市内に多く伝わる祭り囃子にはどんな歴史があるのですか。

更新日:2021年03月31日

答え

祭囃子の歴史は、京都の祗園囃子に始まるといわれています。囃子の「はやす」とは「神々の霊魂を分ける・増やす」といった意味を持っており、それによって災いを防ぐと考えられていました。市内には、明治から大正にかけて「江戸祭囃子」の中の「神田囃子」の流れを受けた「木ノ下流」「松山流」「杉山流」を継承し、現在に至っています。また同じ流派であっても、演奏団体によって違いがあり、各団体のごとの特徴となっています。祭り囃子の演奏に用いる楽器は、笛1、大太鼓1、締太鼓(しめだいこ)2、鉦(かね)1です。5人で演奏することから「五人囃子」とも呼ばれています。

この記事に関するお問い合わせ先

文化財保護課文化財保護担当
〒364-8633
埼玉県北本市本町1-111
電話:048-594-5566
ファックス:048-593-5985
お問い合わせはこちら