令和3年度第2.四半期市政概要報告

更新日:2021年08月26日

令和3年度第2・四半期における市政の概要を御報告いたします。 

はじめに、市長公室関係について御報告いたします。

市の野草・野鳥・昆虫制定事業について申し上げます。

本事業は、市制施行50周年を迎えるに当たり、現在まで本市に存在する野草・野鳥・昆虫について、その希少性等の観点から、次世代に引き継いでいくべきものを市のシンボルとして定め、市民に本市の里山環境を再認識していただくとともに、地元愛の醸成に資することを目的として実施するものです。

8月2日から9月16日までを投票期間として、市内に生息する全33種の生きものを候補とした投票を開始しました。

投票終了後は、市の野草・野鳥・昆虫制定委員会にて投票結果を参考に審査を行い、市のシンボルとなる生きものを各1種決定します。

今後も、市民を中心に地元愛の醸成を図り、シティプロモーションの推進を図ってまいります。 

次に、行政経営部関係について御報告いたします。

事務事業の総点検について申し上げます。

限られた財源の中で効率的かつ効果的な行政運営を行うため、庁内ワーキンググループを設置し、7月21日、7月30日、8月18日の3日間にわたって事務事業の総点検を実施しました。

点検結果については、「令和3年度北本市行政経営システムの運用に関する年次方針」に基づき、今後、行政改革推進委員会に諮問し、答申内容を踏まえた事業の見直しを行う予定です。 

次に、総務部関係について御報告いたします。

男女共同参画啓発事業について申し上げます。

男女共同参画社会の実現に向けた啓発の一環として、男女共同参画週間の6月23日から29日まで、文化センターエントランスホールにおいて「男女共同参画推進パネル展」を開催しました。

本年度は、社会で活躍する埼玉県内の13人の女性を紹介するパネルのほか、北本市男女共同参画推進条例の基本理念や男女共同参画プランを周知するパネルを展示し、男女共同参画社会の重要性について市民の皆様への啓発を図りました。

今後も、男女共同参画社会の実現に努めてまいります。

 

次に、市民経済部関係について御報告いたします。

第42回北本市防災訓練について申し上げます。

本年度は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う緊急事態宣言が発令されたため、規模を縮小し、8月21日に市役所災害対策室において、災害対策本部訓練を実施しました。

今回の訓練では、令和元年台風19号の際の対応を振り返ることで、市の判断基準の精度向上を目的として実施し、災害対策本部員間で認識の共有を図ることができました。

今後も引き続き、市民が安全・安心に暮らせるまちづくりに努めてまいります。

 

次に、平和啓発事業について申し上げます。

7月28日から8月1日まで、市役所庁舎ホールにおいて「平和を考える集い」を開催し、延べ317人の参加がありました。

本年度は、新型コロナウイルス感染症の感染状況及び感染拡大防止の観点から、規模を縮小して実施しました。

資料展示部門では、市内の4中学校から募集した平和のポスター・標語を87点、市民の皆様から募集した平和の標語を9点展示したほか、丸木美術館所蔵の「原爆の図」のレプリカ、埼玉県立平和資料館所蔵の戦争当時を示すパネルや衣服等を展示しました。

また、動画配信部門では、7月28日から8月31日まで、東京大空襲を経験された杉本孝一郎様の体験記、朗読ボランティアグループかばざくらによる戦争体験記・原爆詩の朗読及びこなつの会の朗読劇について、市YouTubeチャンネルにて配信しました。

今後も、過去の悲惨な戦争を振り返ることなどにより、平和についての啓発を推進してまいります。 

次に、福祉部関係について御報告いたします。

社会を明るくする運動の強化月間の活動について申し上げます。

毎年7月に実施している法務省主唱の社会を明るくする運動は、全ての国民が犯罪や非行の防止と犯罪や非行をした人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場において、力を合わせ犯罪や非行のない安全で安心な地域社会を築くための全国的な運動です。

本年度は、この啓発活動の一環として、期間中に市役所での懸垂幕の掲出、庁内放送の実施及び自動販売機の電光掲示板への掲載を行いました。また、市内小・中学校及び高等学校にポスター等を掲示するとともに、中学校生徒に啓発用のボールペン及びリーフレットを配布することにより、犯罪や非行のない明るい社会の実現を呼びかけました。

今後も、一人でも多くの方に犯罪の防止や更生保護等について、理解を深めていただけるよう努めてまいります。 

次に、健康推進部関係について御報告いたします。

新型コロナワクチン接種について申し上げます。

7月下旬に、12歳以上の対象者全員に新型コロナワクチン接種クーポン券を送付しました。また、ワクチンの入荷量に合わせて、年齢毎に予約開始の案内及び接種を進めており、当初のスケジュールを前倒しして実施している状況です。

実施場所は市内医療機関34か所で、8月18日現在、12歳以上人口の32.8%、65歳以上人口の89.7%が、2回の接種を完了しています。

今後も引き続き、安全を考慮しつつ、円滑にワクチン接種を行ってまいります。 

次に、都市整備部関係について御報告いたします。

東日本旅客鉄道高崎線「石戸下踏切」の拡幅整備について申し上げます。

歩行者等の安全確保のため、踏切の拡幅の要望が提出されている「石戸下踏切」について、拡幅に必要な接続道路の用地測量に着手しました。

今後も、安全で安心・快適な道路環境の整備に努めてまいります。 

以上で、市長部局の市政概要報告を終わりますが、この間、お寄せいただきました議員各位並びに市民の皆様の御意見、御協力に対しまして厚くお礼申し上げます。 

引き続きまして、教育部関係について御報告いたします。

小・中学校の状況について申し上げます。

昨年度は新型コロナウイルス感染症の感染状況及び感染拡大防止の観点から、第1学期の終了と第2学期の開始が例年と異なっておりましたが、本年度は第1学期が7月20日に終了し、第2学期が9月1日に始まります。

各校では、これまで、毎日、検温や健康観察を行うとともに、児童生徒や家族に発熱等の風邪症状が見られる場合には出席停止とするなど、ウイルスを学校に持ち込ませないように対策を講じてまいりました。

今後も、児童生徒及び教職員の安全に配慮し、引き続き感染防止対策を徹底しながら学校運営を継続してまいります。 

次に、東京2020オリンピック聖火リレー及びパラリンピック聖火ビジットの実施について申し上げます。

県内のオリンピック聖火リレー3日目に当たる7月8日に、本市において聖火リレーが実施されました。鴻巣市の鴻巣宿おおとり公園から市内のスーパーマーケット駐車場までの約2.3キロを沿道の市民が見守る中、12人の聖火ランナーが走り抜けました。

また、8月19日には、県内17市町村で採火し、集めた「埼玉のパラリンピック聖火」を分火して、ランタンに灯して展示する「聖火ビジット」を市役所庁舎ホール及び体育センターで実施し、226人の方に実物の聖火をご覧いただきました。

これらの取組を通して、東京2020オリンピック・パラリンピックの機運醸成を図ることができました。 

以上で、教育委員会の市政概要報告を終わりますが、この間、お寄せいただきました議員各位並びに市民の皆様の御意見、御協力に対しまして厚くお礼申し上げます。

なお、令和3年度第2・四半期における主要な事業等につきましては、市政概要報告書主要な事業等の一覧のとおりですので、御覧いただきますようお願いいたします。

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