令和3年度第1.四半期市政概要報告

更新日:2021年05月31日

令和3年度第1・四半期における市政の概要を御報告いたします。

はじめに、市長公室関係について御報告いたします。

シンポジウム「地域循環共生圏~循環と共生のまち きたもと~」について申し上げます。

環境省が進めている地域循環共生圏に関する事業について、令和2年度に国の委託を受けた民間事業者が、北本市をフィールドとして事業を実施したことを契機として、5月8日に地域循環共生圏に係るシンポジウムをオンラインで開催しました。

当日は、京都大学の田中(たなか)(まさる)名誉教授や環境省の中井(なかい)徳太郎(とくたろう)事務次官による基調講演や、本市における地域循環共生圏のあり方、市の縄文文化や&greenの取組等について、意見交換がなされました。

今後も、このシンポジウムで得た意見を参考に、民間事業者等と協力し、地域循環共生圏の取組を推進してまいります。

次に、行政経営部関係について御報告いたします。

組織の見直しについて申し上げます。

4月1日から、これまでの小規模課を見直し、概ね10人以上からなる大課制への移行を目指して、一部組織の見直しを行いました。

行政経営部については、行政経営課に行政改革・行政経営の一環として情報政策課と施設マネジメント課の施設再編担当を統合しました。

また、総務部については、総務課に施設マネジメント課の資産管理担当を、税務課に納税課を統合しました。

また、福祉部については、福祉課に社会福祉法に基づく重層的支援体制を実施するため、新たに地域共生担当を設置しました。

更に、都市整備部については、都市計画課と建築開発課を統合し、都市計画政策課とするとともに、道路課と下水道課を統合し、建設課としました。

今回の組織見直しにより、課の数は31課から26課へと、5課の減となりました。

今後も必要に応じて組織の見直しを行ってまいります。

次に、総務部関係について御報告いたします。

4月1日付け、人事異動について申し上げます。

職員を適材適所に配置し、職員個々の意欲や能力の向上を図るために、全体で220人の人事異動を行いました。

令和3年度は組織の見直しを図りましたので、大規模な人事異動となりました。

内訳は、新規採用者11人、任期付職員3人、新規再任用職員9人、県からの派遣受入4人、3月31日付けの退職者等23人、異動者170人です。

新規採用職員については、服務、接遇、日常業務等についてきめ細かな指導や研修を行い、育成に努めてまいります。

今後も職場の活性化とともに、人材育成のため、適切な人事異動を実施してまいります。

次に、市民経済部関係について御報告いたします。

プレミアム付商品券(クーポン型)事業について申し上げます。

市内消費活動の活性化及び新型コロナウイルス感染症の影響で深刻な経営状況にある市内店舗の支援を図るため、市内全世帯に5,000円分のプレミアム付商品券(クーポン型)を配付し、3月1日から4月30日までを使用期間として事業を実施しました。

5月25日現在、換金額が1億1,792万2,000円、発行額に対する利用率が79.1%となり、市内消費活動の活性化及び市内店舗の支援を図ることができました。

次に、新たなごみ処理施設の検討状況について申し上げます。

5月27日に北本市長、鴻巣市長及び吉見町長の3者により、新たなごみ処理施設の整備に関する意見交換を行いました。

当日は、鴻巣市長から、新たなごみ処理施設の整備に係る検討について、埼玉中部環境保全組合の構成市町である2市1町において、鴻巣市郷地安養寺地区に建設することで協議を進めたいとの提案がありました。

かねてより、鴻巣市を含めた広域で取り組んでいくと説明させていただいておりましたので、この提案を受け、協議を進めてまいります。

次に、福祉部関係について御報告いたします。

子育て世帯生活支援特別給付金(ひとり親世帯分)給付事業について申し上げます。

新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中で、低所得の子育て世帯の生活支援として、児童扶養手当受給者に対し児童1人につき5万円を4月30日に支給しました。また、全部支給停止となっている児童扶養手当受給資格者に対しては、5月7日に案内を送付するとともに、広報6月号でもお知らせを行い、現在、申請に基づき支給を行っています。なお、その他低所得の子育て世帯分については、国からの要綱等を踏まえながら、支給に向けた準備を進めてまいります。

今後も、子育て世帯にやさしいまちづくりを進めてまいります。

次に、健康推進部関係について御報告いたします。

新型コロナワクチン接種について申し上げます。

65歳以上の人に対し、4月20日にワクチン接種に係るクーポン券を発送しました。

本市では、クラスター発生予防のため、市内の高齢者施設の入所者及び従事者を優先し、5月7日から接種を開始しております。

一般の高齢者につきましては、5月19日から予約を受け付け、同月26日から接種を開始しています。

今後も引き続き、安全を考慮しつつ、円滑にワクチン接種を実施してまいります。

次に、都市整備部関係について御報告いたします。

さくらまつり及びみどりのフェスティバルについて申し上げます。

両事業は、例年、4月に開催しておりますが、密集により新型コロナウイルス感染症の拡大の恐れがあることから、感染拡大防止のため市民及び関係者の安全を考慮し、昨年に続き中止といたしました。

今後、新しい日常に対応しながら、再び多くの人が訪れるイベントとなるよう取り組んでまいります。

以上で、市長部局の市政概要報告を終わりますが、この間、お寄せいただきました議員各位並びに市民の皆様の御意見、御協力に対しまして厚くお礼申し上げます。
 

引き続きまして、教育部関係について御報告いたします。

令和3年度当初の小・中学校の状況について申し上げます。

令和3年3月31日をもって栄小学校が閉校となり、石戸小学校に統合され、小学校は8校から1校減の7校となりました。

また、小学校については、通常の学級が87学級、特別支援学級が18学級の計105学級、児童数が2,664人となりました。

これは、昨年度比、4学級、62人の減となっております。

中学校については、通常の学級が45学級、特別支援学級が9学級の計54学級、生徒数が1,503人となりました。

これは、昨年度比で、学級数は増減なし、生徒数は35人の減となっております。

本年度は、学習支援室を北本中学校、東中学校及び宮内中学校に拡大し、3人の非常勤講師をそれぞれ配置するとともに、学校運営協議会、いわゆるコミュニティ・スクールを全校に導入いたしました。

今後は、これらの事業の実施をとおして、不登校生徒の学校復帰の支援及び不登校の未然防止に努めるとともに、地域との連携を更に深め、地域とともにある学校づくりを推進してまいります。

 

次に、さくら&greenキーワードラリーについて申し上げます。

毎年、4月初旬に開催していた北本さくらウォークを、新型コロナウイルス感染症の拡大を考慮して中止としたことから、代替イベントとして、「さくら&greenキーワードラリー」を、4月1日から18日までを期間として開催しました。これは、市内の桜の名所や施設に設置されたキーワードを集め、正解を導き出しながら市内を巡ってもらうものです。

18日間で延べ134人の方に御参加いただき、市内の桜と新緑を満喫していただきました。

今後も、新型コロナウイルス感染症の感染状況及び感染拡大防止に配慮し、イベントを実施してまいります。

以上で、教育委員会の市政概要報告を終わりますが、この間、お寄せいただきました議員各位並びに市民の皆様の御意見、御協力に対しまして厚くお礼申し上げます。

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