令和7年度第2.四半期市政概要報告
令和7年度第2・四半期における市政の概要を御報告します。
はじめに、政策推進部関係について御報告します。
ふるさと納税について申し上げます。
令和6年度の実績は、寄附件数が9,917件、寄附金額が13億5,767万6,000円で、件数、金額ともに過去最高を更新しました。
また、今年度、現時点での寄附金額は、すでに2億5,000万円を超えており、好調を維持しています。
引き続き、多くの御寄附をいただけるようシティプロモーションの推進に努めてまいります。
次に、総務部関係について御報告します。
市役所庁舎・児童館消防訓練について申し上げます。
8月6日に「北本市役所庁舎及び児童館消防計画」に基づき、火災発生を想定した今年度第1回目の市役所庁舎・児童館消防訓練を実施しました。
当日は、初期消火訓練、通報訓練及び避難訓練に職員34名が参加し、庁舎を利用する人に安心していただくため、来庁者にも訓練の様子が分かる形で実施しました。
今後も、消防訓練等を通じて、庁舎の安全と職員の防災意識の向上に努めてまいります。
次に、参議院議員通常選挙について申し上げます。
7月20日に、第27回参議院議員通常選挙が執行されました。
本市における当日の有権者数は5万6,356人であり、投票率は 58.04%、前回比プラス4.88ポイントでした。
なお、埼玉県全体の投票率は56.88%、前回比プラス6.63ポイントであり、本市は、県内49市区中13番目に高い投票率でした。
また、期日前投票の投票率は28.20%、前回比プラス6.10ポイントでした。
今後も、公明かつ適正な選挙事務の執行に努めるとともに、有権者一人ひとりが高い意識を持って政治に参加し、積極的に投票が行えるよう啓発活動に努めてまいります。
次に、市民経済部関係について御報告します。
平和啓発事業について申し上げます。
7月30日から8月3日まで、文化センターにおいて「第39回平和を考える集い」を開催し、延べ1,611人の参加がありました。
資料展示部門では、市内の3中学校から応募のあった「平和ポスター・平和標語」を83点、市民の皆様から募集した「平和・いのち」をテーマとした俳句、短歌、ポスターを15点、戦争体験談を3点展示したほか、丸木美術館所蔵の「原爆の図」のレプリカをはじめ、中東における紛争の状況や終戦と戦後の苦しい生活を記録した写真、当時の出征兵士の所持品、広島市立基町高等学校の生徒が描いた「原爆の絵」のレプリカを展示しました。
また、こなつの会による原爆朗読劇を開催したほか、平和講話会では、浅野卓氏をお招きし、旧満州に生まれ、7歳の時に勃発した太平洋戦争の中、苦難の生活を耐え抜いた体験をお話しいただきました。
今後も、過去の悲惨な戦争を振り返り、その教訓を次世代へと継承していくことで、平和についての啓発を推進してまいります。
次に、福祉部関係について御報告します。
社会を明るくする運動の強化月間の活動について申し上げます。
毎年実施している法務省主唱の社会を明るくする運動は、全ての国民が「犯罪や非行の防止」と「犯罪や非行をした人たちの更生」について理解を深め、それぞれの立場において、力を合わせ犯罪や非行のない安全で安心な明るい地域社会を築くための全国的な運動です。
本年度は、強化月間である7月に、懸垂幕の掲出や庁内放送、市内小中学校及び高等学校に対する啓発に加え、北本駅東口及び西口において、街頭キャンペーンを実施しました。鴻巣地区保護司会北本支部と北本市更生保護女性会の御協力をいただき、啓発品を市民に手渡し、犯罪や非行のない明るい社会の実現を呼びかけました。
今後も、一人でも多くの方に犯罪の防止や更生保護等について、理解を深めていただけるよう啓発に努めてまいります。
次に、こども健康部関係について御報告します。
自殺予防週間の活動について申し上げます。
9月の自殺予防週間に合わせて「自殺予防街頭キャンペーン」を9月12日に北本駅周辺で実施します。
このキャンペーンでは、適切な支援を図るため、相談窓口のチラシや啓発品を配布し、市が実施する相談会や、よりそいホットライン等の相談窓口を周知します。
自殺は、「誰にでも起こり得る危機」であり、誰もが当事者となり得る重大な問題です。
今後も、一人でも多くの方に自殺の防止及び対策などについて、理解を深めていただけるよう啓発に努めてまいります。
次に、都市整備部関係について御報告します。
8月15日に、デーノタメ遺跡の国指定史跡化に伴う久保特定土地区画整理事業の見直し及び都市計画道路西仲通線等の都市計画の変更を告示しました。
これにより、これまで市が進めてきました久保地区の見直しに係る法手続きが完了しました。
今後は、この計画に基づき、土地区画整理事業及び都市計画道路の整備を推進してまいります。
以上で、市長部局の市政概要報告を終わりますが、この間、お寄せいただきました議員各位並びに市民の皆様の御意見、御協力に対しまして厚くお礼申し上げます。
引き続きまして、教育部関係について御報告します。
水泳指導民間委託事業の市内全小学校への実施拡大について申し上げます。
本事業は、令和元年度に北本中学校をモデル校として開始し、令和3年度からは市内全中学校へ、本年度からは市内全小学校へ拡大し、5月から運用を開始いたしました。
1学期に実施したアンケート結果では、90%を超える児童が「授業が楽しい」と回答し、低学年を除く児童の85%以上が「泳力の伸びを感じた」と回答しました。
これらのアンケート結果からも、本事業は、児童生徒の充実した学びに効果的であると考えています。
また、天候や気温などに左右されることなく、年間を通して水泳の授業ができることも確実な教育課程の実施につながるものと考えていますので、今後もその効果と検証に努めてまいります。
次に、埼玉県英語指導方法改善事業について申し上げます。
本事業は、英語教育に関わる指導者の指導力向上を図ると同時に質の高い指導体制を構築し、生徒の英語での発信力強化を図ることを目的とした事業です。
本事業の協力対象校は、北本中学校と南小学校の2校で、中学校の英語教員が兼務教員として小学校高学年の授業を指導し、小学校の英語専科教員とも情報を共有することで、小学校と中学校の接続を意識した系統的な指導の実施を目指し、研究を進めています。
今後は、相互授業参観や、研究発表、講演会等を実施しながら、本事業に係る研究課題に迫ることができるよう指導に努めてまいります。
以上で、教育委員会の市政概要報告を終わりますが、この間、お寄せいただきました議員各位並びに市民の皆様の御意見、御協力に対しまして厚くお礼申し上げます。
なお、令和7年度第2・四半期における主要な事業等につきましては、市政概要報告書主要な事業等の一覧のとおりですので、御覧いただきますようお願いします。
更新日:2025年08月26日