令和3年度第3.四半期市政概要報告

更新日:2021年11月30日

令和3年度第3・四半期における市政の概要を御報告いたします。

 

はじめに、市長公室関係について御報告いたします。

市の野草・野鳥・昆虫制定事業について申し上げます。

新たな市のシンボルとなる、市の野草・野鳥・昆虫制定のために実施していた、市内に生息する全33種の生きものを候補とした市民投票を9月16日に締め切り、全637件の応募がありました。

この投票結果を基に、市の野草・野鳥・昆虫制定委員会にて審議を行い、11月3日に、「カタクリ」を市の野草、「カワセミ」を市の野鳥、「ヘイケボタル」を市の昆虫として、それぞれ制定しました。

制定した3種は市内に自生、生息しており、四季折々の観察が可能であるとともに、その外見や特徴等により多くの人から親しまれ、愛されています。

今後も、市の豊かな自然環境をはじめ、北本の魅力をより多くの人に知っていただけるよう、発信を継続してまいります。

 

次に、行政経営部関係について御報告いたします。

統合ヒアリングについて申し上げます。

令和2年度実施事業に係る行政評価の結果を踏まえ、施策・財政・組織・人事の適切な管理により総合振興計画の着実な実行を図るため、10月18日から11月4日にかけ、市長公室、行政経営課、財政課及び総務課の4部署合同で、26部署を対象にヒアリングを実施しました。

統合ヒアリングでは、令和4年度当初予算の要求内容、「令和3年度事務事業の総点検」の結果への対応状況、公共施設等総合管理計画に係る個別施設計画等の進捗状況、各事業の実施に当たっての組織体制、各部署において求められる人員等について聴き取りを行いました。

統合ヒアリングの結果につきましては、今後、総合振興計画の施策・基本事業の成果向上につなげるとともに、予算査定、組織改編及び人員配置の判断材料としてまいります。

 

次に、総務部関係について御報告いたします。

衆議院議員総選挙及び最高裁判所裁判官国民審査について申し上げます。

10月31日に、第49回衆議院議員総選挙及び第25回最高裁判所裁判官国民審査が執行されました。

本市における当日の有権者数は56,951人であり、投票率は57.53%(前回比プラス0.63ポイント)でした。

なお、埼玉県全体の投票率は53.97%(前回比プラス2.53ポイント)であり、本市は、県内49市区中5番目に高い投票率でした。

また、期日前投票制度を利用する有権者の投票率は23.70%(前回比マイナス2.93ポイント)でした。

今後とも、公明かつ適正な選挙事務の執行に努めるとともに、有権者一人ひとりが高い意識を持って政治に参加し、積極的に投票を行うよう啓発活動に努めてまいります。

 

次に、女性に対する暴力をなくす運動の取組について申し上げます。

国では、毎年11月12日から25日までの2週間を、女性に対する暴力をなくす運動期間としています。

本市では毎年、運動期間中、職員の名札に女性に対する暴力根絶のシンボルであるパープルリボンを付けて啓発しています。

また、パープル・ライトアップ事業を実施し、市役所庁舎、株式会社埼玉りそな銀行北本支店、株式会社武蔵野銀行北本支店及び埼玉縣信用金庫北本支店のほか、今年度は新たに、北本郵便局にも御協力いただき、各施設を紫色にライトアップしました。

このほか、11月24日から30日まで文化センター1階エントランスホールにおいて、「女性に対する暴力をなくす運動パネル展」を開催しています。

今後も、これらの取組を通じて、女性に対するあらゆる暴力の根絶のための意識啓発を図ってまいります。

 

次に、市民経済部関係について御報告いたします。

シェアサイクル事業について申し上げます。

本市と包括連携協定を締結している株式会社武蔵野銀行に御提案いただき、本市と鴻巣市の広域連携による、両市の地域資源である豊かな自然環境を活用した観光の振興及び地域の活性化に加え、脱炭素社会の実現に向けた取組として、株式会社オーシャンブルースマート及びNECソリューションイノベータ株式会社との官民連携事業として、シェアサイクル事業を開始しました。

10月8日に、鴻巣市役所で連携協定締結式及び出発式を行い、利用を開始しました。

本市では、駅東口近くの市有地に5台、駅西口の武蔵野銀行北本支店敷地内に2台を導入しました。

今後も、幅広い分野で事業の促進及び相乗効果を図るため、広域連携及び官民連携を推進してまいります。

 

次に、福祉部関係について御報告いたします。

北本市戦没者追悼式について申し上げます。

10月9日に、文化センターホールを会場として、北本市戦没者追悼式を行いました。

コロナ禍のため参列者数を絞り、北本市戦没者遺族会の皆様をはじめ73人に御列席いただき、戦没者を追悼するとともに、世界の恒久平和を祈念いたしました。

 

次に、健康推進部関係について御報告いたします。

新型コロナワクチン接種について申し上げます。

新型コロナワクチンに係る市民の2回目までの接種完了者数が増加し、新規の予約者数が大幅に減少傾向であることから、ワクチンを効率よく使用するため、現在は接種体制を縮小し、医療機関3か所で接種を行っています。

全国共通のワクチン接種記録システムに登録された、市民の2回目までの接種率は、11月21日現在、対象者の86.4%です。

今後も引き続き、安全を考慮しつつ、円滑なワクチン接種に努めてまいります。

 

次に、都市整備部関係について御報告いたします。

北本総合公園で行われたイベントについて申し上げます。

「北本総合公園秋まつり」については、昨年に引き続き新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止に配慮し、ステージイベントやご当地グルメの出店を中止するなど、規模を縮小して「菊花展示会」及び「第13回クラシックカ―フェスティバル」を開催し、延べ約4,600人の方が来場しました。

11月6日から14日までの9日間にわたり開催した菊花展示会では、菊愛好会の方が丹精込めて育てた色とりどりの菊や、思い思いに造形された菊が79点展示され、会場内に彩をもたらしていました。

また、11月13日に野球場内で行われたクラシックカ―フェスティバルについては、台数を制限し、144台の参加により実施しました。

普段はお目にかかれない希少な自動車が集結し、車好きの方や家族連れなど、多くの方がイベントを満喫されました。

今後も、新型コロナウイルス感染症の感染状況及び感染拡大防止に配慮し、イベントを実施してまいります。

 

以上で、市長部局の市政概要報告を終わりますが、この間、お寄せいただきました議員各位並びに市民の皆様の御意見、御協力に対しまして厚くお礼申し上げます。

 

引き続きまして、教育部関係について御報告いたします。

市内小学校における運動会について申し上げます。

当初予定していた9月25日が緊急事態宣言の発令期間となったことから、10月14日に延期し、開催いたしました。

昨年度に引き続き、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止対策を十分講じた上での実施となりましたが、児童は元気に一生懸命取り組み、参観した保護者に日頃の成果を披露することができました。

 

次に、石戸蒲ザクラの北側隣接地にかかる国指定天然記念物の追加指定について申し上げます。

平成30年度に石戸蒲ザクラの根系が、北側隣接地へ伸長していることが確認されたことから、この北側隣接地が、蒲ザクラの育成にとって重要な範囲であることが分かりました。

このことから、教育委員会では国指定天然記念物の追加指定を行うため、令和3年2月に文部科学大臣へ意見具申書を提出しました。

6月18日に文化庁の諮問機関である文化審議会から、文部科学大臣に追加指定すべきとの答申が行われ、これを受けて10月11日付、官報号外第230号において告示され、正式に追加指定地となりました。

今後も、市を代表する文化財であり、優れた観光資源でもある石戸蒲ザクラの保護育成に取り組んでまいります。

 

以上で、教育委員会の市政概要報告を終わりますが、この間、お寄せいただきました議員各位並びに市民の皆様の御意見、御協力に対しまして厚くお礼申し上げます。

なお、令和3年度第3・四半期における主要な事業等につきましては、市政概要報告書主要な事業等の一覧のとおりですので、御覧いただきますようお願いいたします。

この記事に関するお問い合わせ先

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