令和3年第3回北本市議会臨時会 市長提案説明
本日、ここに令和3年第3回北本市議会臨時会を招集申し上げましたところ、議員の皆様におかれましては御参会を賜り、御審議いただきますこと誠にありがとうございます。
国は、ゴールデンウィークにおける新型コロナウイルスの感染拡大の状況を踏まえ、5月11日までとしていた新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言やまん延防止等重点措置について、5月31日までの延長を決定しました。
市では、新型コロナワクチン接種への対応を現在、最も重要な事業と位置づけており、国からのワクチンの供給を受け、速やかに市民への接種につなげるべく、対応を行っております。4月20日には65歳以上の方に対し、新型コロナワクチンの接種に係るクーポン券の発送を行い、5月19日よりワクチン接種の予約受付を開始しました。この予約に基づく接種は5月26日から開始されます。
今後も感染予防及びワクチン接種に注力してまいりますので、御理解と御協力を賜りますようお願い申し上げます。
本臨時会に提出いたしました案件は、専決処分の承認を求めることについて(令和3年度北本市一般会計補正予算(第4号))等の2議案及び報告1件です。
議案等の主な内容について、順次御説明申し上げます。
はじめに、議案第31号、専決処分の承認を求めることについて(令和3年度北本市一般会計補正予算(第4号))について申し上げます。
本案は、令和2年度繰越明許事業であるプレミアム付商品券(クーポン型)事業について、予想を上回る利用により、換金に要する経費の不足が明らかになったことに伴い、当該事業に要する経費について、地方自治法第179条第1項の規定により令和3年5月7日付で専決処分を行いましたので、同条第3項の規定に基づき本議会に報告し、承認を求めるものです。
補正の第1条については、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4,075万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ214億3,408万1,000円とするものです。
この内容について、歳出から申し上げます。
商工費については、プレミアム付商品券(クーポン型)事業の換金に要する経費を計上するものです。
続きまして、歳入について申し上げます。
繰入金の基金繰入金については、補正予算の財源調整のため、財政調整基金繰入金を増額するものです。
次に、議案第32号、監査委員の選任について申し上げます。
本案は、議員のうちから選任する監査委員工藤日出夫氏が辞任したことに伴い、地方自治法第196条第1項の規定により、議員のうちから選任する監査委員に保角美代氏を選任したいので、議会の同意を求めるものです。
次に、報告第2号、専決処分の報告について(和解をし、損害賠償の額を定めることについて)申し上げます。
本件は、令和3年3月19日に上尾市の埼玉県総合リハビリテーションセンターの駐車場において、市公用車を駐車しようとしたところ、駐車している相手方車両と接触し、当該車両を損傷させたものです。
この示談が成立し、専決処分事項の指定について第2号及び第3号の規定に基づき、和解をし、損害賠償の額を定めることについて、令和3年4月
23日に専決処分を行いましたので、地方自治法第180条第2項の規定により報告するものです。
以上をもちまして、本臨時会に提出いたしました議案等の説明を終わりますが、何とぞ慎重、御審議の上、議決を賜りますようお願い申し上げます。
更新日:2021年05月24日