令和7年度第1.四半期市政概要報告

更新日:2025年06月05日

令和7年度第1・四半期における市政の概要を御報告します。

 

はじめに、政策推進部関係について御報告します。

全国広報広聴研究大会の開催について申し上げます。

明日6月6日に、文化センターホールにおきまして、第62回全国広報広聴研究大会を開催します。

この大会は、広報・広聴における昨今の課題をテーマに、講演、パネルディスカッション、事例発表などを通じて広報・広聴の在り方を考える、年に一度の全国規模の大会です。1964年(昭和39年)から、毎年1回、開催地を変えて開催しており、埼玉県での開催は、2009年(平成21年)のさいたま市以来、16年ぶりとなります。

全国の自治体広報のトップランナーが集まるこの機会を通し、今後のより良い広報・広聴活動に繋げてまいります。

 

次に、総務部関係について御報告します。

職員の人事異動について申し上げます。

職員を適材適所に配置し、職員個々の意欲や能力の向上を図るために、4月1日付けで119人の人事異動を行いました。

内訳は、新規採用12人、役職定年1人、国・県等からの派遣受入3人、3月31日付けの退職等15人、異動88人です。

新規採用職員については、服務、接遇、日常業務等についてきめ細かな指導や研修を行い、育成に努めてまいります。

今後も、職場の活性化とともに、人材育成と働きやすい職場づくりのため、適切な人事異動を実施してまいります。

 

次に、市民経済部関係について御報告します。

パスポートの新規申請等におけるオンライン申請の開始について申し上げます。

これまでパスポートのオンライン申請の対象は切替申請のみでしたが、3月24日より新規申請等が開始され、5月15日時点で97件の申請がありました。

マイナポータルを経由したオンライン申請では、戸籍謄本の提出が省略され、埼玉県のパスポート発給手数料が紙申請より減額となります。

また、これまで窓口には、申請と受取時の2回来庁する必要がありましたが、オンライン申請では受取時の1回のみとなり、申請者の利便性向上に繋がったものと考えております。

今後も、行政手続きのオンライン化による市民サービスの向上に努めてまいります。

 

次に、福祉部関係について御報告します。

高齢者ラウンジの開所について申し上げます。

6月1日に栄市民活動交流センター内に「高齢者ラウンジ」を開所しました。高齢者ラウンジは、60歳以上の方を対象とした施設で、ラウンジ1(いち)とラウンジ2()の2部屋があり、健康等の相談事業や教養講座、シルバーeスポーツ事業などを実施します。

6月7日には、記念イベントとして、NHK「おかあさんといっしょ」     第9代体操のおにいさんの天野(あまの)勝弘(かつひろ)さんを招いて、講演会と体操のイベントを開催します。

今後も、高齢者ラウンジを活用し、高齢者福祉の推進に努めてまいります。

 

次に、こども健康部関係について御報告します。

中丸第二学童保育室の開所について申し上げます。

4月1日に中丸第二学童保育室を開所しました。

敷地面積は577.99平方メートル、建物は鉄骨造平屋建て、延べ床面積169.03平方メートル、2支援単位80人規模です。

登録児童は68人で運営をスタートしました。

今後も、子どもたちが安心してのびのびと放課後の時間を過ごせるよう、学童保育室の環境整備に努めてまいります。

 

次に、がん患者ウェルビーイング事業について申し上げます。

6月1日からがん患者の生活の質の向上のため、アピアランスケア用品助成事業とAYA(あや)世代がん患者在宅療養支援事業を開始しました。

アピアランスケア助成事業では、がん患者の外見の変化による心理的・経済的な負担を軽減するため、ウィッグ等のアピアランスケア用品の購入費用の一部を助成します。

AYA(あや)世代がん患者在宅療養支援事業では、AYA(あや)世代の末期がん患者が住み慣れた自宅で安心して日常生活を送れるよう、在宅療養に必要な生活支援の一部を助成します。

今後も、がん患者が治療と社会生活を両立し、自分らしく生きることへの支援に努めてまいります。

 

次に、都市整備部関係について御報告します。

こどもとみどりのフェスティバル2025について申し上げます。

4月29日に子供公園において、「こどもとみどりのフェスティバル 2025」を開催しました。

当日は、苗木の配布をはじめ、農産物の直売、地元商店やキッチンカーの出店、動物とのふれあい体験などが行われ、市内外から約1万1,500人の参加があり、新緑の中、多くの家族連れで賑わいました。

今後も、市民に親しまれ、豊かな自然と触れ合うことのできるイベントを実施してまいります。

 

次に、教育部関係について御報告します。

令和7年度当初の小・中学校の状況について申し上げます。

小学校については、通常の学級が86学級、特別支援学級が17学級の、計103学級で、児童数は2,523人となりました。

これは、昨年度と比べて、2学級の減、38人の減となっています。

中学校については、通常の学級が36学級、特別支援学級が9学級の、計45学級で、生徒数は1,311人となりました。これは、昨年度と比べて、1学級の増、5人の減となっています。

また、令和3年度から市内全中学校に導入した水泳民間委託事業を、今年度から市内全小学校にも拡充し、民間スイミングスクールで水泳指導を実施しています。年間を通じて、天候に関わらず実施できるとともに、教職員や施設職員による安全面の確保に加え、インストラクターから専門的な指導を受けることで、生涯にわたって活きる水泳指導の充実を図ります。

今後も、児童生徒の健やかな身体と心の育成のために努めてまいります。

 

次に、東光寺の板石塔婆の公開について申し上げます。

3月29日、30日の2日間、「北本さくらまつり2025」の開催に合わせ、国指定天然記念物「石戸蒲ザクラ」が所在する、東光寺境内の収蔵庫において、「板石塔婆」の公開を行いました。

また、桜の開花に合わせ、4月5日、6日にも再度公開を行い、4日間合計で約1,900人の方に板石塔婆を御覧いただきました。

今後も、より多くの方に文化財へ関心を寄せていただけるよう努めてまいります。

 

以上で、市政概要報告を終わりますが、この間、お寄せいただきました議員各位並びに市民の皆様の御意見、御協力に対しまして厚くお礼申し上げます。

なお、令和7年度第1・四半期における主要な事業等につきましては、市政概要報告書主要な事業等の一覧のとおりですので、御覧いただきますようお願いします。

この記事に関するお問い合わせ先

北本市議会事務局
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