異なったワクチンを接種する場合の接種間隔について知りたい。
答え
令和2年10月1日から、定期予防接種施行令が改正され、異なるワクチン間の接種間隔が一部変更されました。注射生ワクチンを接種してから、異なる注射生ワクチンを接種する場合は、接種から27日以上の間隔をあけてください。
次回の予防接種 | ||||
注射生ワクチン | 経口生ワクチン | 不活化ワクチン | ||
今回の予防接種 | 注射生ワクチン | 27日以上間隔をあける | 制限なし | 制限なし |
経口生ワクチン | 制限なし | 制限なし | 制限なし | |
不活化ワクチン | 制限なし | 制限なし | 制限なし |
- 注射生ワクチン…BCG、おたふくかぜ、水痘、麻しん・風しん混合(MR)など
- 経口生ワクチン…ロタウイルス
- 不活化ワクチン…B型肝炎、インフルエンザ菌b型(ヒブ)、肺炎球菌、四種混合ワクチン、二種混合ワクチン、日本脳炎、 ヒトパピローマウイルス、インフルエンザなど
お子さんが同じ種類のワクチンを複数回接種する場合においては、ワクチン毎に推奨される接種間隔が定められています。
予診票と一緒にお渡ししている「予防接種と子どもの健康」をご参考の上、スケジュールに沿って接種しましょう。
新型コロナウイルスワクチンの場合
新型コロナウイルスワクチンは、上記の種類とは異なり、「mRNA(メッセンジャーRNA)」というワクチンの種類です。異なったワクチンを接種する場合の接種間隔は、次のとおりです。
新型コロナウイルスワクチンとインフルエンザワクチン | 同時接種可能です |
新型コロナウイルスワクチンとインフルエンザ以外のワクチン | 互いに、片方のワクチンを受けてから、2週間以上接種間隔をあけてください |
新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンとの同時接種については、単独で接種した場合と比較して、有効性及び安全性が劣らないとの報告があること等を踏まえ、令和4年7月22日開催の審議会において議論された結果、実施が可能となりました。新型コロナワクチンとインフルエンザワクチン以外のワクチンの同時接種については、現時点で安全性に関する十分な知見が得られていないため、実施できません。
詳しくは厚生労働省ホームページをご覧ください。
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更新日:2022年09月02日