平成29年度決算状況

更新日:2021年03月31日

 平成29年度の一般会計および特別会計の決算状況をお知らせします。

※端数処理のため、合計が合わないことがあります。

 平成29年度一般会計決算における歳入総額は197億8,712万円、歳出総額は191億1,792万円で、歳入歳出差引額は6億6,920万円となり、平成30年度へ繰り越すべき財源1,588万円を差し引いた実質収支は、6億5,332万円の黒字となりました。また、実質収支から、平成28年度からの繰越金7億3,811万円と基金取崩金4億9,988万円を差し引き、基金積立金3億7,007万円を加えた、平成29年度の純粋な収支である実質単年度収支は、-2億1,460万円の赤字となりました。

一般会計

 平成29年度の一般会計決算は平成28年度と比べて歳入総額は2.8パーセント、歳出総額は2.1パーセントの減少となりました。
 主な増減として歳入では、財産収入が47.1パーセント、1,235万円、繰入金が43.3パーセント、3億9,911万円減少したのに対し、株式等譲渡所得割交付金が135.0パーセント、2,887万円、寄附金が264.2パーセント、2,046万円の増加となりました。
 歳出では、総務費が17.3パーセント、4億5,899万円、農林水産業費が14.2パーセント、1,592万円減少したのに対し、土木費が23.4パーセント、3億4,361万円、消防費が5.0パーセント、4,847万円の増加となりました。

平成29年度の主な経費

民生費関係

民生費とは・・・障がい者や高齢者に対する福祉、子育て支援などのための経費です。

生活保護に必要とした経費 12億6,118万円

障がい者福祉に必要とした経費 11億6,461万円

介護保険特別会計への繰出金 6億1,509万円

保育所の運営に必要とした経費 4億9,971万円

総務費関係

総務費とは・・・各種計画の推進、システム管理、徴税、財務などのための経費です。

パソコン・ネットワーク等の情報管理事務に必要とした経費 1億3,634万円

戸籍住民基本台帳業務に必要とした経費 1億2,714万円

庁舎管理に必要とした経費 9,957万円

教育費関係

教育費とは・・・学校教育や生涯学習の充実、スポーツ等の振興のための経費です。

小・中学校の施設等管理に必要とした経費 3億5,616万円

公民館の運営に必要とした経費 2億9,442万円

指導員などの非常勤講師の設置等学校教育に必要とした経費 2億1,947万円

土木費関係

土木費とは・・・道路、橋、河川、公園の整備などまちづくりのための経費です。

公園の施設管理、整備に必要とした経費 4億8,566万円

公共下水道事業会計へ負担、補助した経費 4億6,500万円

道路や橋の管理、整備に必要とした経費 4億978万円

衛生費関係

衛生費とは・・保健、医療、環境などの、健康で衛生的な生活を送るための経費です。

ごみ処理事務に必要とした経費 7億2,989万円

健康診査・予防接種等予防費に必要とした経費 2億5,581万円

し尿処理に必要とした経費 6,990万円

 

その他詳しくは平成29年度行政報告書をご覧ください。

一般会計歳入決算状況

一般会計歳入内訳
歳入 29年度(万円) 構成比(パーセント)
市税 906,454 45.8
国庫支出金 286,462 14.5
地方交付税 182,248 9.2
市債 157,380 8.0
県支出金 115,123 5.8
地方消費税交付金 99,136 5.0
繰越金 82,759 4.2
繰入金 52,338 2.6
諸収入 26,810 1.4
その他 70,001 3.5
合計 1,978,712  100.0

 

一般会計歳出決算状況

一般会計歳出内訳
歳出 29年度(万円) 構成比(パーセント)
民生費 805,444 42.1
総務費 218,696 11.4
公債費 212,725 11.1
教育費 199,283 10.4
土木費 181,463 9.5
衛生費 134,890 7.1
消防費 102,569 5.4
議会費 23,650 1.2
商工費 21,845 1.2
農林水産業費 9,623 0.5
労働費 1,605 0.1
合計 1,911,792 100.0

 

市民が負担した市税

 人口66,935人 世帯数 28,913世帯 (平成30年3月31日現在)

市税の内訳
  総額(万円) 1人当たり(円) 1世帯当たり(円)
市民税 433,226 64,723 149,838
  うち個人市民税 380,041 56,778 131,443
うち法人市民税 53,185 7,946 18,395
固定資産税 384,315 57,416 132,921
都市計画税 39,434 5,891 13,639
市たばこ税 37,936 5,668 13,121
軽自動車税 11,543 1,725 3,992
合計 906,454 135,423 313,511

 

全会計の歳出決算額の推移

歳出決算額の推移
  一般会計 特別会計 全会計総計
平成29年度 191億1,792万円 137億9,948万円 329億1,740万円
平成28年度 195億2,522万円 148億3,516万円 343億6,038万円
平成27年度 190億3,038万円 147億4,768万円 337億7,806万円
平成26年度 209億4,318万円 136億6,188万円 346億506万円
平成25年度 213億1,564万円 136億6,373千円 349億7,937万円
平成24年度 197億8,064万円 135億129万円 332億8,193万円

なお、公共下水道事業は、平成29年度から地方公営企業法の財務規定等を適用し、特別会計から企業会計へ移行していますので、平成29年度の特別会計には含まれていません。

1人当たりの市税負担額(決算額)の推移

市税負担額の推移
  平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度
1人当たり
(円)
121,727 124,571 136,368 135,043 139,109 135,423
税総額
(万円)
841,694 857,121 933,301 917,749 937,329 906,454
人口(人) 69,146 68,806 68,440 67,960 67,381 66,935

 市民1人当たりの額は各年度の決算額を各年度末の人口で割り求めた額です。

一般会計市債残高の推移

一般会計市債残高の推移
  平成24年度 平成25年度 平成26年度 平成27年度 平成28年度 平成29年度
市債残高
(未償還元金)
194億7,405万円 216億7,058万円 231億8,315万円 230億2,704万円 224億4,636万円 220億6,318万円

 

特別会計

特別会計の内訳
会計名 歳入 歳出
後期高齢者医療 8億2,612万円 7億7,945万円
久保特定土地区画整理事業 3億5,166万円 3億4,019万円
国民健康保険 90億1,015万円 84億8,745万円
介護保険 42億8,732万円 41億9,204万円
埼玉県央広域公平委員会 66万円 35万円

特別会計は、特定の事業をより円滑に進めるために、一般会計として分離して収支経理を行うものです。

なお、公共下水道事業は、平成29年度から地方公営企業法の財務規定等を適用し、特別会計から企業会計へ移行しています。

「平成29年度北本市公共下水道事業会計決算書」はこちら

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