令和6年第2回北本市議会定例会 市長提案説明

更新日:2024年06月05日

本日、ここに令和6年第2回北本市議会定例会を招集申し上げましたところ、議員の皆様には御参会を賜り、御審議いただきますこと誠にありがとうございます。

本定例会に提出いたしました案件は、北本市学童保育室設置及び管理条例の一部改正について等の7議案及び報告3件です。

議案等の主な内容について、順次御説明申し上げます。

 

はじめに、議案第34号、北本市学童保育室設置及び管理条例の一部改正について申し上げます。

本案は、新たに中丸第二学童保育室を設置することに伴い、規定を整備するため、本条例の一部を改正するものです。

 

次に、議案第35号、北本市手数料条例の一部改正について申し上げます。

本案は、建築基準法の一部改正に伴い、既存建築物の大規模修繕等をする場合における建築制限の緩和に係る認定申請手数料を新設するとともに、規定の整備をするため、本条例の一部を改正するものです。

 

次に、議案第36号、北本市公民館設置及び管理条例等の一部改正について申し上げます。

本案は、市民負担の公平性及び適正な受益者負担を確保した料金を設定することを目的に、地区公民館等の利用料金の上限額を改定するため、本条例の一部を改正するものです。

 

次に、議案第37号、固定資産評価審査委員会委員の選任について申し上げます。

本案は、現委員の後藤(ごとう)(まさ)(ひろ)氏の任期満了に伴い、引き続き同氏を選任するため、地方税法第423条第3項の規定により、議会の同意を求めるものです。

 

次に、議案第38号、人権擁護委員候補者の推薦について申し上げます。

本案は、現委員の志村(しむら)好文(よしふみ)氏の任期満了に伴い、引き続き同氏を推薦するため、人権擁護委員法第6条第3項の規定により、議会の意見を求めるものです。

 

次に、議案第39号、令和6年度北本市一般会計補正予算(第2号)について申し上げます。

補正の第1条については、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ8億8,460万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ253億481万1,000円とするものです。

この内容について、歳出から申し上げます。

民生費の社会福祉費については、国庫補助金を活用して実施する定額減税補足給付金(調整給付)給付事業に要する経費を計上するものです。

民生費の児童福祉費については、南小学校区における学童保育室利用者の増加に伴い、石戸第二学童保育室を活用し、保育環境を改善するため、国庫補助金及び県補助金を活用して実施する、トイレ改修工事に要する経費及び学童保育室送迎支援事業補助金を計上するとともに、民間の小規模保育施設の整備を支援するため、国庫補助金を活用して実施する民間保育所建設補助金を計上するものです。

衛生費の保健衛生費については、高齢者の新型コロナワクチン接種に要する経費を計上するとともに、新型コロナウイルス予防接種健康被害給付金を計上するものです。

教育費の教育総務費については、県委託金を活用して実施する、よりよい生き方を実践する力を育む道徳教育の推進事業に要する経費を計上するとともに、国庫委託金を活用して実施する不登校児童生徒等の早期発見・早期支援事業に要する経費を計上するものです。

教育費の社会教育費については、郷土資料室の移転に伴う整備改修工事に要する経費を増額するものです。

 

続きまして、歳入について申し上げます。

市税については、定額減税の実施に伴い、個人市民税を減額するものです。

地方特例交付金については、定額減税の実施に伴う個人市民税の減収を補填するため、地方特例交付金を増額するものです。

国庫支出金の国庫負担金については、新型コロナウイルス予防接種健康被害給付費負担金を計上するものです。

国庫支出金の国庫補助金については、各事業費の計上等に伴い、所要額の補正を行うものです。

国庫支出金の委託金については、不登校児童生徒等の早期発見・早期支援事業委託金を計上するものです。

県支出金の県補助金については、放課後児童健全育成事業費補助金を計上するものです。

県支出金の委託金については、よりよい生き方を実践する力を育む道徳教育の推進事業委託金を計上するものです。

繰入金の基金繰入金については、補正予算の財源調整のため、財政調整基金繰入金を増額するものです。

諸収入の雑入については、新型コロナワクチン接種助成金を計上するものです。

補正の第2条、債務負担行為については、郷土資料室土地借上業務を追加するものです。

 

次に、議案第40号、令和6年度北本市介護保険特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。

本案は、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ378万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ60億1,778万4,000円とするものです。

この内容について、歳出から申し上げます。

総務費の介護認定費については、介護報酬の改定等に係るシステム改修に要する経費を計上するものです。

続きまして、歳入について申し上げます。

国庫支出金の国庫補助金については、介護報酬の改定等に係るシステム改修に伴い、介護保険事業費補助金を計上するものです。

繰入金の基金繰入金については、補正予算の財源調整のため、保険給付費支払基金繰入金を増額するものです。

 

次に、報告第12号、令和5年度北本市一般会計予算繰越明許費の繰越計算書の報告について申し上げます。

本件は、令和5年第3回、第4回及び令和6年第1回市議会定例会において、繰越明許費としていた戸籍システム等改修事業など13事業について、地方自治法施行令第146条第2項の規定により報告するものです。

 

次に、報告第13号、令和5年度北本市一般会計予算事故繰越しの繰越計算書の報告について申し上げます。

本件は、私道舗装整備事業について、補助の相手方より工事を受注した事業者が技術作業員の確保に不測の日数を要し、事業着手が遅延したこと、また、市道122号線歩道整備事業について、関係する地権者との交渉及び契約締結に不測の日数を要したことにより、それぞれ令和5年度における事業完了が困難となったため、地方自治法施行令第150条第3項で準用する同令第146条第2項の規定により報告するものです。

 

次に、報告第14号、令和5年度北本都市計画事業久保特定土地区画整理事業特別会計予算繰越明許費の繰越計算書の報告について申し上げます。

本件は、令和6年第1回市議会定例会において、繰越明許費としていた久保特定土地区画整理事業について、地方自治法施行令第146条第2項の規定により報告するものです。

 

以上をもちまして、本定例会に提出いたしました議案の説明を終わりますが、何とぞ慎重、御審議の上、議決を賜りますようお願い申し上げます。

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