令和2年度第3.四半期市政概要報告

更新日:2021年03月31日

令和2年度第3・四半期における市政の概要を御報告いたします。

はじめに、市長公室関係について御報告いたします。

まちづくり意見交換会について申し上げます。

10月24日に、広報誌やホームページで募集し、応募がありました市民を対象に市役所庁舎ホールを会場として、「三宮市長が語る、北本の魅力と未来」を開催しました。

また、11月12日には、令和2年成人式実行委員会の皆様と「北本市で若者に住み続けてもらう方法」をテーマとして意見交換会を開催しました。

両日とも、参加者の皆様に直接、市政情報及び市の魅力をお伝えするとともに、意見交換により本市の魅力開発など貴重な御意見をいただくことができました。

今後も様々な形で市民の皆様の御意見を伺いながら、市政運営を行ってまいります。

次に、行政経営部関係について御報告いたします。

民間企業との包括連携協定の締結について申し上げます。

10月7日に株式会社モンベルと、10月28日に埼玉縣信用金庫と、それぞれまちづくりに関する包括連携協定を締結しました。本協定の締結により、双方の連携協力体制を強化して、それぞれの資源を有効に活用した協働の取組を推進し、地域の一層の活性化及び市民サービスの向上を目指します。

なお、本市における包括連携協定の締結は10件となりました。

今後も、企業等との包括連携の取組を進め、民間活力を最大限活かした持続可能なまちづくりに努めてまいります。

次に、令和2年国勢調査について申し上げます。

国内の人口・世帯の実態を把握するため、総務省が5年に一度実施する国勢調査を、10月1日を基準日として実施しました。

本市では調査員として御協力いただいた市民327人が、9月14日から10月30日までの間、市内すべての世帯を訪問し、調査書類の配布、回収等を行いました。

今回は新型コロナウイルスの影響により、調査員と世帯の接触を極力減らすため、インターネット回答及び郵送回答を推奨しました。

11月20日時点における本市の回答状況は、前回の国勢調査の世帯数を基準に、インターネット回答率が42.2%、郵送回答率が49.1%でした。

次に、総務部関係について御報告いたします。

北本市パートナーシップ宣誓制度について申し上げます。

11月1日から、性的少数者への支援とともに、多様な性のあり方の理解を広げることを目的にパートナーシップ宣誓制度を開始しました。

この制度は、一方又は双方が性的少数者であるカップルや事実婚のカップルが、お互いを人生のパートナーとして相互に協力し、継続的な共同生活を送ることを約束した関係であることを宣誓する制度です。法律上の効果は生じませんが、宣誓した事実を証明する宣誓証明書と宣誓証明カードを宣誓者に交付し、宣誓した皆さんが自分らしく暮らすきっかけとなることを期待するものです。

11月20日現在、パートナーシップの宣誓をした方はおりませんが、当事者のの心理的負担の軽減につながるよう、本制度を運用してまいります。

次に、女性に対する暴力をなくす運動の取組について申し上げます。

国では、毎年11月12日から25日までの2週間を、女性に対する暴力をなくす運動期間としています。

本市では毎年、運動期間中、職員の名札に女性に対する暴力根絶のシンボルであるパープルリボンを付けて啓発しています。

また、パープル・ライトアップ事業を実施し、市役所庁舎内外、株式会社埼玉りそな銀行北本支店及び株式会社武蔵野銀行北本支店のほか、今年度は新たに、埼玉縣信用金庫北本支店にも御協力いただき、各施設を紫色にライトアップしました。

このほか、庁舎ホールにおいて、「女性に対する暴力をなくす運動パネル展」を11月16日から20日まで開催しました。

今後も、これらの取組を通じて、女性に対するあらゆる暴力の根絶のための意識啓発を図ってまいります。

次に、市民経済部関係について御報告いたします。

北本市森林セラピー事業について申し上げます。

平成31年4月に県内初となる森林セラピー基地として認定を受けて以来、初開催となる森林セラピーツアーを10月16日に実施しました。今回は、すでに森林セラピーを積極的に活用しているトッパングループ健康保険組合に御協力いただき、グループ社員の15名に本市の森林セラピーを体験していただきました。

ツアーの実施に当たっては、森林セラピーガイド育成補助金を活用して資格を取得した市民ガイドが森林セラピーロードを案内しました。参加後のアンケートでは、参加者全員から森林浴効果について御好評をいただき、本市の自然豊かな環境をアピールすることができました。

今後も、令和3年度からの森林セラピーツアーの本格的な運営に向けて、引き続き取り組んでまいります。

次に、福祉部関係について御報告いたします。

新生児特別定額給付金について申し上げます。

令和2年4月28日から令和3年3月31日までに生まれた新生児1人につき10万円を給付する北本市新生児特別定額給付金の申請受付を、10月1日から開始しました。

11月20日時点で、184人の方に申請をいただきました。

今後も、子育て世帯にやさしいまちづくりを進めてまいります。

次に、健康推進部関係について御報告いたします。

北本市新型コロナウイルス感染症対策本部の実施状況について申し上げます。

北本市新型コロナウイルス感染症対策本部については、9月以降、会議を2回開催しました。会議では、新型コロナウイルス感染症に係る公共施設の対応状況についての情報共有を行うとともに、業務継続計画の解除の決定等を行いました。

今後も、新型コロナウイルス感染症に係る対策を講じ、市民の安全の確保に努めてまいります。

次に、医療機関等支援金について申し上げます。

新型コロナウイルス感染症の影響により負担が増している医療機関の業務継続を支援し、第一線の医療体制を確保するため、医療機関等支援金の申請受付を、10月26日から開始しました。

11月20日時点で、市内医療機関及び歯科医療機関77か所すべてに申請をいただきました。

今後も、市民の安心・安全な生活を守るための施策を行ってまいります。

次に、都市整備部関係について御報告いたします。

北本総合公園で行われたイベントについて申し上げます。

「北本総合公園秋まつり」につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に配慮してステージイベントやご当地グルメの出店等を中止するなど、規模を縮小して、「菊花展示会」及び「第12回クラシックカーフェスティバル」を開催し、延べ約3,500人が来場しました。

11月7日から15日までの9日間にわたり開催した菊花展示会では、市内外の菊愛好会の方が丹精込めて育てた色とりどりの菊や、思い思いの形に造形された菊、約100品が展示されました。

また、11月14日に野球場内で開催したクラシックカーフェスティバルにつきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から埼玉県在住の方のエントリー85台に限って実施しました。

普段はなかなかお目にかかれない希少な車が集結し、家族連れなど多くの方がイベントを満喫されました。

今後も、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に配慮し、イベントを実施してまいります。

以上で、市長部局の市政概要報告を終わりますが、この間、お寄せいただきました議員各位並びに市民の皆様の御意見、御協力に対しまして厚くお礼申し上げます。

引き続きまして、教育部関係について御報告いたします。

市内小・中学校における運動会及び体育祭について申し上げます。

市内中学校の体育祭を9月19日に、栄小学校を除く市内7小学校の運動会を9月27日に、今年度が最後となる栄小学校の運動会を9月29日に、それぞれ実施しました。

今年度は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の観点から、規模を縮小して実施しました。演技種目の精選、学年ごとの演技時間の分散、保護者の参観人数の制限や参観場所の限定等、各校で工夫を凝らした対策をとりながらの実施となりました。

各校とも半日での実施となりましたが、児童生徒は元気に一生懸命取り組み、参観した保護者に日頃の成果を披露することができました。

以上で、教育委員会の市政概要報告を終わりますが、この間、お寄せいただきました議員各位並びに市民の皆様の御意見、御協力に対しまして厚くお礼申し上げます。

なお、令和2年度第3・四半期における主要な事業等につきましては、市政概要報告書主要な事業等の一覧のとおりですので、御覧いただきますようお願いいたします。

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