平成21年第4回北本市議会定例会請願文章表 議陳情第1号
政府および国会に「非核三原則」の法制化を求める意見書提出についての陳情書
【陳情要旨】
広島長崎の原爆被爆から64年が経過いたしました。
人類が作り出した最も残忍な兵器、核兵器による地獄を体験させられた私たちは、今日まで、自らの命を削る思いで被爆体験を語り、核兵器による犠牲者が二度と生まれないことを強く願って、運動を続けてまいりました。この地球上から核兵器をなくすことは、私たち被爆者の悲願です。
その願いに、いま、一筋の光が見えてきました。それは核兵器を使用した唯一の国であるアメリカのオバマ大統領が、核兵器のない世界を追及していくことを明言したからです。
いまこそ日本は、核兵器を落とされた唯一の国として、核兵器の廃絶に向けて主導的役割を果たすべきです。
そのため、私たち被爆者は、「非核三原則」の法制化を求めます。
この願いが、被爆者のみでなく、国民的意義があることをご理解いただき、貴議会が、政府および国会に「非核三原則」の法制化を求める意見書の提出をしていただきますようお願いいたします。
平成21年11月5日受理
陳情人北本市議会議長高橋節子様
更新日:2021年03月31日