【11月17日】「消防団特別点検」に行ってきました

更新日:2021年03月31日

投稿者(市民リポーター)佐藤正子さん

こんにちは。市民リポーターの佐藤正子です。

11月17日に「消防団特別点検」が開催され、 会場の北本中学校グラウンドには、北本市内の全消防団・6分団が集合しました。

青空の下、北本中学校グランドに整列するたくさんの消防団員の写真

始めの礼式では国旗掲揚、団旗入場、開会宣言が行われます。

とても厳粛な雰囲気で、緊張感でいっぱい。

その後、人員および服装点検です。
 厳粛な雰囲気の中、黒い制服を着た消防団が二手に別れ整列している写真

機械器具の点検です。

側面に6と書かれた消防車の後で制服を着た消防団員が等間隔に間をあけて並んでいる写真

礼式の後、休憩後に「ポンプ車操法」が行われました。
「ポンプ車操法」は、「消防操法」に基づいた基本的な操作、手順です。実際の消火活動に備え、訓練として行われます。

「ポンプ車操法」は、2回に分けて行われました。

前半は、前列から第5分団、第6分団、第4分団。

直立する指導者1名とホースを持つ3名の消防団員の写真

後半は第1分団、第2分団、第3分団です。

4名の指揮者とホースを持つ複数の消防団員の写真

火点と呼ばれる目標物へ向けて第1線、第2線と2つの放水を行います。
今回は、水を使用せず、一連の動作が行われます。
ポンプ車から火点までは、約50メートル。
全力で走り、ホースを運び、放水の準備を行います。そして目標物へ放水です。

ホースを運び放水の準備をする複数の消防団員の写真

基本動作は素早く、正確に行われます。全6分団、隊員全員の動きが、とても綺麗に揃っています。隊員同士の動作の一つ一つが、とても美しいです。

そして、「ポンプ車操法」を行う前、消火後には必ず、点検作業です。各隊員が自分の体を一つ一つ手で触れながら安全を確認する他、道具の点検も行っていきます。

側面に3と書かれた消防車へホースを収納し指揮者指示の元、点検を行っている様子の写真

点検を行うのも大切な作業の一つです。常に点検をしっかり行うからこそ、安全に消火活動が行われていくのだと思います。

ポンプ車操法の後に行われる閉会式では、 長年にわたり活躍された皆さん、消防団の皆さんの表彰が行われました。
朝礼台の横に並べられた4本の優勝旗と表彰される消防団員の写真

閉会式の後は、各分団に分かれて記念撮影です。
 
消防車の前で記念写真を撮る大勢の消防団員の写真

消防車の前で記念写真を撮る大勢の消防団員のアップの写真

今年の秋の台風では大きな被害に。北本市でも荒川付近で水害が起こり、消防団が出動、救助活動を行いました。

火災の他にも地震や台風などの自然災害への備えも大切です。

消防団は、地域防災で中心的な役割を担っており、万一の火災等の災害発生時に備え、訓練を行っています。

消防団の活動は夜間や休日が中心で、皆さん仕事をしながら、日々頑張っています。
地域にも詳しいことから、災害緊急時には、とても心強いです。

「北本市防災訓練」「消防団特別点検」を通して、消防団がとても頼もしく身近な存在に感じました。