【11月18日】消防団特別点検に行ってきました。

更新日:2021年03月31日

投稿者(市民リポーター)佐藤正子さん

こんにちは。市民リポーターの佐藤正子です。

11月18日に「消防団特別点検」が開催されました。

会場の北本中学校グラウンドには、北本市内の全消防団・6分団が集合しました。

消防団の男性たちが広場に整列している写真

8月4日に開催された「埼玉県消防操法大会」で 消防団第3分団がポンプ車操法の部で優秀賞を受賞。操法技術を競う大会でしたので、「がんばるぞー!!」という団結した雰囲気。今日の消防団特別点検は写真を撮るのも緊張感でいっぱい。始めの礼式では厳粛な雰囲気でした。

広場に消防車が横並びに並んでいる写真

礼式の後、休憩後に「ポンプ車操法」が行われました。

「ポンプ車操法」は、「消防操法」に基づいた基本的な操作、手順です。実際の消火活動に備え、訓練として行われます。

消防車に消防団の男性たちが乗り込もうとしている写真

消防団の男性たちがポンプを持っている写真

「ポンプ車操法」は、前半は第1分団から第3分団。後半は第4分団から第6分団までと、2回に分けて行われました。

その後、実際に水を使用して、「埼玉県消防操法大会」で入賞した第3分団によるポンプ車操法です。

校庭に設置しておいた水槽から水をポンプ車でくみ上げ、火点と呼ばれる目標物へ向けて第1線、第2線と2つの放水を行います。

ポンプ車から火点までは、約50メートル。

全力で走り、ホースを運び、放水の準備を行います。

消防団の男性が地面にホースを投げている写真

ホースの周りを消防団の男性たちが走っている写真

そして目標物へ放水です。

消防団の男性たちがホースをもって放水している写真

基本動作は素早く、正確に行われます。隊員全員の動きが、とても綺麗に揃っています。隊員同士の動作の一つ一つが、美しい所作のようにも感じます。

そして、「ポンプ車操法」を行う前、消火後には必ず、各隊員が自分の体を一つ一つ手で触れながら確認する他、道具の点検も行っていきます。消火後の道具の点検や身体の確認を行っており、点検を行うのも作業の一つとして含まれているのだそうです。私は、この所作が好きでして、常に点検をしっかり行うからこそ、安全に消火活動が行われていくのだと思います。

消防車の前に4人の消防団員が直立で並んでいる写真

ポンプ車操法の後は、閉会式です。

黒いスーツを着た消防団員たちが行進をしている写真

入場後長年にわたり活躍された皆さん、消防団の皆さんの表彰が行われました。

消防団員たちが並んで代表者に向かって敬礼をしている写真

閉会式の後は、各分団に分かれて記念撮影です。

消防団員たちが消防車の前に並んで記念撮影をしている写真

消防団は現在6分団全員で132名とのこと。

地域防災で中心的な役割を担っており、万一の火災や災害発生時に備え、日々訓練を行っています。消防団の活動は主に夜間や休日で、皆さん仕事をしながら、頑張っています。

また、8月の「北本市防災訓練」では「救出訓練」等、私たち市民が自力で習得するのは難しいような作業を、消防団の皆さんが笑顔で親切に教えてくださいました。

「北本市防災訓練」「消防団特別点検」を通して、消防団がとても頼もしく身近な存在に感じました。

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