【5月4日】食べておいしい!!撮って楽しい!! 北本トマト直売所を訪ねて

更新日:2021年06月08日

投稿者(市民リポーター)山北陽子さん

こんにちは~。市民リポーターの山北陽子です。

北本市といえば「トマト」ですが、市民リポーターになりたての頃は、トマト畑とかあまり見かけたことないなぁ、なぜ北本がトマトなんだろう?と思っていました。

なぜトマトなのか?に関しては、大正14年、全国に先駆けて北本市がトマト栽培を始め、青果販売だけでなく、トマトピクルスやトマトクリームなどの加工品なども生産し、高い評価を得ていたことに由来する、ということを後に知りましたが。。。。。

 

そして一昨年の2019年、トマトの直売所があることを知りウォーキングを兼ねて買いに行ったのが、今回取材させていただいた加藤トマト園さんの「有機野菜直売所」でした。

それが本当に楽しくてずっと記事にしたいなぁと思っていたので、今回こうして記事を書かせていただけるのがとても嬉しいです😊

直売所外観

取材の日は、とっても良い天気。トマトも買う気満々だったのでエコバック持参でお伺いしました。

 

この日は14時にお約束だったのですが、到着した時はすでにお客様がたっくさん!!!

ミニトマトをスタッフさんが補充してくれてもすぐに無くなっていく程の大盛況!!!

大盛況の店内


この日、店内には色んな種類のトマトの他、キャベツやスナップエンドウなどの野菜や、お漬物などの加工品、そして我らが北本トマトカレーなども所狭しと並んでいました(が、どんどん無くなっていきます。。。)

店内に並ぶ商品たち

 

この直売所ではミニトマトが量り売りです。これがほんっとに楽しいシステムなのです。

100グラム=120円 で色々な種類のカラフルなミニトマトを好きなだけビニールに詰めていきます。
この日あったミニトマトの種類は・・・・・・・

・ぜいたくトマト
・イエローホープ
・シンディースイート
・シンディーオレンジ
・チアちゃん
・ぷちぷよ
・サンシトロン
・ブラッディータイガー
・ピンキー
・フラガール
・フラガールオランジュ
・サリーナエメラルド
・チョコちゃん
・サングレープ
・みどりちゃん
・トスカーナバイオレット
・トマトベリー
・イエローミミ
・キリちゃん
・シシリアンルージュ
・ミキちゃん
・ロッソナポリタン
・イエローアイコ
・アイコ
・オレンジアイコ
・カロちゃん
・アルル

なんと全部で27種類!!!!! もうこれだけで気分があがりまくりです。ミニトマトだけでこんなにあるんですよっっっ!!!

 


ちなみにビニール袋は店内に用意されています。でも、もっと大きいマイバックに詰めて購入されるヘビーユーザーさんもいらっしゃるそうです☆

店内に用意されているビニール袋

 

ちなみに私がこの日に購入したのはこちら↓↓↓
このほかにキャベツも連れ帰りました。

ミニトマトが詰まったビニール袋を手で持っている写真

中玉トマトを2袋をかごに乗せている写真


色合いがきれいなので、写真を撮るのも気合が入ります(笑)
それにしても、直売所なので新鮮さはピカイチです☆

こんな素敵な直売所を経営されている加藤浩さんに、今回はいろいろとお話を聞かせていただきました。

直売所を経営する加藤さん

加藤さんのお名刺には、全国野菜園芸技術研究会常任理事、全国土の会副会長、埼玉県野菜園芸技術研究会副会長、埼玉県指導農業士、そして、北本トマトカレーの会副会長とたくさんの肩書が。そう、この加藤さんこそ、いまや全国に名前を轟かせている「北本トマトカレー」を生み出したすごい人なのです!!! めっちゃ緊張っっっ💦

 

この私の緊張を見越してか、加藤さんは直売所の歴史やトマトの話など、どんどん話してくださいました。


直売所がオープンしたのは昭和63年。路地野菜農家さん、きゅうり農家さんと加藤農園さんの3軒が共同でスタートされたのだそうです。
その後、後継者問題などで他の農家さんが撤退されたため、現在は加藤さんが経営されているそうですが、店頭にあるお漬物やトマト以外の野菜などは、他の農家さん等からの委託販売などもあるとのこと。

 

直売所オープン以降、時代の流れとともにトマトの販売方法も多様化し、市場への出荷と直売メインだったものが、平成10年頃からはスーパーの地元野菜コーナーなどが設立されたりとJA以外でも販路が広がっているそうですが、実は北本市内には大規模なトマト農家は10軒もなく生産量が限られているため、他県には流通しない大変希少価値の高いトマトだということを教えていただきました。

北本トマトを生食でいただくのは、とっても贅沢なことなんですね。

 

また、加藤さんのご厚意で、農園見学もさせていただきました😊

農園のハウス

ハウス内で育つトマト

ハウス内で育つトマトや他の野菜の写真

50mもあるハウスですくすく育つトマト達。よく見ると葉っぱや茎に産毛があって、触ってみるとペトペトと樹液がつくのですが、これでトマトは外敵から身を守っていることや、トマトの実のなる房部分は先にできた房部分より90度、角度を変えて出来るようになっていて、必ずたくさん太陽の光を浴びれるようになることなど興味深い話もたくさん教えていただきました。

トマト以外にもネギやきゅうり等の野菜や、お父様の趣味の珍しいサボテン等も多種あって、取材ということを忘れてしまうほどに楽しかったです。

 

また、立ち並ぶハウスの道沿いにあるガードレールにはトマトの絵がっ🍅🍅🍅

ハウス横のガードレール

 

ハウスから直売所へ戻ってみると、ミニトマトがもうこんな状態になっていました。
それでも、お客様はひっきりなしにやってきていました。

ミニトマトの箱の中がほぼ空になった様子

やはり早めに来たほうがいいかもしれません・・・

 

北本トマトの聖地と言っても過言ではないであろう加藤トマト園の直売所は、実は期間限定オープンのお店です。営業時間などは下記のとおりです。

2021年度は3月2日~7月中旬までオープン予定(気候などにより変更あり)

火水木金・・・13:30~16:30
土日・・・・・13:30~15:00
*月曜日は定休日

電話・・・090-1667-0079
Instagram・・@tomato_kato_kitamoto
Facebook・・https://www.facebook.com/加藤トマト園/

 

 

直売所での楽しみはこれだけでは終わりません。
トマトを入手し帰宅後は、さらに楽しい時間が待っているのです。
まずはトマト達を広げてインスタ映えを狙った?撮影タイム!!!!!!!!

かごに乗った色とりどりのミニトマト写真1かごに乗った色とりどりのミニトマト写真2

かごに乗った色とりどりのミニトマト写真3


カラフルだから写真を撮るのもワクワクします。

 

一通り撮り終わったら次に待っているのは、お料理タイム!!!!!!!!
加藤さんは、生で食べるのがやっぱり一番おいしいと言われていたので、もちろん生でつまみ食いをしながら、今回はミニトマトのマリネを作ってみました。

カラフルなミニトマトのマリネ写真1

カラフルなミニトマトのマリネ写真2

カラフルなミニトマトのマリネ写真3

他に、加藤さんに生食以外のオススメの食べ方は?と質問したところ、やはりトマトカレーで食べてみて欲しいとのことでした。トマトカレーには三大原則として

・ライスをトマトで赤くすること
・ルーにトマトを使用すること
・トッピングにトマトを使用すること

というのがあるのですが、加藤さんいわく、ご家庭でつくるときは三原則にこだわらずにどんどんトマトを使っておいしく食べてくださいとのことでした。

ちなみに以前、一凛珈琲さんで食べた北本トマトカレーはこちらです。(ご参考までに。)
一凛コーヒーの北本トマトカレー

北本トマトカレーには、レトルトだけでなく、フレークタイプもあるので今度は自家製北本トマトカレー作りにもトライしたいと思います。


なお、北本トマトカレーブランドで毎年期間限定で発売される北本トマトカレーパン。
私も大好きで、毎年発売されると必ず記事を書かせていただいておりますが、
今年はなんとな~んと、ヤマザキより4種類も発売される予定だそうです!!!!!!!

これは楽しみですね。来月6月より発売予定とのことですので、発売日時や販売店などを要チェックしながら待機したいと思います。