平成22年第2回北本市議会定例会請願文章表 議請第5号
受理番号 | 議請第5号 |
受理年月日 | 平成22年5月12日 |
件名 | 北本西口駅前広場に関する請願 |
請願者の住所 及び氏名 |
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請願の趣旨 | 別記のとおり |
紹介議員氏名 | 湯澤清訓、工藤日出夫、金子眞理子 |
【請願趣旨】
私たちは北本市自治基本条例の精神に則り、市民と市が情報を共有し、協働してまちづくりを進めるためこの請願を行います。
3月議会では、西口駅前広場改修工事費が含まれた平成22年度予算が可決されました。しかし改修工事の内容は下記のような構造的欠陥が含まれたままであります。
- 西口駅前広場ロータリー部分の道路面積が現在の3分の2に縮小されていること。このため朝夕雨天時の交通混雑が、いまよりも深刻になることが予想されます。
- 市営駐車場を場外に移転しようとしていること。 これにより幼児や高齢者などの弱者に遠くの駐車場の利用を強制することになります。
- .武蔵野銀行前の道路幅を、現在の8メートルから半分の3.5メートルと狭くしていること。
- タクシー乗り場を武蔵野銀行前に移動したため、客を乗せたタクシーが最も混雑するロータリー部分を通過しなければならない構造となっていること等です。
また、市の財政が困難の折、2億円を超える起債を伴う多額の税をこの工事に投入することは市民感情として、同意できがたいものがあります。
将来の駅前広場のあり方については、圏央道、上尾バイパスの開通、駅前広場の多機能化等に配慮した長期の計画を立案し、今後の改修事業はそれに基づいて進めるべきと考えます。
【請願事項】
- 西口駅前広場における一般車両が通行あるいは停車するロータリー道路について、現在以上の混雑を起こさないために
1現在の面積よりも少ない面積にはしないこと
2今後、圏央道、上尾バイパスなどが開通することにより、交通結節点としての機能が今より拡大することを考慮し、現在以上の面積を確保するよう配慮すること
3平常時バスが通過しない部位の道路幅は、現状の道幅を維持すること
- 西口広場の市営駐車場については、病者や高齢者や幼児等が出来るだけ歩かなくてもよい駅舎に近い広場内に存続させること
- 武蔵野銀行前の歩道は、駅に通ずる主要道路であるから現行どおり存続させること
- タクシー乗り場は、客を乗せた後タクシーが、ロータリー部分を通過しない場所に設置すること
- 「西口駅前広場」の長期計画の立案に当たっては、通勤通学などの駅利用者(送迎車輌運転手)、タクシー運転手やバス運転手、駅前商店街利用者、駅周辺地権者、西口駅勢圏の自治会代表者、一般公募の委員等市民の参画を求め実施すること
更新日:2021年03月31日