平成21年第2回北本市議会定例会請願文章表 議請第1号
受理番号 | 議請第1号 |
受理年月日 | 平成21年5月28日 |
件名 | 中丸8丁目地内一般廃棄物埋立処分場跡地の早期公有地化を求める請願 |
請願者の住所 及び氏名 |
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請願の趣旨 | 別記のとおり |
紹介議員氏名 | 加藤勝明、湯澤清訓、阪井栄見子、大澤芳秋 |
【請願趣旨】
- 下記土地は、過去に北本市の廃棄物の埋立地として利用されていました。
- 土地賃貸借契約満了後、覆土をして地主に返還されましたが、水はけが悪いためトラクターも入れず、農地として耕作に不便をきたしたまま今日に至っています。
- また、将来の土地利用を考えたとき、埋立したゴミがそのまま残っていては、土地の有効活用が出来ないため頭を悩ませています。
- このため、今日に至るまでの経過等を改めてご認識いていただき、上記の問題点の解決を図るため、北本市において当該土地を早期に買い上げてくださいますよう、お願い申し上げます。
記
北本市中丸8丁目 | 127番1 | 1,219平方メートル |
同 | 128番 | 25平方メートル |
同 | 132番 | 1,650平方メートル |
同 | 133番 | 305平方メートル |
同 | 136番 | 731平方メートル |
同 | 188番1 | 519平方メートル |
同 | 189番 | 300平方メートル |
同 | 190番 | 186平方メートル |
同 | 193番 | 924平方メートル |
同 | 194番 | 494平方メートル |
同 | 197番 | 1,055平方メートル |
同 | 198番 | 723平方メートル |
同 | 201番 | 436平方メートル |
同 | 202番 | 1,112平方メートル |
同 | 205番1 | 1,200平方メートル |
同 | 334番1 | 2,802平方メートル |
同 | 337番 | 341平方メートル |
同 | 338番 | 627平方メートル |
同 | 341番 | 468平方メートル |
同 | 342番 | 490平方メートル |
合計 | 20筆 | 15,607平方メートル |
【請願理由】
中丸8丁目地内一般廃棄物埋立処分場跡地につきましては、昭和55年10月14日付けで、借主北本市と各土地所有者との間において、昭和55年11月1日から昭和58年10月31日まで、廃棄物埋立処理地として土地賃貸借契約を締結し、その後も埋立処理を継続して実施していたため、更新規定に基づき契約を2年間更新しました。
土地賃貸借契約期間満了後、覆土をして地主に返還されましたが、覆土が契約の厚さがなかったり、水はけが悪いため、面倒を見ながら作物を作っても、毎年出来が悪く、作物の共済も認めてもらえなくなってしまいました。
また、返還されてから年数が経つにつれて、地盤沈下が均等でなく、畑に出入りしている東側の道路沿いが低くなってしまい、雨が降ると水溜りが出来て、トラクターはもちろん歩いてでも畑の出入りが困難を来たしてしまい、一部の土地は北本市にて再度、覆土をしていただきましたが、多くの土地は耕作できなくなってしまいました。
市は本件に対して、契約内容に基づいて履行し、土地の評価の影響に対する補償等も行っているとの見解を持っているのかもしれませんが、上記のような状況であるため、そのことについて私たちは、納得しがたいと言わざるを得ません。
埋められているゴミは、市民のゴミですから、原状回復の費用は市が負担すべきであると考えます。可能であるならば、ゴミの全量撤去をお願いしたいところですが、その処理費用は莫大な額となり、市の現在の財政状況ではとても厳しいと聞いております。しかし、私たちは埋立処理したゴミの全量撤去をしないまま、当該土地を放って置くわけにはいかないと考えています。
もしも、このままの状態の期間中、相続により、またはいろいろな状況にて他の人に所有権が移った場合、その土地を取得した人がどんな土地利用されるのか心配です。このため、当該土地を早期に公有地化して、中丸8丁目の環境を守っていきたいと強く考えています。
また、すでにご案内のとおり、中丸8丁目地区におきましては、地区の特徴を活かした新たな土地利用を見据えたまちづくりに取り組むため、北本市まちづくり条例に基づいて、地域住民等の参加による、良いまちづくりの推進に資することを目的として、平成17年2月22日に「中丸8丁目まちづくり協議会」を発足しました。
当協議会(平成21年4月1日現在の会員数108名)では、組合方式による土地区画整理事業をはじめ、様々なまちづくりの実現を目指し、勉強会や土地意向調査等を行っているところですが、廃棄物埋立処理地の問題が土地利用上の重要な課題となっています。
私たち地権者一同は、北本市の「ずっと暮らし続けたいまち、きたもと」の実現のためにも、誇りをもって次世代に引き継げるまちをつくっていきたいと考えています。
以上のようなことから、北本市において当該土地を早期に買い上げてくださいますよう、関係地権者の連名をもって請願いたします。事情をご賢察のうえ、何卒、本請願を採択くださいますようお願い申し上げます。
更新日:2021年03月31日