令和6年度第3.四半期市政概要報告

更新日:2024年11月27日

令和6年度第3・四半期における市政の概要を御報告します。

 

はじめに、政策推進部関係について御報告します。

まちづくり市民ワークショップについて申し上げます。

11月10日に市役所において、「まちづくり市民ワークショップ」を開催しました。

このワークショップは、第六次北本市総合振興計画の策定に当たり、将来の北本市について市民とともに考え、話し合う機会の一つとして開催したもので、市内在住・在勤の幅広い世代の方々に御参加いただき、意見交換を行いました。

また、12月14日には、2回目の市民ワークショップを開催し、今後予測されている人口減少を踏まえたまちづくりについて、議論を深めます。

今後も、市民の皆様の意見を聴きながら、計画の策定を進めてまいります。

 

次に、総務部関係について御報告します。

女性に対する暴力をなくす運動の取組について申し上げます。

11月12日から25日までの2週間、市役所をはじめ、市内金融機関や郵便局等に御協力いただき、女性に対する暴力根絶のシンボルであるパープルリボンを職員の名札に付けて啓発しました。

また、市役所庁舎内外、北本駅東口及び西口ロータリー、北本総合公園のほか、市内金融機関や郵便局に御協力いただき、各施設を紫色にライトアップしました。

このほか、本日から12月3日までの期間中、文化センター1階エントランスホールにおいて、パネル展を開催しています。

今後も、これらの取組を通じて、女性に対するあらゆる暴力の根絶のための意識啓発を図ってまいります。

 

次に、衆議院議員総選挙について申し上げます。

10月27日に衆議院議員総選挙を執行しました。

本市における当日の有権者数は56,597人であり、投票率は 53.91%、前回比マイナス3.62ポイントでした。

なお、期日前投票の投票率は23.55%、前回比マイナス0.15ポイントでした。

また、埼玉県全体の投票率は51.14%、前回比マイナス2.83ポイントで、本市は、県内40市中、2番目に高い投票率でした。

今後も、公明かつ適正な選挙事務の執行に努めるとともに、有権者一人ひとりが高い意識を持って政治に参加し、積極的に投票を行うよう啓発活動に努めてまいります。

 

次に、市民経済部関係について御報告します。

令和6年度消防団特別点検及び第45回北本市総合防災訓練について申し上げます。

11月17日に北本総合公園において、「消防団特別点検」と「総合防災訓練」を同日開催しました。

消防団特別点検では、全6分団の職務遂行に必要な人員、服装、礼式、機械器具、ポンプ車操法等の点検を行うとともに、活動に尽力した団員及びその家族、活動の普及啓発に御貢献いただいた方への表彰を行いました。

また、総合防災訓練では、地域コミュニティや関係機関の協力のもと、来場者が各種訓練ブースでスタンプを集めて、炊き出し訓練のカレーと引き換えられるスタンプラリーを実施しました。

当日は、約1,700人が来場し、自身でできる防災対策について、楽しみながら理解を深めました。

今後も、防災訓練等を通じて、市民の更なる防災意識の向上に努めてまいります。

 

次に、北本まつりについて申し上げます。

11月2日に北本駅西口ロータリー及び西中央通線において、「宵まつり」を、翌日3日には、市役所及び周辺道路において、「産業まつり」を開催しました。

宵まつりは、雨天により一部プログラムを変更しての開催となりましたが、駅前ロータリーでのねぷたの展示や囃子の演奏、姉妹都市・会津坂下町の奇祭「大俵引き」などを実施し、約1万5,000人が来場しました。

産業まつりでは、農産物共進会や和太鼓演奏、よさこいなどのパフォーマンスのほか、商工会会員、農業者、各種団体及び会津坂下町の特産品の販売を行い、昨年を上回る約3万人が来場し、会場が賑わいました。

今後も、本市の魅力のPRや市民のふるさと愛の醸成に努めてまいります。

 

次に、福祉部関係について御報告します。

在宅医療の普及啓発事業について申し上げます。

11月9日に市役所において、埼玉県立大学との共催により、アドバンス・ケア・プランニングに関するセミナーを開催しました。

このセミナーは、終末期の医療やケアと向き合い、「自分らしい生き方」を考えることを目的としたもので、当日は、市内で在宅医療に取り組んでいる矢澤(やざわ)(さとし)医師を講師に迎え、参加した市民等の皆様が、終末期の意思表明プロセスについて理解を深めました。

また、11月20日には、文化センターにおいて、鴻巣保健所及び管内4市1町の共催により、在宅医療研修会を開催しました。

この研修会は、終末期に在宅生活を叶えるためのアドバンス・ケア・プランニングの普及と多職種連携をテーマに開催したもので、当日は、木ノ内在宅クリニック院長の木ノ内(きのうち)勝士(かつし)医師を講師に迎え、参加した多くの医療・介護関係者が、終末期患者への支援について理解を深めました。

今後も、在宅医療やアドバンス・ケア・プランニングに関する普及啓発に努めてまいります。

 

次に、こども健康部関係について御報告します。

(仮称)きたもと こどもいきいき未来プランの策定について申し上げます。

この計画は、一人ひとりの子どもが健やかに成長できる社会を実現することを目的とし、第三期北本市子ども・子育て支援事業計画及び北本市こども計画を包含したものとして策定を進めています。

策定に当たっては、知識経験者や関係行政機関の職員、関係団体の代表者及び公募による市民の14人で構成する北本市子ども・子育て会議において御審議いただくとともに、小・中学生やその保護者等を対象に、こどもの施策に関するアンケートを実施しています。

現在、計画案の取りまとめを行っており、3月下旬に策定が完了する予定です。

 

次に、都市整備部関係について御報告します。

公園の整備について申し上げます。

北本総合公園において、野球場のスコアボードのリニューアル工事が完了し、10月1日から利用を再開しました。

新たなスコアボードはフルカラーLEDを搭載し、広告や画像表示が可能となりました。

また、北本水辺プラザ公園において、本年3月から取り組んでいたローラースポーツエリアの設置に向けた実証実験の結果を踏まえ、11月1日から常時、指定エリアでスケートボードやインラインスケートなどをお楽しみいただけるようになりました。

今後も、利用者のニーズに応じて環境整備を図ってまいります。

 

以上で、市長部局の市政概要報告を終わりますが、この間、お寄せいただきました議員各位並びに市民の皆様の御意見、御協力に対しまして厚くお礼申し上げます。

 

引き続きまして、教育部関係について御報告します。

市内小・中学校における運動会及び体育祭について申し上げます。

10月12日から19日までの期間中、市内小・中学校の10校において、運動会及び体育祭を実施しました。今年度より熱中症対策として、実施時期を1か月ほど遅らせて実施しました。天候にも恵まれ、どの学校においても、児童生徒は一生懸命取り組み、参観した保護者に日頃の成果を披露することができました。

 

次に、教職員の指導力向上研修について申し上げます。

10月28日に「北本市教育研究大会」を開催しました。

この大会は、市内小・中学校における教科等の指導の充実や教職員の資質向上を目的に、北本市教育研究会が主体となって開催したものです。

当日は、19部会のうち11部会が参加し、研究授業、研究協議、指導者からの助言を通して、日々の授業改善につなげることができました。

また、11月5日には、埼玉県教育委員会から委嘱を受け、西中学校において、「がん教育授業研究会」を行いました。

子どもたちが健康と命の尊さを学びながら、自身の健康を管理し、改善していく力を育むことや、がんに対する正しい知識とがん患者への正しい理解を深めることの重要性を認識することができました。

今後も、研修等を通じて、教職員の指導力向上に努めてまいります。

 

次に、デーノタメ遺跡の国史跡指定について申し上げます。

10月11日の官報告示により、デーノタメ遺跡が正式に国の史跡として指定されました。改めまして、これまで御理解、御協力を賜りました、議員各位並びに関係者の皆様に、厚くお礼申し上げます。

この指定を記念し、11月30日に市役所において、「デーノタメ遺跡国史跡指定記念式典」を開催するとともに、市民の皆様に楽しみながら縄文文化に親しんでいただくため、「きたもと縄文まつり2024」を開催します。

今後も、縄文文化をより身近に感じていただく機会の創出に努めてまいります。

 

以上で、教育委員会の市政概要報告を終わりますが、この間、お寄せいただきました議員各位並びに市民の皆様の御意見、御協力に対しまして厚くお礼申し上げます。

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北本市議会事務局
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