令和4年度第3.四半期市政概要報告

更新日:2022年11月29日

令和4年度第3・四半期における市政の概要を御報告いたします。

 

はじめに、市長公室関係について御報告いたします。

市制施行50周年記念式典について申し上げます。

10月30日に、文化センターにおいて、多くの御来賓の皆様の御臨席を賜り、市制施行50周年記念式典を開催しました。

式典では、埼玉県の大野元裕知事より、「日本一暮らしやすい埼玉の実現に向けて~あらゆる人に居場所があり、活躍でき、安心して暮らせる社会~」と題して、御講演いただきました。

今後50年先の将来を見据え、全力で市政運営に取り組んでまいります。

 

次に、行政経営部関係について御報告いたします。

統合ヒアリングについて申し上げます。

政策・財政・組織・人事の適切な管理により総合振興計画の着実な実行を図るため、10月17日から11月7日まで、市長公室、行政経営課、財政課及び総務課の4部署合同で、25部署を対象にヒアリングを実施しました。

統合ヒアリングでは、令和5年度当初予算の要求内容、公共施設等総合管理計画に係る個別施設計画等の進捗状況、各事業の実施に当たっての組織体制、各部署において求められる人員等について、聴き取りを行いました。

統合ヒアリングの結果については、今後、総合振興計画の施策・基本事業の成果向上につなげるとともに、予算査定、組織改編及び人員配置の判断材料としてまいります。

 

次に、総務部関係について御報告いたします。

女性に対する暴力をなくす運動の取組について申し上げます。

国では、毎年11月12日から25日までの2週間を、女性に対する暴力をなくす運動期間としています。本市では毎年、運動期間中、職員の名札に女性に対する暴力根絶のシンボルであるパープルリボンを付けて啓発しています。

また、パープル・ライトアップ事業を実施し、市役所庁舎、駅東口及び西口ロータリー、株式会社埼玉りそな銀行北本支店、株式会社武蔵野銀行北本支店、埼玉縣信用金庫北本支店及び北本郵便局のほか、今年度は新たに、株式会社ケアステップ及び株式会社矢口造園にも御協力いただき、各施設を紫色にライトアップしました。

このほか、11月15日から21日まで、文化センター1階エントランスホールにおいて、「女性に対する暴力をなくす運動パネル展」を開催しました。

今後も、これらの取組を通じて、女性に対するあらゆる暴力根絶のための意識啓発を図ってまいります。

 

次に、市民経済部関係について御報告いたします。

北本カレーフェスティバルについて申し上げます。

市制施行50周年記念及び北本トマトカレー誕生10周年記念事業として、11月23日に総合公園野球場にて、北本カレーフェスティバルを開催しました。

北本カレーフェスティバルは、昨年度、新型コロナウイルス感染症の影響により中止いたしましたが、今年度は、事前申込及び分散入場制を採るなど感染拡大防止に配慮した上で実施しました。

また、同じく総合公園芝生広場をメイン会場として、きたもとわくわくまつりを同時開催し、地元特産市やステージイベントにより北本カレーフェスティバルを盛り上げました。

当日は、雨天での開催となりましたが、両イベントに市内外から延べ1,500人が来場されました。

今後も、本市の魅力や北本トマトカレーの魅力を発信するとともに、市民のふるさと愛の醸成を図ってまいります。

 

次に、福祉部関係について御報告いたします。

きたもと子どもの権利の日講演会について申し上げます。

この講演会は、11月20日の「きたもと子どもの権利の日」に、子どもの権利についての関心を高め、理解を深めることを目的として、庁舎ホールにおいて開催しました。

講演会では、日本体育大学の半田(はんだ)(かつ)(ひさ)准教授をお招きし、我が国が批准している子どもの権利条約や子どもの権利に関する国内外の動向、子どもの権利条例の必要性等についてお話いただくとともに、本市の子どもの権利擁護委員である原田茂喜(はらだしげき)氏、(あん)𤨒(うん)(ぎょん)氏に本市の子どもの権利に関する条例の解説や事例の説明をしていただきました。

当日は、市民や行政関係者等71人が参加し、子どもの権利について理解を深めました。

今後も、子どもの権利に関する普及・啓発に努めてまいります。

 

次に、健康推進部関係について御報告いたします。

新型コロナワクチン接種について申し上げます。

10月3日から、現在の流行の主流である、オミクロン株対応ワクチンの接種を開始しました。対象者は、12歳以上で従来型ワクチンを2回以上接種した人です。

さらに、5歳から11歳までの小児に係る3回目の接種を10月15日から、また、生後6か月から4歳までの乳幼児に対する接種を11月21日から開始しました。

今後も、安全を考慮しつつ、円滑なワクチン接種に努めてまいります。

 

次に、都市整備部関係について御報告いたします。

道路の維持補修の状況について申し上げます。

令和4年9月議会の補正予算で御承認いただいた道路の維持補修及び基盤整備などの事業については、現在、工事の設計を進めており、約4割について発注手続が完了しました。

残り6割についても年明けの発注に向けて、準備を進めているところでございます。

また、道路等の損傷箇所の正確な情報を収集し、損傷箇所への迅速な対応を行うため、12月から道路等損傷情報収集システムの運用を開始します。

今後も、利用者の安全が確保できる道路環境の整備に努めてまいります。

 

以上で、市長部局の市政概要報告を終わりますが、この間、お寄せいただきました議員各位並びに市民の皆様の御意見、御協力に対しまして厚くお礼申し上げます。

なお、令和4年度第3・四半期における主要な事業等につきましては、市政概要報告書主要な事業等の一覧のとおりですので、御覧いただきますようお願いいたします。

 

引き続きまして、教育部関係について御報告いたします。

市内小・中学校における運動会及び体育祭について申し上げます。

9月17日から24日までの期間中、市内小・中学校の10校で運動会及び体育祭を実施しました。昨年度と同様に新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策を十分講じた上で実施し、どの学校においても、児童生徒は元気に一生懸命取り組み、参観した保護者に日頃の成果を披露することができました。

 

次に、市内小・中学校の小中一貫教育(学校4・3・2制)に関する研究発表会について申し上げます。

11月22日に宮内中学校区の中丸小学校・北小学校・宮内中学校の3校が「新しい時代に求められる資質・能力の育成」をテーマに発表を行いました。

また、11月25日には、北本中学校区の南小学校・西小学校・北本中学校の3校が「児童生徒の「生きる力」へと結びつく「基礎的・汎用的能力」の育成」をテーマに発表を行いました。

各校の教員が児童生徒の実態を適切に分析し、中学校区としての目指す姿を共通目標にした上で、研究組織を設定し、多面的に課題解決に向けて研究してまいりました。

新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、発表を参集型とオンライン型との組み合わせで開催し、市内外に本研究の成果を広めることができました。

 

次に、国指定天然記念物100周年を記念した「石戸蒲ザクラ展」の開催について申し上げます。

大正11年10月12日に国の天然記念物となった石戸蒲ザクラは、今年で指定100年の節目を迎えました。

これを記念して10月4日から13日まで、庁舎ホールにおいて蒲ザクラの歴史、文化とともに、植物としての特徴などを解説した特別展示会を開催しました。

展示ではこの春に撮影したドローンによる空中からの動画を公開するなどの工夫を行い、市のシンボルとしての蒲ザクラの魅力を改めて市民の皆様へ伝えることができました。

今後も、蒲ザクラの保護・育成に努めるとともに、国の天然記念物として啓発を図ってまいります。

 

以上で、教育委員会の市政概要報告を終わりますが、この間、お寄せいただきました議員各位並びに市民の皆様の御意見、御協力に対しまして厚くお礼申し上げます。

なお、令和4年度第3・四半期における主要な事業等につきましては、市政概要報告書主要な事業等の一覧のとおりですので、御覧いただきますようお願いいたします。

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