広報きたもと号外(全国広報コンクール内閣総理大臣賞受賞記念、令和5年4月28日発行)

更新日:2023年04月28日

広報きたもと令和4年9月号が、全国広報コンクールの最高賞である内閣総理大臣賞を受賞しました。北本市は、昨年の同コンクールでまちへの愛着向上を目的に実施する屋外の仮設マーケット事業が内閣総理大臣賞を受賞しており、2年連続で自治体広報日本一に輝くこととなります。

これをお知らせするため、「広報きたもと」号外を発行しました。ぜひ、ご覧ください。

広報きたもと号外(令和5年4月28日発行)
広報きたもと号外(令和5年4月28日発行)

内容

内閣総理大臣賞受賞 市民がつくる「第3の居場所」特集が高く評価

広報きたもと令和4年9月号が、全国広報コンクール(日本広報協会主催、都道府県審査を通過した自治体作品448点を審査)の最高賞・内閣総理大臣賞を受賞しました。さらに、広報企画部門で「まちへの参加を創る・発信する 北本団地商店街活性化プロジェクト」が入選しています。

北本市は昨年の同コンクールで、まちへの愛着向上を目的とした屋外の仮設マーケット事業で内閣総理大臣賞を受賞しており、2年連続で自治体広報日本一に輝きました。1964年から続く同コンクールにおいて2年連続で内閣総理大臣賞を受賞したのは愛媛県内子町と北本市のみです。

 

手作りの広報紙で まちの価値を伝え残す

 

広報きたもとは、令和3年 5月号から印刷以外のすべての工程(紙面の企画・取材・編集)を職員が行う内製化を導入し、編集委託にかかっていた予算約700万円を削減。職員手作りの広報紙で、市民の皆さんがまちに価値を生み出す活動等をダイレクトにお届けしてきました。 受賞した令和4年9月号では、家庭や職場・学校に次ぐ「第3の居場所」をテーマとした特集「ここがわたしの居るところ」を企画。市役所芝生広場で定期開催する「&green market」を起点に、市内で生まれるさまざまな「居場所」やそこに参加する人たち、居場所づくりを仕掛ける人たちを取材し、7人3団体のインタビューを全12ページにわたり掲載しました。

 

居場所と人の関わりを連鎖する構成「抜きんでて秀逸」

特集を組むきっかけは、&green market参加者の「マーケットに自分の居場所ができて、アウェーに感じていた北本がホームになった」という声でした。

ここから、「第3の居場所」がその人の暮らしを豊かにする可能性に着目。北本団地シェアキッチン「中庭」で開催する「くりりんCAFE」や精神障がいの理解を広める「かがやきサロン」、大人も子どももウェルカムな「B.Jバスケット」などの居場所を取材。

「市内には多様な居場所があり、自分の望む場所を新たに作ることもできる」というこのまちが持つ豊かさを伝える紙面を作成。発行後は、特集に掲載した居場所を訪れる人が増え、「こういう場所があると知って救いになった」「記事を読んで元気をもらった」等の反響がありました。

コンクールでは、居場所と人との関わりを連鎖させる構成や言葉の切り取り方、メリハリのあるレイアウトや企画に対する強い意欲などが高く評価されました。

 

団地活性化 ふるさと納税で支援 「高難度な課題が着実に達成」

広報企画部門入選の「まちへの参加を創る・発信する 北本団地商店街活性化プロジェクト」は、団地出身・在住メンバーによるまちづくり会社「暮らしの編集室」がUR都市機構や株式会社良品計画、北本市らと連携し、シャッターが続く団地商店街の空き店舗を改装してシェアキッチン&ジャズ喫茶「中庭」、シェアアトリエ「まちの工作室『てと』」を団地活性化拠点としてオープンしたものです。

このプロジェクトに対し、市はふるさと納税を用いたクラウドファンディングで支援。趣旨に賛同した方々から市内外問わず寄附が集まり、目標寄附額を達成。さらに、プロジェクトの経緯を広報きたもとへ特集として掲載。また、店舗の改装DIYワークショップを開催し、寄附者や市民にオープン前から関わってもらい、その拠点のファンづくりに繋げました。

「中庭」と「まちの工作室てと」が商店街にオープンしたことにより、世代や団地内外を問わない新たなコミュニティの繋がりが生まれ、北本団地の活性化に寄与しています。さらには、賑わいを取り戻し始めた商店街への出店希望者が増えており、今後ますますの発展が見込まれています。

コンクールでは、「市民提案型クラウドファンディング事業を通じて、市民のニーズを吸い上げ、幅広な協働作業を生み出し、「自分事」として市民をぐいぐいと巻き込んでいく手腕を評価する。北本団地の活性化という高難度な課題が長期的な取り組みによって着実に達成されている点が素晴らしい」との評価を受けました。

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