平成24年第3回北本市議会定例会 市長提案説明

更新日:2021年03月31日

 本日、ここに平成24年第3回北本市議会定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆さんには御参会を賜り、御審議いただきますこと誠にありがとうございます。
 本定例会に提出いたしました案件は、平成23年度北本市一般会計歳入歳出決算の認定について等の18議案及び平成23年度北本市財政の健全化判断比率の報告について等の報告2件です。

 ここに提出いたしました議案の主な内容につきまして順次、御説明申し上げます。
 初めに、平成23年度の北本市一般会計及び特別会計の歳入歳出決算につきましては、地方自治法第233条第2項の規定により、監査委員の審査に付したところ、平成24年8月9日付けをもちまして審査意見書を提出していただきましたので、同条第3項の規定により、議会の認定に付するものです。

 まず、議案第57号、「平成23年度北本市一般会計歳入歳出決算の認定について」について申し上げます。
 歳入決算額は204億2,054万458円で、予算現額に対する収入割合は85.3%であり、歳出決算額は196億4,711万9,327円で予算現額に対する執行率は82.0%です。
 この結果、歳入歳出差引額は7億7,342万1,131円となりましたが、このうち9,421万2,000円を繰越明許費として翌年度へ繰越すべき財源としており、6億7,920万9,131円を決算剰余金として平成24年度に繰り越します。

 続きまして、歳入から主な内容について申し上げます。
 市税は、82億2,793万9,281円で、歳入全体の40.3%を占め、平成22年度と比較しますと、4億8,124万9,839円、5.5%の減となりました。この主な要因は、市民税10%減税による個人市民税の減収です。
 国庫支出金は、29億7,581万5,369円で、歳入全体の14.6%を占め、平成22年度と比較しますと、8億5,728万2,962円、22.4%の減となりました。これは、安全・安心な学校づくり交付金を活用した小中学校耐震補強事業等について前年度に比べ事業費が減額となったことによるものです。
 市債は、29億8,650万円で、歳入全体の14.6%を占め、平成22年度と比較しますと、2億7,930万円、10.3%の増となりました。
 内訳については、臨時財政対策債をはじめ、道路整備事業債、街路整備事業債、公園整備事業債等の土木債、小学校校舎改修事業債、中学校校舎改修事業債等の教育債及び中核保育所整備事業債等の民生債です。
 地方交付税は、21億86万7,000円で、歳入全体の10.3%を占め、平成22年度と比較しますと、1億7,329万5,000円、9.0%の増となりました。これは、基準財政需要額において臨時財政対策債の発行可能額が減少したことから、本市における地方交付税の交付額が増額となったものです。

 続きまして、歳出の主な内容について申し上げます。
 目的別歳出決算額については、民生費が74億6,631万3,746円で歳出全体の38.0%を占め、次いで教育費が34億4,077万1,186円で17.5%、土木費が21億5,263万137円で10.9%、総務費が20億5,349万9,554円で10.4%、公債費が16億356万9,025円で8.2%、衛生費が13億6,787万4,891円で7.0%の順となっています。

 続きまして、歳出決算額を性質別に分類して申し上げます。
 人件費、扶助費及び公債費の義務的経費は、92億982万6,409円で歳出全体の46.9%を占め、平成22年度と比較しますと、その占める割合は1.2ポイントの増となりました。
 また、物件費、維持補修費及び補助費等については、50億200万2,261円で歳出全体の25.5%を占め、平成22年度と比較しますと、その占める割合は0.4ポイントの増となりました。
 公共施設の整備等に要した普通建設事業費については、30億4,154万7,704円で歳出全体の15.5%を占め、平成22年度と比較しますと、その占める割合は0.5ポイントの増となりました。
 主な事業としては、保育環境の充実を図るため中核保育所建設事業、道路整備事業として北本駅西口駅前広場シェルター新築等の整備事業、教育環境整備のための南小学校、西小学校及び東中学校校舎耐震補強及び大規模改修工事等を実施し、社会資本の整備を図りました。

 次に、議案第58号、「平成23年度北本市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について」について申し上げます。
 歳入決算額は5億21万334円で、予算現額に対する収入割合は101.1%であり、歳出決算額は4億8,362万6,314円で予算現額に対する執行率は97.7%です。
 この結果、歳入歳出差引額は1,658万4,020円となり、決算剰余金として平成24年度に繰り越します。

 本決算の主な内容について申し上げます。
 歳入については、後期高齢者医療保険料が4億3,216万3,840円で、歳入全体の86.4%を占め、次いで繰入金が6,747万9,994円で13.5%の順となっています。
 歳出については、後期高齢者医療広域連合納付金が4億8,120万6,921円で、歳出全体の99.5%を占め、次いで総務費が189万4,493円で0.4%の順となっています。

 次に、議案第59号、「平成23年度北本都市計画事業久保特定土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について」について申し上げます。
 歳入決算額は4億1,399万4,475円で、予算現額に対する収入割合は98.6%であり、歳出決算額は3億9,089万2,051円で予算現額に対する執行率は93.1%です。
 この結果、歳入歳出差引額は2,310万2,424円となりましたが、このうち63万円を繰越明許費として翌年度へ繰越すべき財源としており、2,247万2,424円を決算剰余金として平成24年度に繰り越します。

 本決算の主な内容について申し上げます。
 歳入については、市債が1億5,930万円で、歳入全体の38.5%を占め、次いで一般会計からの繰入金が1億5,330万7,000円で37.0%、国庫支出金が7,765万円で18.7%、繰越金が2,343万475円で5.7%、財産収入が30万7,000円で0.1%の順となっています。
 歳出については、事業費が2億7,855万668円で、歳出全体の71.3%を占め、次いで総務費が5,706万814円で14.6%、公債費が5,528万569円で14.1%の順となっています。

 次に、議案第60号、「平成23年度北本市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について」について申し上げます。
 歳入決算額は12億9,951万7,193円で、予算現額に対する収入割合は100.4%であり、歳出決算額は12億5,711万622円で予算現額に対する執行率は97.2%です。
 この結果、歳入歳出差引額は4,240万6,571円となり、決算剰余金として平成24年度に繰り越します。

 本決算の主な内容について申し上げます。
 歳入については、使用料及び手数料が5億6,873万3,159円で、歳入全体の43.7%を占め、次いで市債が2億7,670万円で21.3%、一般会計及び公共下水道事業建設基金からの繰入金が2億5,948万360円で20.0%、繰越金が1億4,309万3,040円で11.0%、国庫支出金が1,420万円で1.1%の順となっています。
 歳出については、公債費が6億5,945万7,516円で、歳出全体の52.4%を占め、次いで事業費が5億1,999万1,923円で41.4%、総務費が7,691万7,139円で6.1%の順となっています。

 次に、議案第61号、「平成23年度北本市国民健康保険特別会計歳入歳出決算の認定について」について申し上げます。
 歳入決算額は76億5,922万5,290円で、予算現額に対する収入割合は101.7%であり、歳出決算額は72億1,238万2,377円で予算現額に対する執行率は95.7%です。
 この結果、歳入歳出差引額は4億4,684万2,913円となり、決算剰余金として平成24年度に繰り越します。

 本決算の主な内容について申し上げます。 歳入については、前期高齢者交付金が21億3,242万4,806円で、歳入全体の27.9%を占め、次いで国民健康保険税が16億2,486万8,158円で21.2%、保険給付に対する国庫支出金が15億5,665万6,878円で20.3%、繰入金が6億4,091万7,871円で8.4%、共同事業交付金が5億9,021万7,640円で7.7%、療養給付費交付金が5億4,675万5,380円で7.1%の順となっています。
 歳出については、保険給付費が51億65万6,705円で、歳出全体の70.7%を占め、次いで後期高齢者支援金等が9億3,741万9,973円で13.0%、共同事業拠出金が5億6,513万9,278円で7.8%、介護納付金が3億7,597万5,801円で5.2%、総務費が1億2,607万8,179円で1.8%の順となっています。

 次に、議案第62号、「平成23年度北本市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について」について申し上げます。
 歳入決算額は29億2,019万5,615円で、予算現額に対する収入割合は99.2%であり、歳出決算額は28億9,437万6,773円で予算現額に対する執行率は98.3%です。
 この結果、歳入歳出差引額は2,581万8,842円となり、決算剰余金として平成24年度に繰り越します。

 本決算の主な内容について申し上げます。
 歳入については、支払基金交付金が8億2,145万5,970円で、歳入全体の28.1%を占め、次いで保険料が6億1,275万9,240円で21.0%、繰入金が5億3,381万3,158円で18.3%、国庫支出金が4億9,664万9,700円で17.0%、県支出金が4億2,135万850円で14.5%の順となっています。
 歳出については、保険給付費が27億1,576万6,841円で、歳出全体の93.8%を占め、次いで総務費が1億476万9,825円で3.6%の順となっています。

 次に、議案第63号、「平成23年度埼玉県央広域公平委員会特別会計歳入歳出決算の認定について」について申し上げます。
 歳入決算額は63万3,443円で、予算現額に対する収入割合は109.2%であり、歳出決算額は46万4,298円で予算現額に対する執行率は80.1%です。
 この結果、歳入歳出差引額は16万9,145円となり、決算剰余金として平成24年度に繰り越します。

 本決算の内容について申し上げます。
 歳入については、本公平委員会を構成する6団体からの分担金及び負担金が40万9,000円で、歳入全体の64.6%を占め、次いで繰越金が22万4,443円で35.4%となっています。
 歳出については、委員報酬及び委員会に出席するための費用弁償並びに公平審査の知識習得に向けた研究会等に参加するための旅費などの委員会費が46万4,298円となっています。

 以上、歳入歳出決算の主な内容を申し上げましたが、詳細についてはお手元の歳入歳出決算書及び行政報告書を、御覧くださいますようお願い申し上げます。

 次に、議案第64号、「北本市税条例の一部改正について」について申し上げます。
 本案は、東日本大震災からの復興に関し地方公共団体が実施する防災のための施策に必要な財源の確保に係る地方税の臨時特例に関する法律が平成23年12月2日に公布されたことに伴い、平成26年度から平成35年度までの各年度分の個人の市民税に限り、均等割の税率につきまして500円を加算し、3,500円とするものです。

 次に、議案第65号、「北本市防災会議条例及び北本市災害対策本部条例の一部改正について」について申し上げます。
 本案は、災害対策基本法の一部改正に伴い、規定の整備をするため、北本市防災会議条例及び北本市災害対策本部条例の一部を改正するものです。

 次に、議案第66号、「北本市暴力団排除条例の制定について」について申し上げます。
 本案は、本市から暴力団を排除するための活動の推進に関し、必要な事項を定めることにより、市民生活の安全と平穏の確保及び社会経済の健全な発展を目的に、本条例を制定するものです。

 次に、議案第67号、「市道の路線の認定について」について申し上げます。
 本案は、道路法第8条第2項の規定により、市道の路線の認定について議会の議決を求めるものです。
 本案における市道6435号線、市道6436号線、市道6437号線及び市道3352号線につきましては、開発行為により都市計画法第40条第2項の規定に基づき、公共施設の用に供する土地として市に帰属したので、路線の認定をお願いするものです。

 次に、議案第68号、「市道の路線の廃止について」について申し上げます。
 本案は、道路法第10条第3項の規定により、市道の路線の廃止について議会の議決を求めるものです。
 本案における市道4199号線につきましては、隣接する土地を所有する者からの買取りの申出に伴い、路線の廃止をお願いするものです。

 次に、議案第69号、「平成24年度北本市一般会計補正予算(第2号)」について申し上げます。
 補正の第1条は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ8億9,982万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を198億7,272万4,000円とするものです。
 この補正の内容につきまして、歳出から申し上げます。
 総務費の秘書広報費につきましては、全国青年市長会会長市としての用務にかかる経費を計上するものです。文書管理費につきましては、係争中であった訴訟が結審したことやそれに伴い控訴があったことから必要とする経費を計上するものです。財産管理費につきましては、現庁舎の雨漏り等の修繕にかかる経費を計上するものです。
 総務費の企画財政総務費につきましては、イタリアのミラベッラインバッカリ市関係者の訪問を受けることから訪問の際に必要とする経費を計上するものです。また、県の緊急雇用創出事業補助金を活用した人口移動要因等実態調査にかかる経費を計上するものです。
 総務費の賦課徴収費につきましては、法人市民税について還付金の増額が見込まれることから、市税の還付金及び還付加算金を増額するものです。
 総務費の交通安全対策費につきましては、事故防止啓発看板の作成にかかる経費を計上するものです。
 民生費の社会福祉総務費につきましては、平成23年度の決算に伴い、一般会計から特別会計への繰出金の額が確定しましたので、介護保険特別会計への繰出金を増額し、国民健康保険特別会計への繰出金を減額するものです。障がい者福祉費につきましては、障がい者就労支援事業の実施にかかる経費を計上するものです。
 民生費の老人福祉費につきましては、平成23年度の決算に伴い、県支出金の精算額が確定し、返納金が生じましたことにより、県支出金返納金を計上するものです。老人福祉施設費につきましては、健康増進センターのボイラー設備修繕の必要が生じたため、修繕にかかる経費を計上するものです。障害福祉サービス事業所費につきましては、ふれあいの家の付属施設整備にかかる経費を計上するものです。
 民生費の児童福祉総務費につきましては、子ども医療費の窓口払い廃止にかかる経費を計上するものです。また、栄小学校校舎耐震補強及び大規模改修工事の際に栄学童保育室及び障害児学童保育室の使用ができなくなることから、仮設保育室の賃貸借にかかる経費を計上するものです。
 民生費の保育所費につきましては、旧東保育所の施設撤去工事にかかる経費を計上するものです。
 衛生費の保健衛生総務費及び予防費につきましては、ポリオ不活化ワクチン導入にかかる経費を計上するものです。
 衛生費の塵芥処理費につきましては、中丸8丁目地区最終処分場跡地の用地の測量にかかる経費を計上するものです。し尿処理費につきましては、単独処理浄化槽から合併処理浄化槽への転換に対する補助にかかる経費を増額するものです。
 農林水産業費の農業振興費につきましては、農業費県補助金を受け、各種団体への農業振興対策事業にかかる経費を計上するものです。
 商工費の商工振興費につきましては、西口駅前広場改修工事に伴い、北本まつりの提灯設置に必要な設備にかかる経費を計上するものです。
 土木費の道路維持費につきましては、道路の維持管理にかかる経費、生活道路の舗装改良にかかる経費についてそれぞれ増額するものです。また、環境対策として県補助金を活用し道路照明灯を蛍光灯からLEDに順次交換していくため設置工事にかかる経費を計上するものです。道路新設改良費につきましては、今後の新設改良に向けて道路測量にかかる経費を計上するものです。橋りょう維持費につきましては、台風等の発生に備え高尾橋の施設管理にかかる経費を増額するほか、高尾橋の強度を調査するための構造調査にかかる経費を計上するものです。
 土木費の土地区画整理費につきましては、平成23年度の決算に伴い、一般会計から特別会計への繰出金の額が確定しましたので、久保特定土地区画整理事業特別会計への繰出金を減額するものです。
 土木費の公共下水道費につきましては、平成23年度の決算に伴い、一般会計から特別会計への繰出金の額が確定しましたので、公共下水道事業特別会計への繰出金を減額するものです。
 土木費の公園緑地費につきましては、北本水辺プラザ公園に屋外トイレを設置するための設計及び転落防止柵の改修にかかる経費を計上するものです。また、北本中央緑地の用地取得に向けて物件調査にかかる経費を計上するものです。
 消防費の非常備消防費につきましては、消防団員の報酬及び費用弁償についてその不足する額にかかる経費を計上するものです。防災費につきましては、北本市防災会議条例の一部改正にあわせ、新たに委嘱する委員の報酬を計上するものです。また、庁舎建設にあわせ現在の防災行政無線基地局を新たに整備する必要があることから、設計委託にかかる経費を計上するものです。
 教育費の学校管理費につきましては、国の学校施設環境改善交付金の対象事業として、小学校費につきましては栄小学校校舎耐震補強及び大規模改修工事にかかる経費を、中学校費につきましては宮内中学校校舎耐震補強及び大規模改修工事にかかる経費を計上するものです。
 教育費の公民館費につきましては、中丸公民館ホールの雨漏り補修工事を行うため調査設計委託及び改修補修工事にかかる経費を計上するものです。文化センター管理費につきましては、文化センター南側外部の歩行者用屋根及び外構改修工事を行うため、設計委託にかかる経費を計上するものです。

 続きまして、歳入の内容について申し上げます。
 地方特例交付金につきましては、普通交付税の算定に併せて、平成24年度分の交付額が決定したことにより、地方特例交付金を減額するものです。
 地方交付税の普通交付税につきましては、平成24年度分の交付額が決定したことにより、普通交付税を増額するものです。
 国庫支出金の教育費国庫補助金につきましては、栄小学校及び宮内中学校校舎耐震補強及び大規模改修工事の実施に伴い計上するものです。
 県支出金の農林水産業費県補助金につきましては、果樹産地育成総合対策事業、おいしい埼玉野菜生産・販売対策事業、こだわり産地育成補助事業に対する補助事業の実施に伴い計上するものです。
 県支出金の土木費県補助金につきましては、道路照明灯のLED化に伴う設置工事にかかる経費に対する補助金を計上するものです。
 県支出金の総務費県補助金につきましては、蒲ザクラ環境整備計画及び石戸城保存計画の策定にかかる経費に対する補助金を計上するものです。
 県支出金の労働費県補助金につきましては、埼玉県緊急雇用創出基金市町村事業費補助金として、人口移動要因等実態調査業務の委託にかかる経費に対する補助金を計上するものです。
 繰入金につきましては、補正予算の財源調整のため、財政調整基金繰入金を減額するものです。
 繰越金につきましては、平成23年度北本市一般会計歳入歳出決算額の確定に伴い、前年度繰越金を増額するものです。
 市債につきましては、栄小学校及び宮内中学校校舎耐震補強及び大規模改修工事の実施に伴い教育債を増額するものです。また、普通交付税の算定に併せて、臨時財政対策債の発行可能額が決定したことから、臨時財政対策債を増額するものです。
 補正の第2条につきましては、民生費の仮設栄学童保育室及び障害児学童保育室賃貸借業務、教育費の栄小学校及び宮内中学校校舎耐震補強及び大規模改修事業にかかる経費について繰越明許費とするものです。
 補正の第3条につきましては、例規集データベース維持管理等業務について新たに債務負担行為とするものです。
 補正の第4条につきましては、小中学校校舎改修事業について地方債を追加するとともに、臨時財政対策債の発行可能額が決定したことにより増額するものです。

 次に、議案第70号、「平成24年度北本市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)」について申し上げます。
 補正の内容といたしましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,658万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を5億7,038万3,000円とするものです。

 この補正の内容につきまして、歳出から申し上げます。
 後期高齢者医療広域連合納付事業経費につきましては、平成23年度の後期高齢者医療保険料のうち未納分を納付するため、必要とする経費を計上するものです。
 歳入につきましては、平成23年度歳入歳出決算額の確定により、繰越金を増額するものです。

 次に、議案第71号、「平成24年度北本都市計画事業久保特定土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)」について申し上げます。
 補正の内容といたしましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ175万円を追加し、歳入歳出予算の総額を3億9,155万円とするものです。

 この補正の内容につきまして、歳出から申し上げます。
 公債費の利子につきましては、平成23年度の借入金償還金にかかる利子が確定したことにより増額するものです。
 歳入につきましては、平成23年度歳入歳出決算額の確定により、繰越金を増額するとともに、一般会計からの繰入金を減額するものです。

 次に、議案第72号、「平成24年度北本市公共下水道事業特別会計補正予算(第2号)」について申し上げます。
 補正の内容といたしましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ325万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を18億45万7,000円とするものです。

 この補正の内容につきまして、歳出から申し上げます。
 総務費の一般管理費につきましては、平成23年度の消費税の確定により、公課費を増額するものです。
 歳入につきましては、平成23年度歳入歳出決算額の確定により、繰越金を増額するとともに、一般会計繰入金を減額するものです。
 補正の第2条につきましては、資本費平準化債の発行可能額が確定したことにより増額するものです。

 次に、議案第73号、「平成24年度北本市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)」について申し上げます。
 補正の内容といたしましては、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億8,684万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を79億8,354万2,000円とするものです。

 この補正の内容につきまして、歳出から申し上げます。 基金積立金につきましては、平成23年度歳入歳出決算額の確定により、歳入歳出予算の収支の均衡を図るものです。
 諸支出金につきましては、平成23年度の保険給付費の確定等により、国庫支出金に返納金が生じましたので増額するものです。
 歳入につきましては、平成23年度歳入歳出決算額の確定により、繰越金を増額するとともに、一般会計繰入金及び保険給付費支払基金繰入金を減額するものです。

 次に、議案第74号、「平成24年度北本市介護保険特別会計補正予算(第1号)」について申し上げます。
 補正の内容といたしましては、規定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1億1,243万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を35億793万6,000円とするものです。

 この補正の内容につきまして、歳出から申し上げます。 総務費の総務管理費につきましては、介護基盤緊急整備事業補助金及び介護施設開設準備経費助成事業補助金について計上するものです。
 基金積立金につきましては、平成23年度歳入歳出決算額の確定により、保険給付費支払基金積立金を増額するものです。
 諸支出金の償還金につきましては、平成23年度の介護給付費の確定により、国庫支出金等に返納金が生じましたので増額するものです。

 続きまして、歳入の内容について申し上げます。
 県支出金につきましては、介護基盤緊急整備事業補助金及び介護施設開設準備経費助成事業補助金を計上するものです。
 国庫支出金及び支払基金交付金、繰入金につきましては、平成23年度の保険給付費の確定により、増額するものです。
 繰越金につきましては、平成23年度歳入歳出決算額の確定により、増額するものです。

 次に、報告第8号、「平成23年度北本市財政の健全化判断比率の報告について」について申し上げます。
 本件は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項の規定により、平成23年度北本市財政の健全化判断比率について監査委員の意見を付けて報告するものです。

 次に、報告第9号、「平成23年度北本市公営企業の資金不足比率の報告について」について申し上げます。
 本件は、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第22条第1項の規定により、平成23年度北本市公営企業の資金不足比率について監査委員の意見を付けて報告するものです。

 以上をもちまして、本定例会に提出いたしました議案の説明を終わりますが、何とぞ慎重、御審議を賜り、原案のとおり可決くださいますようお願い申し上げます。

この記事に関するお問い合わせ先

北本市議会事務局
〒364-8633
埼玉県北本市本町1-111
電話:048-594-5560
ファックス:048-591-6335
お問い合わせはこちら