【8月19日】第39回北本市防災訓練に参加しました

更新日:2021年03月31日

投稿者(市民リポーター)佐藤正子さん

こんにちは。市民リポーターの佐藤正子です。
8月19日、第39回北本市防災訓練が行われました。
はしご車が止まり隊員の方々が作業をしている写真消防車両が3台ほど止まっている写真5台ほどの放水車両が縦列に止まっている写真

8時30分に防災無線によるサイレン吹鳴訓練。
そして、安否確認訓練では、各自、自宅の見えやすいドアや門などに色つきタオルを掲げます。タオルを掲げることで、周囲の人々に「わたしは無事です」というメッセージを伝える、という訓練です。

避難訓練の後は、北本市役所の芝生広場に集合。9時の開会宣言とともに、訓練開始です。

北本市防災訓練芝生広場に隊員達が市民の方々の前に並び集合している写真

市役所の芝生広場と駐車場には、たくさんの訓練・体験コーナーが設けられました。

訓練・体験コーナーの準備をしている隊員の方々の写真タンスの下敷きになっている人を助け出す訓練をしている写真大きな白いトラックと特殊車両が停まっている写真

訓練のコーナーでは、「車いす体験」「こども消防団放水訓練」「煙体験訓練」「初期消火訓練」「救出訓練」「結索訓練」「救命訓練」「119番通報訓練」「応急救護訓練」「炊き出し訓練」等。

そのほか、芝生広場では、「高所放水訓練」が行われ、高さ20メートルのはしご車からの放水訓練を会場にいる参加者全員で見学しました。

はしご車の高所から放水訓練をしている写真

「車いす体験」では、初めて車いすに乗ってみて、使い方を教えていただきました。

「救出訓練」では、タンスの下敷きになっている人を救出します。消防団の皆さんに教わりながら、工具を使って、タンスを一定の高さまで上げるのですが、必死で工具を動かしました。

結索訓練では、「巻き結び」「もやい結び」を教わりました。「巻き結び」は簡単に結ぶことができ、解くのが容易で、確実に結べば強度のある結び方だそうです。「もやい結び」は重さに強く結び目も動かないことから、作った輪の形の部分も大きさが変わらないとのこと。私も教わりながら、実際に結んでみました。
日常生活でも荷物を束ねる時など、普段から知っていると便利ですし、災害時にも役に立つと思いました。
鉄パイプに巻き結びをしている写真

体験コーナーでは、自衛隊車両や警察のパトカー・白バイ、特殊車両に子どもたちが乗れるコーナーもありもありました。

自衛隊車両が停まり見学をしている親子連れの写真高さのあるベンツの特殊車両の写真

その他、東京電力の停電を直す車、給水車も展示されており、実際に災害にあった時のことをイメージすることができました。

トラックの荷台に給水タンクを積んだ給水車の写真
119番通報訓練では、消防署の指導のもと、実際に119番に電話をしてみるのですが、自分で想像していた以上に緊張しました。途中でシドロモドロな話し方になっていました。
万一の通報時には、慌てずに正確に伝えられることが大切だと思いました。

各コーナーの9つのスタンプを集めると、炊き出しコーナーへ。

スタンプ台紙の写真

炊き出しコーナーでは、自分で食べるためのお皿を新聞で作ります。舟の形をしたお皿で、ビニール袋を被せます。

新聞紙にビニールをかけて作ったお皿の写真
炊き出しは、北本トマトカレー!!

北本トマトカレーの炊き出しの写真
手作りのお皿に盛って、美味しくいただきます。

今回の防災訓練では、初めて体験したことや、今まで何度か体験した訓練もありましたが、
一度で完璧に覚えることが難しいことも、何度も訓練を繰り返すことで、万一の際にできるようになるのだと思います。
これからも、定期的に防災訓練に参加していきたいと思いました。