令和6年度第4.四半期市政概要報告
令和6年度第4・四半期における市政の概要を御報告します。
はじめに、政策推進部関係について御報告します。
北本市公共施設マネジメント実施計画における適正配置計画編の改定について申し上げます。
この計画は、平成28年度に策定した公共施設等総合管理計画に基づき、公共施設の規模の最適化や長寿命化を図ることを目的として、個々の施設における中長期的な方向性を示すため、令和2年3月に策定したものです。
改定に当たっては、庁内関係課の職員による検討委員会と、知識経験者、公共的団体等の代表者等の12人で構成する審議会において、計画案に対する御審議をいただいた後、パブリック・コメント手続による意見募集を行いました。
現在、計画案の最終調整を行っており、3月下旬に改定が完了する予定です。
次に、総務部関係について御報告します。
職員研修について申し上げます。
1月29日に、課長級の職員を対象に「情報公開制度に関する研修」を実施しました。
この研修は、情報公開制度の主旨や公開請求があった際の適切な対応方法などを学ぶことで、事務事業の適正な執行に資することを目的としたものです。
また、2月6日及び7日に、主幹級以上の管理職を対象に「OJTリーダー研修」を実施しました。
来年度より「OJTサポーター制度」を導入し、庁内において、これまで以上に人を育てる文化を醸成してまいります。
今後も、研修の実施により職員の能力向上を図り、組織力の強化につなげてまいります。
次に、市民経済部関係について御報告します。
北本七福神めぐりについて申し上げます。
1月11日に、市内の寺社等に祭られる七福神を巡り、新春の御利益を見つける「北本七福神めぐり」を開催しました。
当日は、地域の方々によるおもてなしに加え、スタンプラリーの実施や記念品のプレゼントもあり、約900人が参加し、新聞やラジオ等の多くのメディアに取り上げられました。
今後も、市内の回遊性を高める取組により、本市の魅力のPRにつなげてまいります。
次に、福祉部関係について御報告します。
こころの健康フォーラムについて申し上げます。
1月22日に文化センターにおいて、「第11回鴻巣・北本地域こころの健康フォーラム」を開催しました。
このフォーラムは、地域において、障がいのある人を支えるネットワークを構築するため、鴻巣市と共同で設置している鴻巣北本地域自立支援協議会の精神障がい者支援部会が中心となり、メンタルヘルスの課題に地域全体で取り組むことを目的として開催したものです。
当日は、メンタルヘルスに関する講演会、精神障がいのある人による体験発表、ボランティアグループによる沖縄民謡の演奏、事業所によるワークショップなどを行い、市内外から約300人が参加しました。
今後も、障がいのある人が住み慣れた地域で安心して暮らし続けることができるよう、鴻巣北本地域自立支援協議会を通じた地域づくりを推進してまいります。
次に、こども健康部関係について御報告します。
自殺対策推進事業について申し上げます。
1月9日に、北本市自殺対策ネットワーク会議を開催しました。
この会議は、第2期北本市自殺対策推進計画に基づき、自殺対策を総合的に推進していくため、今年度より新たに設置したものです。当日は、過去に自殺未遂をされた方の経験談を伺うとともに、医療機関などの関係機関と本市における自殺の現状を共有し、対応策について意見交換を行いました。
また、2月17日に市役所において、市民の自殺の危険を示すサインに気づき、声を掛け、話を聞き、必要に応じて専門家につなぎ、見守る「ゲートキーパー」の養成研修を開催しました。当日は、民生委員など約30人が参加しました。
このほか、3月の自殺対策強化月間に合わせて、広報きたもと3月号にて自殺対策の特集記事を掲載するとともに、3月7日に北本駅前において、相談窓口等を記載したチラシや啓発品を配布する「自殺予防街頭キャンペーン」を実施します。
今後も、自殺対策事業を通じて、自殺防止及び自殺対策の推進に努めてまいります。
次に、都市整備部関係について御報告します。
北本さくらまつりについて申し上げます。
3月29日、30日の2日間、高尾さくら公園において、「北本さくらまつり2025」を開催します。
また、3月22日から28日までの期間と、3月31日から4月6日までの期間を「さくらウィーク」として、桜の開花をより一層お楽しみいただけるよう、公園内にキッチンカーなどを出店する予定です。
今後も、市の木である「桜」について、市民の皆様に親しまれるイベントを実施してまいります。
以上で、市長部局の市政概要報告を終わりますが、この間、お寄せいただきました議員各位並びに市民の皆様の御意見、御協力に対しまして厚くお礼申し上げます。
なお、令和6年度第4・四半期における主要な事業等につきましては、市政概要報告書主要な事業等の一覧のとおりですので、御覧いただきますようお願いいたします。
引き続きまして、教育部関係について御報告します。
北海道羅臼町及び沖縄県宮古島市との交流学習について申し上げます。
2月12日に羅臼町の春松小学校と宮古島市の鏡原小学校、本市の中丸小学校の3校により、オンラインの交流学習を実施しました。
北の北海道、南の沖縄県、間に位置する北本市の3地点を結ぶ「おむすび交流」と銘打ち、当日は、遠く離れた異なる環境で暮らす3校の児童が、それぞれのまちの魅力を紹介し、交流を深めました。
今後、3市町の特産品である羅臼町の昆布、宮古島市の塩、北本市の米を相互に交換し、各学校において、それらを材料におむすびを作り、絆を深めることを計画しています。
次に、デーノタメ遺跡の国指定記念シンポジウムについて申し上げます。
3月9日に文化センターにおいて、デーノタメ遺跡の国指定記念シンポジウムを開催します。
このシンポジウムでは、昨年10月に国指定史跡となったデーノタメ遺跡の学術的な重要性を再確認するとともに、関東最大級ともいわれる大規模集落が1500年もの長期に渡り、なぜ継続できたのかを最新の研究成果から紐解きます。
今後も、国指定を契機として、より多くの方にデーノタメ遺跡への関心をお寄せいただき、理解を深めていただけるよう、普及・啓発に努めてまいります。
以上で、教育委員会の市政概要報告を終わりますが、この間、お寄せいただきました議員各位並びに市民の皆様の御意見、御協力に対しまして厚くお礼申し上げます。
なお、令和6年度第4・四半期における主要な事業等につきましては、市政概要報告書主要な事業等の一覧のとおりですので、御覧いただきますようお願いいたします。
更新日:2025年02月21日