令和2年度第2.四半期市政概要報告

更新日:2021年03月31日

   令和2年度第2・四半期における市政の概要を御報告いたします。

   はじめに、市長公室関係について御報告いたします。

シティプロモーション研修について申し上げます。

市職員全員が市のセールスマンであるという自覚を持ち、自発的にシティプロモーションの取組を進める職員の育成を目的として、7月10日に午前午後の2回に分けてシティプロモーション研修を実施し、計61名の職員が参加しました。研修では東海大学の河井孝(たか)仁(よし)教授に「シティプロモーションとは何か」について御講義いただき、シティプロモーションの必要性、成果指標の活用等について理解を深めることができました。

今後も、市職員の意識の醸成を図り、シティプロモーションの推進を図ってまいります。

 

次に、行政経営部関係について御報告いたします。

三井住友海上火災保険株式会社との包括連携協定の締結について申し上げます。

8月6日、三井住友海上火災保険株式会社と、まちづくりに関する包括連携協定を締結しました。本協定の締結により、双方の連携協力体制を強化して、それぞれの資源を有効に活用した協働の取組を推進し、地域の一層の活性化及び市民サービスの向上を目指します。

なお、今回で本市における包括連携協定の締結は8件目となります。

今後も、企業等との包括連携の取組を進め、民間活力を最大限活かした持続可能なまちづくりに努めてまいります。

 

次に、構造改革特別区域計画認定について申し上げます。

8月7日付で構造改革特別区域計画として「北本市トマトリキュール特区」が内閣総理大臣により認定されました。これにより、本市の特産品である北本トマトを用いた小規模でのリキュール製造が可能となります。

今後は、北本トマトと農家や食品加工技術等の地域資源とを効果的に結びつけ、北本トマトを軸として、地域課題の解決と地域経済の活性化の実現に努めてまいります。

 

次に、総務部関係について御報告いたします。

公共施設適正配置計画説明会について申し上げます。

新型コロナウイルス感染症の感染拡大の防止のため、延期していた公共施設適正配置計画説明会について、緊急事態宣言が解除されたことから、6月27日から7月19日にかけて、地域コミュニティ委員会役員及び自治会会長を対象とした地域説明会を8回開催し、合計141名の参加がありました。また、7月25日及び29日には、市民を対象とした説明会を開催し、合計36名の参加がありました。

各説明会においては、参加された皆様から様々な御意見をいただきました。

今回の説明会は、これからの公共施設の適正配置に向けたキックオフと位置づけております。

今後も、市民の皆様と意見交換を行いながら事業を進めてまいります。

 

次に、市民経済部関係について御報告いたします。

北本市指定レジ袋の新規導入について申し上げます。

北本市指定レジ袋は、7月1日から全国一律でプラスチック製買物袋、いわゆるレジ袋の有料化が開始されたことを機に、新たに導入したもので、素材を埼玉中部環境保全組合管内で使用している指定ごみ袋と同一にすることで、燃やせるごみ袋としても利用できるようにしたものです。

北本市指定レジ袋の導入により、レジ袋のポイ捨て防止のほか、プラスチックごみ削減等が図られるものと期待しております。

8月1日よりスーパーやコンビニエンスストアなど市内29の協力店舗での取扱いを順次開始しています。

今後も、より多くの店舗で取り扱っていただけるよう働きかけていくとともに、マイバッグ持参運動の周知を行うなど、プラスチックごみの削減について取り組んでまいります。

 

次に、高齢者等のごみ出し支援事業の開始について申し上げます。

本事業は、北本リサイクル事業協同組合からの申し出により、同組合がボランティアとして実施しているもので、自らごみを集積所まで持ち出すことが困難な高齢者や身体障がい者の自宅からごみを収集することで、高齢者等が住み慣れた地域で安心して暮らせる環境づくりの推進を図ることを目的としています。

また、収集の際にごみが出ていないなどの異常があった場合には、利用者への声掛けや市への通報を実施するなどの見守り活動も同時に行うこととしています。

7月1日から申請の受付を開始し、8月18日現在で、15件の申請があり、7件の収集を開始しています。

今後も、高齢者等が安心して暮らすことができる取組を推進してまいります。

 

次に、福祉部関係について御報告いたします。

社会を明るくする運動の強化月間の活動について申し上げます。

毎年7月に実施している法務省主唱の社会を明るくする運動は、すべての国民が「犯罪」、「非行の防止」及び「あやまちを犯した人の立ち直り」について理解を深め、それぞれの立場において、力を合わせ犯罪や非行のない安全で安心な地域社会を築くための全国的な運動です。

活動の一環として、毎年、北本駅東口及び西口にて街頭キャンペーンを実施しておりましたが、本年は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の防止の観点から、期間中に市役所での懸垂幕の掲出、庁内放送の実施及び市内各小・中学校の児童・生徒に啓発のクリアファイルを配布することで、犯罪や非行のない明るい社会の実現を呼びかけました。

今後も、一人でも多くの方に犯罪の防止や更生保護等について、理解を深めていただけるよう努めてまいります。

 

次に、健康推進部関係について御報告いたします。

北本市新型コロナウイルス感染症対策本部の実施状況について申し上げます。

第一・四半期における市政概要報告書で状況を報告した北本市新型コロナウイルス感染症対策本部については、6月以降、会議を2回開催し、市民への啓発や、新型コロナウイルス感染症対策事業の検討などを行いました。

また、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、施設の利用制限を実施した上で開館するなど、公共施設の再開についても協議しました。

今後も、新型コロナウイルス感染症に係る対策を講じ、市民の安全の確保に努めてまいります。

 

次に、健診等における新型コロナウイルス感染防止対策について申し上げます。

新型コロナウイルス感染症患者の急増に伴う緊急事態宣言が解除された後、これまで延期をしていた乳幼児健康診査、がん集団検診等を実施するに当たり、AIサーマルカメラやワンタッチコールシステム、飛沫防止アクリルパーテーション等を導入し、感染防止対策を徹底しました。

今後も、市民が安心して市の事業に参加できるよう、安全の確保に努めてまいります。

 

次に、都市整備部関係について御報告いたします。

北本水辺プラザ公園トイレ復旧工事について申し上げます。

令和元年10月の台風19号に伴う荒川の増水により、北本水辺プラザ公園のトイレの土壌処理施設が損傷したため、仮設トイレを設置して対応しておりましたが、令和2年4月から北本水辺プラザ公園トイレ復旧工事を開始し、7月31日に完了しました。

今後も、利用者の利便性の確保を図り、安心、安全な公園の環境整備に努めてまいります。

 

以上で、市長部局の市政概要報告を終わりますが、この間、お寄せいただきました議員各位並びに市民の皆様の御意見、御協力に対しまして厚くお礼申し上げます。
 

引き続きまして、教育部関係について御報告いたします。

小・中学校の状況について申し上げます。

市内各小・中学校では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の防止のため5月末まで臨時休業としたことから、夏季休業日を8月1日から17日までの17日間に短縮し、授業日数の確保を図りました。

8月18日から第2学期を開始しましたが、これまでと同様、感染防止対策を徹底して、感染拡大のリスクを可能な限り低減しつつ、教育活動を継続し、児童生徒の健やかな学びを保障するよう努めてまいります。

 

   以上で、教育委員会の市政概要報告を終わりますが、この間、お寄せいただきました議員各位並びに市民の皆様の御意見、御協力に対しまして厚くお礼申し上げます。

   なお、令和2年度第2・四半期における主要な事業等につきましては、市政概要報告書主要な事業等の一覧のとおりですので、御覧いただきますようお願いいたします。

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