平成22年第1回北本市議会定例会請願文章表 議請第4号
受理番号 | 議請第4号 |
受理年月日 | 平成22年2月15日 |
件名 | 北本駅西口駅前広場改修計画の見直しを求める請願 |
請願者の住所 及び氏名 |
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請願の趣旨 | 別記のとおり |
紹介議員氏名 | 三宮幸雄、中山敬弘、工藤日出夫、金子眞理子、吉住武雄、大澤芳秋 |
【請願趣旨】
現在、北本市において、「北本駅西口駅広場改修事業」が進められています。
市の北本駅西口駅前広場は、高齢社会の到来に備えた駅前広場のバリアフリー化や送迎車等の増加による混雑の緩和、歩行者の安全やバスなどの円滑な運行等が課題となっています。
市の説明によると、現在の計画は、地元商店や地域住民の反対がありましたが、その後の説明会の開催や実証運行(解脱会駐車場でバスを試験運行)などで一応の理解を得たとして、この計画を進めています。
しかし、現在、進められている「北本駅西口駅広場改修事業」の問題点は、もともと狭い駅前広場に多種多様な施設など盛り込み過ぎたことで、交通結節点としての本来の役割が損なわれ、低下していることです。
駅前ロータリーは、さらに狭くなり朝夕の通勤時や雨天時の自動車の混雑が一層進み混雑が予測される中、交通結節点が担う最も大切な機能である乗換え機能や駅前広場内での円滑な移動を優先しての計画では無いと言う意見もあります。
さらには、市営駐車場廃止にともない、駅ビルの利用や交番、駅前付近の商店の利用が出来にくくなり、まちの活性化にならないと言う意見もあります。
また、1月18日、発表の市のパブリックコメントによると、駅前広場改修工事を含む「都市再生整備計画」予算の総額は、8億1,400万円であり、そのうち、西口駅前広場の改修工事費は5億5,400万円となっています。
しかし、百年に一度と言われる経済危機の下、本市においても厳しい財政が予測される中、必要にして最小限の投資で整備可能な計画となっているかという大きな疑問があります。
以上のことから、下記事項を最優先とした計画に見直すよう請願いたします。
【請願事項】
- 雨天時や朝夕のピーク時において、自動車交通の集中と混雑が予測される中、交通結節点が担う最も大切な機能である乗り換え機能やアクセス路整備での円滑な移動を最優先して計画すべきである。
- まちの活性化、利便性のために、市営駐車場はなくさず存続すべきである。
- 厳しい財政の中、多額の費用をかけて改修する必要はない。必要にして最小限の投資で整備可能な計画とすべきである。(歩道等の段差解消やバス乗降場所等の整備などにとどめる)
- 工事内容等について市民に広く周知し理解を得ること、特に、駅利用者(自動車の送迎を含む)の声を真摯に聴き、その反映に努めるべきである。
更新日:2021年03月31日