北本市産業振興ビジョン
北本市産業振興ビジョンを策定しました
1 北本市産業振興ビジョン策定の主旨
第五次北本市総合振興計画において、「市民との協働による持続可能なまちづくり」を基本理念として、「緑にかこまれた健康な文化都市~市民一人ひとりが輝くまち北本~」との将来都市像を定めるとともに、産業面では「産業が創出・活性化され活力に満ちています。」とのまちの姿を示しています。
今回、この将来都市像の実現に向けて、社会・経済の潮流、本市と周辺地域との特徴を明確化した上で、アンケートによる市内事業所・農業経営者の動向を把握し、策定委員会の議論を経て、新たな産業振興ビジョンを策定しました。
前産業振興ビジョンの到達点と課題を踏まえ、再度、本市の産業振興の必要性を明らかにし、目標と基本方針、推進体制、取り組む分野・分野別施策を定めています。
実施主体が明確で進捗がわかる計画とするために、推進体制は(仮称)北本市産業振興円卓会議(以下「産業振興円卓会議」という。)を設置し、行政のみでなく、市全体で協働と連携による産業振興の取組を行うこととしています。また、3年間のアクションプランを別途策定し、毎年度ローリング方式で、事業者団体、事業者、行政が、産業振興円卓会議で相互に調整し、見直しできるようにします。
本ビジョンは、大きな方向性を示すとともに、実践を通じて修正、改善していく仕組みを組み込んでおり、今後大きな変化が予想される社会・経済状況にも対応可能な計画としています。
2 目標と基本方針
目標 1 :地域に大きな付加価値をつくり、雇用と税収を発生させる
目標 2 :市のブランド・個性を高め、市民の生活の満足度、まちの価値、精神的な豊かさを創造する
基本方針:協働と連携による持続可能な産業まちづくり
3 ビジョンの性格
(1)北本市の求心力を高める
産業経済の中心性の乏しさを克服するため、市内に人と産業を呼び込む求心力を高めることを追求します。
(2)地域に協働と連携を創出する
求心力を高めるためには、地域に協働と連携のネットワークをつくることが必要となります。その中心となる組織を含めて、地域に核とネットワークを創出することを前面に打ち出した内容とします。
(3)実施主体が明確で進捗がわかる
実施事業について、実施主体と協働・連携関係が明確でその進捗が見える計画とします。大きな方向性を示すビジョンと、個別事業により構成されるアクションプランに分け、進捗については、毎年相互にチェックが入る仕組みをつくります。
更新日:2024年04月01日