては、市政概要報告書主要な事業等の一覧のとおりですので、御覧いただきますようお願いいたします。

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