平成22年第1回北本市議会定例会請願文章表 議請第3号
受理番号 | 議請第3号 |
受理年月日 | 平成22年2月15日 |
件名 | 議会決議に沿った北本駅西口駅前広場改修工事の見直しを求める請願 |
請願者の住所 及び氏名 |
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請願の趣旨 | 別記のとおり |
紹介議員氏名 | 工藤日出夫、中山敬弘、金子眞理子、吉住武雄 |
【請願趣旨】
北本駅西口広場改修の最終基本計画が示され、改修費等が平成22年度予算に計上されます。公表された資料による駅広場改修費は総額約5億5千万円を超えています。私たちは、本改修事業は、段差の解消(バリアフリー化)や朝夕及び雨天時の渋滞緩和、交通弱者等利用者の移動負担感軽減等現況改善を基本に行われると考えていました。平成19年3月には、「北本駅西口広場改修計画」が策定され、平成20年10月に、「北本らしい駅の顔づくりプロジェクト」が活動し始め、一部の市民が参加するワークショップで立案した構想図に、当該地域の住民や駅利用者、市民が多額の費用増加で現況より交通結節点としての駅前広場の機能低下等新たな課題に疑問の声を上げました。
このような中、平成21年第2回北本市議会定例会で、市民の要望や疑問に答えた「北本駅西口駅前広場整備に関する決議」が可決されました。しかし、市長が、市民に示した最終基本計画及び事業費は、議会決議への不十分な対応や利用者及び当該地域住民の要望も軽視したままの決定であることは明白です。私たち市民の会は、北本市議会が、住民の代議員として議決した「決議」に沿った改修工事を、市長に実行させるべきこと。また、市長は議会決議を重く受け止めるべきと決議しました。このままでは、議会軽視になります。議会が軽視されるということは、結果として私たちの1票が軽視されたことになり、民主主義の危機と深刻に捉えています。それを、住民の代議員である議会議員自らが容認することのないように、「議会決議の誠実な実行」を議会及び市長に請願するものです。
議会決議には、1送迎者等の増加による混雑や歩行者の安全、バスの円滑運行、高齢化に対応したバリアフリー化を課題とし。2本計画は、広くない西口広場に雑木林(植栽)やイベント広場を配し、自動車交通の集中と混乱が予想されると現状分析。その上で3駅前広場は、交通結節点の乗換え機能や移動性の優先を踏まえ、厳しい財政が予測されることを勘案し、必要最小限の投資で。4広く市民の声を聴き、コンセプト偏重に陥ることなく、事業費の抑制にも配慮すべきとあります。私たちは、この決議こそ、住民の要望を議会が汲んで頂いたと高く評価しています。改めて決議の誠実な実行を求めます。
以上の趣旨とともに下記事項を請願します。
【請願事項】
- 議会決議に基づき、コンセプトに偏ることなく、通勤・通学者等の駅利用者の乗換え機能、移動流動性と負担軽減、バリアフリー化などと、交通円滑化と安全確保、効率的機能性を重視した、事業費抑制を踏まえた必要最小限の改修工事に見直しを執行部にさせること。市長は議会決議を重く受け止め誠実に対応すること。見直しされるまで、平成22年度予算案のうち、駅西口広場改修費に関する部分の予算執行を凍結させる附帯決議をすること。
更新日:2021年03月31日