【11月17日】「消防団特別点検」に行ってきました
(市民リポーター)佐藤正子さん
こんにちは。市民リポーターの佐藤正子です。
11月17日に「消防団特別点検」が開催され、 会場の北本中学校グラウンドには、北本市内の全消防団・6分団が集合しました。
始めの礼式では国旗掲揚、団旗入場、開会宣言が行われます。
とても厳粛な雰囲気で、緊張感でいっぱい。
その後、人員および服装点検です。
機械器具の点検です。
礼式の後、休憩後に「ポンプ車操法」が行われました。
「ポンプ車操法」は、「消防操法」に基づいた基本的な操作、手順です。実際の消火活動に備え、訓練として行われます。
「ポンプ車操法」は、2回に分けて行われました。
前半は、前列から第5分団、第6分団、第4分団。
後半は第1分団、第2分団、第3分団です。
火点と呼ばれる目標物へ向けて第1線、第2線と2つの放水を行います。
今回は、水を使用せず、一連の動作が行われます。
ポンプ車から火点までは、約50メートル。
全力で走り、ホースを運び、放水の準備を行います。そして目標物へ放水です。
基本動作は素早く、正確に行われます。全6分団、隊員全員の動きが、とても綺麗に揃っています。隊員同士の動作の一つ一つが、とても美しいです。
そして、「ポンプ車操法」を行う前、消火後には必ず、点検作業です。各隊員が自分の体を一つ一つ手で触れながら安全を確認する他、道具の点検も行っていきます。
点検を行うのも大切な作業の一つです。常に点検をしっかり行うからこそ、安全に消火活動が行われていくのだと思います。
ポンプ車操法の後に行われる閉会式では、 長年にわたり活躍された皆さん、消防団の皆さんの表彰が行われました。
閉会式の後は、各分団に分かれて記念撮影です。
今年の秋の台風では大きな被害に。北本市でも荒川付近で水害が起こり、消防団が出動、救助活動を行いました。
火災の他にも地震や台風などの自然災害への備えも大切です。
消防団は、地域防災で中心的な役割を担っており、万一の火災等の災害発生時に備え、訓練を行っています。
消防団の活動は夜間や休日が中心で、皆さん仕事をしながら、日々頑張っています。
地域にも詳しいことから、災害緊急時には、とても心強いです。
「北本市防災訓練」「消防団特別点検」を通して、消防団がとても頼もしく身近な存在に感じました。
更新日:2021年03月31日