令和2年度決算状況

更新日:2021年12月07日

 令和2年度の一般会計および特別会計の決算状況をお知らせします。

※令和2年度一般会計および特別会計の歳入歳出決算については、令和3年第3回定例会に提案し、議会閉会中の継続審査となりましたが、令和3年11月30日、令和3年第4回定例会において議会の認定を受けました。

※端数処理のため、合計が合わないことがあります。

 令和2年度一般会計決算における歳入総額は290億4,257万円、歳出総額は278億5,291万円で、歳入歳出差引額は11億8,966万円となり、令和3年度へ繰り越すべき財源3,913万円を差し引いた実質収支は、11億5,053万円の黒字となりました。また、実質収支から、令和元年度からの繰越金10億1,551万円と基金取崩金2億6,937万円を差し引き、基金積立金5億1,204万円を加えた、令和2年度の純粋な収支である実質単年度収支は、3億7,770万円の黒字となりました。

一般会計

 令和2年度の一般会計決算は令和元年度と比べて歳入総額は36.6パーセント、歳出総額は37.6パーセントの増加となりました。
 主な増減として歳入では、繰入金が34.3パーセント、2億9,945万円、市債が15.3パーセント、2億5,730万円減少したのに対し、国庫支出金が252.6パーセント、76億756万円、寄附金が139.6パーセント、3億5,262万円の増加となりました。
 歳出では、土木費が13.1パーセント、2億2,799万円、農林水産業費が65.7パーセント、1億6,506万円減少したのに対し、総務費が267.8パーセント、72億257万円、教育費が27.2パーセント、5億501万円の増加となりました。

令和2年度の主な経費

総務費関係

総務費とは・・・各種計画の推進、システム管理、徴税、財務などのための経費です。

特別定額給付金支給業務、ふるさと納税業務等の企画財政事務に必要とした経費 81億1,109万円

庁舎等財産の維持管理に必要とした経費 2億 1,774万円

パソコン・ネットワーク等の情報管理事務に必要とした経費 1億7,176万円

民生費関係

民生費とは・・・障がい者や高齢者に対する福祉、子育て支援などのための経費です。

児童施設の運営費や児童手当支給業務等の児童措置費に必要とした経費 22億6,239万円

介護保険特別会計への繰出金等の社会福祉事務に必要とした経費 14億6,500万円

障がい者福祉事務に必要とした経費 12億7,865万円

生活保護扶助経費等の扶助費に必要とした経費 10億9,471万円

教育費関係

教育費とは・・・学校教育や生涯学習の充実、スポーツ等の振興のための経費です。

学校施設等の維持管理・整備に必要とした経費 8億3,640万円

指導員、支援員などの配置等に必要とした経費 2億8,004万円

公民館の運営に必要とした経費 2億2,941万円

土木費関係

土木費とは・・・道路、橋、河川、公園の整備などまちづくりのための経費です。

公共下水道事業会計へ負担、補助した経費 3億7,844万円

道路や道路照明灯、交通安全施設等の維持管理・整備に必要とした経費 2億1,443万円

公園施設の維持管理、整備等に必要とした経費 1億9,046万円

衛生費関係

衛生費とは・・保健、医療、環境などの、健康で衛生的な生活を送るための経費です。

ごみ処理事務に必要とした経費 7億5,479万円

予防接種・健康診査等の予防費に必要とした経費 2億7,951万円

妊婦・乳幼児健診等の保健衛生業務に必要とした経費 2億1,702万円

 

その他詳しくは令和2年度行政報告書をご覧ください。

一般会計歳入決算状況

一般会計歳入内訳
歳入 令和2年度(万円) 構成比(パーセント)
国庫支出金 1,061,878 36.6
市税 884,436 30.5
地方交付税 231,506 8.0
市債 142,280 4.9
県支出金 136,825 4.7
地方消費税交付金 131,979 4.5
繰越金 102,721 3.5
寄附金 60,521 2.1
繰入金 57,418 2.0
その他 94,693 3.2
合計 2,904,257  100.0

 

一般会計歳出決算状況

一般会計歳出内訳
歳出 令和2年度(万円) 構成比(パーセント)
総務費 989,190 35.5
民生費 881,134 31.6
教育費 236,179 8.5
公債費 226,699 8.1
土木費 151,727 5.5
衛生費 150,743 5.4
消防費 94,844 3.4
商工費 23,384 0.8
議会費 21,358 0.8
農林水産業費 8,622 0.3
労働費 1,412 0.1
合計 2,785,291 100.0

 

市民が負担した市税

 人口65,920人 世帯数29,758世帯 (令和3年3月31日現在)

市税の内訳
  総額(万円) 1人当たり(円) 1世帯当たり(円)
市民税 417,798 63,380 140,398
  うち個人市民税 383,690 58,205 128,937
うち法人市民税 34,108 5,174 11,462
固定資産税 375,048 56,894 126,033
都市計画税 39,616 6,010 13,313
市たばこ税 38,300 5,810 12,870
軽自動車税 13,523 2,051 4,544
入湯税 152 23 51
合計 884,436 134,168 297,209

 

全会計の歳出決算額の推移

歳出決算額の推移
  一般会計 特別会計 全会計総計
令和2年度 278億5,291万円 128億3,605万円 406億8,896万円
令和元年度 202億4,019万円 125億5,816万円 327億9,835万円
平成30年度 188億8,783万円 127億9,337万円 316億8,120万円
平成29年度 191億1,792万円 137億9,948万円 329億1,740万円
平成28年度 195億2,522万円 148億3,516万円 343億6,038万円
平成27年度 190億3,038万円 147億4,768万円 337億7,806万円

なお、公共下水道事業は、平成29年度から地方公営企業法の財務規定等を適用し、特別会計から企業会計へ移行していますので、特別会計には含まれていません。

1人当たりの市税負担額(決算額)の推移

市税負担額の推移
  平成27年度 平成28年度 平成29年度 平成30年度 令和元年度 令和2年度
1人当たり
(円)
135,043 139,109 135,423 134,406 134,779 134,168
税総額
(万円)
917,749 937,329 906,454 893,367 892,642 884,436
人口(人) 67,960 67,381 66,935 66,468 66,230 65,920

 市民1人当たりの額は各年度の決算額を各年度末の人口で割り求めた額です。

一般会計市債残高の推移

一般会計市債残高の推移
  平成27年度 平成28年度 平成29年度 平成30年度 令和元年度 令和2年度
市債残高
(未償還元金)

230億2,704万円

224億4,636万円

220億6,318万円

215億8,970万円

211億1,965万円

203億8,524万円

 

特別会計

特別会計の内訳
会計名 歳入 歳出
後期高齢者医療 9億2,404万円 8億9,871万円
久保特定土地区画整理事業 2億8,341万円 2億6,615万円
国民健康保険 65億4,953万円 63億2,812万円
介護保険 54億1,388万円 53億4,290万円
埼玉県央広域公平委員会 46万円 18万円

特別会計は、特定の事業をより円滑に進めるために、一般会計として分離して収支経理を行うものです。

なお、公共下水道事業は、平成29年度から地方公営企業法の財務規定等を適用し、特別会計から企業会計へ移行しています。

「令和2年度北本市公共下水道事業会計決算書」はこちら

※なお、令和2年度北本市公共下水道事業会計決算は、令和2年度一般会計および特別会計同様、令和3年第3回定例会に提案されましたが、議会閉会中の継続審査中です。

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