令和6年度第2.四半期市政概要報告
令和6年度第2・四半期における市政の概要を御報告します。
はじめに、政策推進部関係について御報告します。
ふるさと納税について申し上げます。
8月2日付で総務省が発表した、全国自治体のふるさと納税「令和5年度受入額の実績等」の結果において、本市が埼玉県内で4年連続1位となりました。令和5年度の実績は、寄附件数が8,790件、寄附金額が11億9,588万9,000円でした。
また、今年度の8月20日までの寄付金額は、すでに1億8,000万円を超えています。
引き続き、多くの御寄附をいただけるようシティプロモーションの推進に努めてまいります。
次に、総務部関係について御報告します。
市役所庁舎及び児童館の消防訓練について申し上げます。
8月7日に市役所庁舎及び児童館の消防計画に基づき、火災発生を想定した消防訓練を実施しました。
当日は、初期消火訓練、通報訓練及び避難訓練を実施し、職員33名が参加しました。
また、安全で安心な庁舎をPRするため、来庁者がいる中で訓練を実施しました。
今後も、消防訓練等を通じて、職員の防災意識の向上に努めてまいります。
次に、市民経済部関係について御報告します。
平和啓発事業について申し上げます。
7月31日から8月4日までの5日間、文化センターにおいて「第38回北本市平和を考える集い」を開催し、延べ1,086人の参加がありました。
資料展示部門では、市内の4中学校から募集した「平和ポスター・平和標語」を66点、市民の皆様から募集した「平和・いのち」をテーマとした俳句、短歌を18点展示したほか、「原爆の図」のレプリカをはじめ、埼玉県下の空襲被害等を記録した写真や当時の出征兵士の所持品、ウクライナの現状を記録した写真などを展示しました。
また、こなつの会の原爆朗読劇を開催したほか、平和講話会では、三松保則氏をお招きし、6歳の時に広島の爆心地からわずか1kmで被爆した体験などをお話いただきました。
今後も、過去の悲惨な戦争を振り返ることなどにより、平和についての啓発を推進してまいります。
次に、福祉部関係について御報告します。
社会を明るくする運動の強化月間の活動について申し上げます。
毎年7月に実施している法務省主唱の社会を明るくする運動は、全ての国民が「犯罪や非行の防止」と「犯罪や非行をした人たちの更生」について理解を深め、それぞれの立場において、力を合わせ犯罪や非行のない安全で安心な明るい地域社会を築くための全国的な運動です。
本年度は、例年実施している懸垂幕の掲出や庁内放送、市内小中学校及び高等学校に対する啓発に加え、鴻巣地区保護司会北本支部及び北本市更生保護女性会と連携し、コロナ禍により中止していた街頭キャンペーンを5年ぶりに実施しました。
今後も、一人でも多くの方に犯罪の防止や更生保護等について、理解を深めていただけるよう努めてまいります。
次に、こども健康部関係について御報告します。
きたもと子ども会議の開催について申し上げます。
7月19日に北本高等学校において、きたもと子ども会議を開催しました。
当日は、同校2年生の有志9名が参加し、現在、策定作業中の第三期北本市子ども・子育て支援事業計画の策定に当たり、2グループに分かれ、自分たちで計画に関するテーマを決め、話し合い、意見をまとめました。
今後も、計画の策定や事業の実施において、子どもたちの意見を反映できるよう努めてまいります。
次に、都市整備部関係について御報告します。
道路等の維持補修について申し上げます。
7月10日から8月18日までの期間中、市内小学生を対象に「道路の穴ぼこを探して、みんなを守ろう!」キャンペーンを実施しました。
このキャンペーンは、令和4年12月から運用している道路等損傷通報システムの周知と利用喚起を目的として、道路の陥没や側溝蓋の損傷、カーブミラーの破損などを発見した際に、スマートフォンを使って通報いただくものです。
また、8月31日には、北本市総合建設業協会の御協力により、キャンペーンの参加者で、希望した人にショベルカーの運転体験をしていただく予定です。
今後も、道路等損傷通報システムの利用促進により、安全な道路環境の維持に努めてまいります。
以上で、市長部局の市政概要報告を終わりますが、この間、お寄せいただきました議員各位並びに市民の皆様の御意見、御協力に対しまして厚くお礼申し上げます。
引き続きまして、教育部関係について御報告します。
車いすラグビー日本代表の中町俊耶選手の壮行会について申し上げます。
8月5日に庁舎ホールにおいて、パリ2024パラリンピックに車いすラグビー日本代表として出場する中町俊耶選手の壮行会を開催しました。
壮行会では、市民の皆様及び市職員からの応援メッセージ入りフラッグを贈呈するとともに、中町選手の母校である北小学校の児童や所属していた少年野球チームの皆様、小学校・中学校時代の恩師が応援に駆け付け、それぞれ激励の言葉を贈りました。
また、当日は100人を超える市民の皆様が壮行会に参加し、中町選手を激励しました。
引き続き、パリ2024パラリンピックに出場する中町選手を応援してまいります。
次に、デーノタメ遺跡の国史跡指定に向けた進捗について申し上げます。
国の文化審議会は、6月24日に開催された文化財分科会における審議・議決に基づき、デーノタメ遺跡を国の史跡として指定することについて、文部科学大臣に答申しました。
今後は、この答申を踏まえ、文部科学省から発出される官報告示をもって、正式に国の史跡として指定される見込みです。
国の専門機関から、その歴史的価値が認められたデーノタメ遺跡について、より多くの方に親しまれ、愛される史跡となるよう、保存と活用に努めてまいります。
以上で、教育委員会の市政概要報告を終わりますが、この間、お寄せいただきました議員各位並びに市民の皆様の御意見、御協力に対しまして厚くお礼申し上げます。
更新日:2024年08月27日