平成25年第3回北本市議会定例会請願文書表 議請第7号

更新日:2021年03月31日

平成25年第3回北本市議会定例会請願文書表議請第7号
受理番号 議請第7号
受理年月日 平成25年8月20日
件名 「早期に新駅設置要望書をJR東日本へ提出する事を求める決議」の請願
請願者の住所
及び氏名
 
請願の趣旨 別記のとおり
紹介議員氏名 桂 祐司、渡邉良太

【請願趣旨】

 さいたま県央エリア中心の大局に立って
 日本が近代国家として出発した明治の時代。そして、近代国家を引っ張ってきた第一の要因は鉄道でした。130年前、1883年7月28日、高崎線上野—熊谷間が開通した。過ぐる30年後の大正期に桶川、鴻巣間への駅設置の運動が起こり、関東大震災避難者の列車大事故を期に請願活動が活発化、結果ようやく昭和3年に北本駅が開業された。
 一方、日本初の高速道路は名神に続き1964年の東京オリンピック時、東名高速と首都高が開通した。以来50年の今、JR高崎線の下を貫通する圏央道の大工事が、来年度末開通を目指して進んでいます。
 こうした歴史的交通の2つの大事業の技術的成果が、今北本、桶川の地で交差して進んでおります。新駅の設置と圏央道の開通です。
 私達は、ご承知の通り30年前より今日に至るまで、その都度の署名活動、春秋の活動報告会、現地見学会等、市民啓発活動を押し進め、又、各関係機関への要望陳情活動を重ねてまいりました。
 今日迄、北本市及び議会の皆々様の深いご理解のもと、南部整備基金(新駅基金)条例の制定、基金の積み立て、又、「全会一致による新駅設置促進を求める決議」の採択等、着実に歴史を積み上げてまいりました。
 我郷土は、けんおう埼玉エリアにおける新しい中心、すなわち南北軸のJR高崎線、整備されつつある上尾バイパスを含む国道17号、東西軸を東名、中央、関越、東北道等と、首都圏を結ぶ圏央道が交差し、交通、文化、ビジネスの埼玉一の大十字路となります。世界遺産富士山も成田空港も圏央道の開通で1時間の圏内となります。
 新駅設置は人口の老齢化、少子化等人口の減少、さらなる財政の急速な劣化の社会状況の中、逆に人口増、財政基盤の強化、活力のある社会を構築し、便利活力を生み出す、50年、100年の大事業であります。 私達の郷土北本を、埼玉の県央地域の広域社会の、新しい中心とすべき、市民、議会、行政が一致協力して、JR東日本に対し新駅設置要望書の提出を議会に求めるものです。

【請願事項】

  1. 来年度に圏央道が開通する見通しの中、30年来の市民活動の成果ともいえる、JR高崎線桶川北本間新駅の開設に向け、JR東日本に対し、北本市が新駅設置要望書を早急に提出すべく市民の総意として北本市議会が決議されること。
     

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