平成26年第4回北本市議会定例会請願文書表 議請第12号
受理番号 | 議請第12号 |
受理年月日 | 平成26年11月19日 |
件名 | 高崎線桶川・北本間新駅設置促進期成会から市議会議長の退会を求める請願 |
請願者の住所 及び氏名 |
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請願の趣旨 | 別記のとおり |
紹介議員氏名 | 現王園孝昭、工藤日出夫、金子眞理子 |
請願趣旨
日頃、市議会議員の皆様には市民福祉の増進にご尽力賜り感謝申し上げます。
さて、私は「高崎線桶川・北本間新駅設置促進期成会」から市議会議長の退会を求めます。
新駅設置促進が目的の「高崎線桶川・北本間新駅設置促進期成会」という任意団体に市長が会長、市議会議長が副会長となって要職を担っていることは大きな問題です。
さらに、市長提案で平成25年12月15日に行われた新駅建設を問う住民投票は投票率が62.34%と過半数を大きく超えた上に、反対が賛成票の約3.2倍(投票総数の7割以上を占めた)にも達し、明確に民意を示す結果になりました。
しかし、未だに、高崎線桶川・北本間新駅設置促進期成会に市議会議長が副会長という要職を担っています。
議会の最も大きな役割は「市民の合意を作り出すこと」、議員が徹底して討議し「市民合意」を作り出して決定することです。
そのうえで議会は、議会の決定に基づいて、決定の趣旨を生かして市長が仕事をしているか「行政の監視」をすることです。議会は、意思決定機関として行政をチェックすることです。
北本市自治基本条例(議会の責務)第6条第2項には、議会は、市政運営への監視機能を高めるとともに、市民福祉の増進に努めなければならない。と北本市自治基本条例にも定めています。
そもそも新駅設置促進期成会に議会が加入したのは平成16年7月25日、新駅設置促進期成会設立総会に向けて、準備会会長の石津市長から市議会議長あてに北本市は行政という団体で加入する。
議会も市議会という団体で加入することを文書で要請され、当時、議長を含め11名を議会の代表として加入を文書で回答し、現在に至っています。
前述のとおり議員は議会において市長の案件に対し可否を判断し又は修正を求めること等が有権者から負託されているチェック機関であり、審議機関ですから、期成会に議長(市議会が市議会という団体)として入会していることは問題であり退会すべきです。
加えて、議会からは、正副議長、議員13名等から構成され、会費も税金から負担金として支払われています。
北本市自治基本条例(議員の責務)第7条には、議員は、住民の信託にこたえ、公平、公正かつ誠実に職務を遂行しなければならない。と定めています。
以上、述べたとおり、市議会議長の「高崎線桶川・北本間新駅設置促進期成会」への加入は、北本市自治基本条例(議員の責務)公平、公正性の観点からも大きな問題であり「高崎線桶川・北本間新駅設置促進期成会」から市議会議長の退会を求め請願いたします。
請願事項
「高崎線桶川・北本間新駅設置促進期成会」から市議会議長の退会を決議し、直ちに、同期成会会長に役員会及び臨時総会を要請し、期成会規約に基づく北本市議会議長の退会を遅くとも平成27年度予算編成までに実現させることを以上請願する。
更新日:2021年03月31日