平成26年第4回北本市議会定例会請願文書表 議請第10号
受理番号 | 議請第10号 |
受理年月日 | 平成26年11月19日 |
件名 | 「新駅に関する特別委員会」等の設置を求める請願 |
請願者の住所 及び氏名 |
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請願の趣旨 | 別記のとおり |
紹介議員氏名 | 桂 祐司、高橋伸治、渡邉良太 |
請願趣旨
北本市では新駅設置に向けJR東日本株式会社に対して、北本市の街づくり振興計画にも基づき、新井市政、加藤市政、石津市政を含め長年に渡り、一貫して要望活動を実施して参りました。
又関連して、基金制度も設け実現に向け準備してまいりました。加えて当地の圏央道は多くの陳情・要望活動の結果、県下唯一の掘割り構造で新駅設置を想定した構造となり、合わせて北本市も新駅予定地の一部土地を先行取得し、圏央道の上部を駐車場・駐輪場に利用するための蓋掛け事業を実現して参りました。
ご承知のとおり来年には高崎線の東京駅までの乗り入れ、北陸新幹線の延伸等々、鉄道による日本中の便利が進む状況の中、その便利の享受を一人でも多くの市民のものとし、新駅より波及する様々な力を生かし、又、圏央道開通並びに近くに設置される東西両ICを活用し、顧みれば昭和3年に先人の努力により開業し発展して来た北本駅の例を見るまでもなく、「新駅力」と「圏央道力」を生かした我が北本をさいたま県央エリアの中心にすべく、大局に立った、時に専門的かつ未来志向の観点に立った特別委員会等を設置し、具体策を議会として市民にお示し頂きたい。
長年の各方面の努力の結果、昨年7月には、JR東日本株式会社より「新駅設置の正式協議に向けた要望書の提出ができる環境が整った」との回答をいただきました。県下のみならず、今や街の発展は便利でコンパクトで効率的街づくりにより、人口減、高齢化、少子化等々に対応し、加えて福祉の充実、各種ライフラインの更新等々、財源の確保を図り、新たな時代対応に向けこの好機を生かすべきと考えます。当新駅実現に当たっては、他市の新駅設置の例にならい地主等の協力による開発利益を活用し、市民の負担を極力少なくした建設資金計画を含め、調査・研究を重ね新駅実現に向けての議論を行う場として、北本市議会に特別委員会等を設置されるようここに請願致します。
請願事項
JR東日本株式会社による昨年7月の「新駅設置の正式協議に向けた要望書の提出ができる環境が整った」との回答に沿い、今日に至る長年の経過、並びに今後の北本市の未来動向を踏まえ、特に市民の負担を極力抑えた、新駅建設財源手当て(開発利益の活用)等を議会において調査・研究をする「新駅に関する特別委員会」等の設置を求める。
更新日:2021年03月31日