平成21年第4回北本市議会定例会請願文章表 議請第6号

 福祉タクシー券配布事業については、事業開始後約25年が経過し、社会情勢等や事業の役割等に変化が生じています。このような中、福祉タクシー券受給対象者でありながら、障がいの程度によりタクシー利用が困難な多くの障がい者は、「福祉対応の自家用車」又は「重度障害者移動支援事業による車両」を利用しているのが現状です。
 既に近隣市ではガソリン券の配布事業が行われています。
 同程度の障がいを持ちながらも、日常生活の利便と社会生活圏の拡大を図ることへの助成に関して平等性を欠く現状は、ノーマライゼーションの精神からも充分であるとは言えません。以上の理由から、下記の事項を請願いたします。

障がい者等の生活の利便と社会生活圏の拡大を図り、福祉の増進を図るため、福祉タクシー券配布事業のほかに、福祉ガソリン券配布事業を新設してください。