【11月18日】消防団特別点検に行ってきました。
(市民リポーター)佐藤正子さん
こんにちは。市民リポーターの佐藤正子です。
11月18日に「消防団特別点検」が開催されました。
会場の北本中学校グラウンドには、北本市内の全消防団・6分団が集合しました。
8月4日に開催された「埼玉県消防操法大会」で 、 消防団第3分団がポンプ車操法の部で優秀賞を受賞。操法技術を競う大会でしたので、「がんばるぞー!!」という団結した雰囲気。今日の消防団特別点検は写真を撮るのも緊張感でいっぱい。始めの礼式では厳粛な雰囲気でした。
礼式の後、休憩後に「ポンプ車操法」が行われました。
「ポンプ車操法」は、「消防操法」に基づいた基本的な操作、手順です。実際の消火活動に備え、訓練として行われます。
「ポンプ車操法」は、前半は第1分団から第3分団。後半は第4分団から第6分団までと、2回に分けて行われました。
その後、実際に水を使用して、「埼玉県消防操法大会」で入賞した第3分団によるポンプ車操法です。
校庭に設置しておいた水槽から水をポンプ車でくみ上げ、火点と呼ばれる目標物へ向けて第1線、第2線と2つの放水を行います。
ポンプ車から火点までは、約50メートル。
全力で走り、ホースを運び、放水の準備を行います。
そして目標物へ放水です。
基本動作は素早く、正確に行われます。隊員全員の動きが、とても綺麗に揃っています。隊員同士の動作の一つ一つが、美しい所作のようにも感じます。
そして、「ポンプ車操法」を行う前、消火後には必ず、各隊員が自分の体を一つ一つ手で触れながら確認する他、道具の点検も行っていきます。消火後の道具の点検や身体の確認を行っており、点検を行うのも作業の一つとして含まれているのだそうです。私は、この所作が好きでして、常に点検をしっかり行うからこそ、安全に消火活動が行われていくのだと思います。
ポンプ車操法の後は、閉会式です。
入場後長年にわたり活躍された皆さん、消防団の皆さんの表彰が行われました。
閉会式の後は、各分団に分かれて記念撮影です。
消防団は現在6分団全員で132名とのこと。
地域防災で中心的な役割を担っており、万一の火災や災害発生時に備え、日々訓練を行っています。消防団の活動は主に夜間や休日で、皆さん仕事をしながら、頑張っています。
また、8月の「北本市防災訓練」では「救出訓練」等、私たち市民が自力で習得するのは難しいような作業を、消防団の皆さんが笑顔で親切に教えてくださいました。
「北本市防災訓練」「消防団特別点検」を通して、消防団がとても頼もしく身近な存在に感じました。
更新日:2021年03月31日